音圧のアップ

音圧のアップ

ミキシングにおいて、音圧のアップのためにフェーダーのバランスをとりましょう。effectに頼るという考え方ではなく、元の音がしっかりしていることが大前提。低音域と高音域が持ち上がって中音域がやや抑えられた状態にします。ドラムとボーカルを中心に、音程楽器が周りを囲みます。

  • バスドラムのボリュームをマイナス8~10デシベルぐらいで調整する。ここを基準にする。スネアドラムとハイハットはバスドラムよりほんの少し小さくする。クラッシュシンバルは、ハイハットより大きくする。ハイタム、ロータム、フロアタムは、スネアドラムとほぼ同じくらいか少し小さいぐらいにしましょう。
  • パーカッションの類は、スネアドラムやタㇺよりもやや小さくしましょう。色んなパーカッションの種類によって、ハイハットより少し上また少し下のときもあります。
  • ボーカルは、スネアドラムとバスドラムの間になります。ハモリのコーラス部分は、ボーカルの80~50%にします。
  • ベースは、大きいと全体が崩壊しますので、バスドラムより小さく、スネアドラムと同じくらいにします。
  • うわもの類は、ボーカルに負けるように入れましょう。エレキギター>ピアノ>アコギ>オルガンぐらいの感じで、目だたさせたい順で。
  • 更に、シンセサイザー、空間系エフェクト、マスターエフェクトなどが追加されていく。

コードの響きは、何が作る

コードの響きは、何が作る

コードの音の響きを決定的にしているものは、いったい何なのか?。コードのサード、3度の音とセブンス、7度の音が、コードの明るい暗いを決定しています。サード、3度とセブンス、7度がメジャー音程ならばコードは明るくなりますし、サード、3度とセブンス、7度がフラットしていれば、コードは、暗くなります。特に3度は、需要です。

オーギュメントコードは、サード、3度はメジャーの音程で、フィフス、5度の音がシャープしている状態です。オーギュメントの音を決めているのは、3度と特に5度ということになります。

ディミニッシュとハーフディミニッシュコードの音は、サード、3度がフラット、フィフス、5度がフラット、セブンス、7度が、ダブルフラット、ハーフディミニッシュは、セブンス7度がフラットということになります。ディミニッシュの音を決めているのは、3度と5度と7度ということになります。

ここからが本題で、何度の音が、そのコードの響きを決めているのかをしっかり把握できれば、コードの音の中から、これは省略してもかまわないトいったことが出来るようになります、例えば、ベースがルート音を担当しているので、ルートは省略してもいいとか、5度は明るい暗いに関係ないので省略してもいいとか。テンションコードの省略刑などに繋がってくる大事なことである。

揺らぎ系のエフェクト基本3種

揺らぎ系のエフェクト基本3種

揺らぎ系のエフェクトは、基本は3種塁です。フェイザー、フランジャー、ビブラート。この3つは、揺らぎ、音の揺れ、を与えるエフェクトです。1つ1つ見ていきましょう。

  • まずフェイザーは、源音に源音の位相を変えた音を足して揺らぎ音を作ります。ギターにかけたりします。ワウなんかも同じような感じです。
  • フランジャーは、フェイザーとは全然違って、源音に、遅延、音を後らして揺らぎを作ります。この後らしたものと源音をミックスすることで、音を作ります。金属的、メタリック的な音色になる。はっきりさせたいときに使用します。
  • ビブラートは、説明の必要はないくらい一般的ですが、またフェイザー、フランジャーとも違って、ピッチ、音程の変化によって、揺らぎを作り出します。ビブラートは歌う時の、あ~ぁあ~ぁあ~ぁあ~ぁと声を震わせるやつです。かけすぎると、演歌っぽくなります。かけすぎに注意しましょう。

3種類のエフェクトを適材適所に使い分けましょう。パッと聞いた感じ、音が揺れている同じような音色に聞こえますが、仕組み自体それぞれが全く違う理屈で成り立っています。微妙な違いですが、慣れている人はわかります。

パルスウィズモジュレーション、PWM

パルスウィズモジュレーション、PWM

PWM、パルスウィズモジュレーションは、シンセサイザーの音を作るオシレーターに付いている変調のつまみ、ちょっとだけややこしいのですが、訳すと、パルス幅を変調させます、ということなのですが、これもわかりずらい。
矩形波は周波数の波型が、四角形になっています。その矩形波の四角い波の上のほうの周波数帯域と下のほうの周波数帯域の比率を変えてみましょうということ。これによって、倍音構成が変わりますので、音色は変わります。この比率のことを、デューティー比と言います。

パルス幅を変調をいちいち手動で、指でつまみを回して変えることなく、モジュレーションソースをつかってかえていきましょう。エンベロープジェネレーターやLFO(ローフリークェンシーオシレーター、低周波発信機)やコントローラー(モジュレーションホイール)を使って連続的、時間的な変化を与えることによって、パルス幅の変調の強弱をリアルタイムで行う。ほかの方法とは違った独特のうねりのある音色が得られます。
オシレーターの音程を変えたり、フィルターやアンプを使うだけでわ得られない効果が得られます。リングモジュレーション同様、特殊で、高度なモジュレーションが、パルスウィズモジュレーション、PWMです。

リングモジュレーション

リングモジュレーション

リングモジュレーションとは、シンセサイザーの2つのオシレーターの音を掛け合わしたもの、足したものと、2つのオシレーターの音を高い音から低い音を引いた信号を出力する、モジュラーです。オシレーターを繋ぐ順序は、オシレーター1と2から、リングモジュレーターそしてアンプに繋ぎます。2つのオシレーターを足した音と、引いた音が同時になると人間は、高い音から低い音を引いた2つの音の差を感じる能力があります。これを差音といいます。無意識に感じています。

実際の、リングモジュレーターを通した音は、金属音、金属的な音になります。基本的には、鉄琴の音、ベルの音、鐘の音系の音色が得られます。スタートの波形を矩形波、鋸波、サイン派などに変えることでも音色が変化します。オシレーター1と2の音色を変えることでも音色が変わります。単純にオシレーター単体では得られない音色が得られます。複雑な倍音を含んだ、独特の音色が得られます。効果音を作る場合も、リングモジュレーターは、重宝されます。効果音に強いモジュラーということになります。

リングという言葉の由来は、アナログシンセサイザーの繋ぎ方が、輪っかのようにつなぐところからきているようです。

リニアPCMレコーダーとは?

リニアPCMレコーダーとは?

リニアPCMレコーダーとは、と聞かれてちょっとわかりにくさを感じるのは、私だけでしょうか。このリニアPCMレコーダー要するに、ボイスレコーダーのことです。外国では、リニアPCMレコーダーとは言いません。英語ではdigital voice recorderといいます。IC(フラッシュメモリなどに)録音します。もちろんデジタルです。Windows標準の、音楽ファイル形式、WAVファイルにも採用されています。ICレコーダーとリニアPCMレコーダーとは少しだけ違いがあって、リニアPCMレコーダーというと特に音楽用に特化したもののことを指します。音楽はどうしても音質にこだわらなくてはいけないものなので無圧縮でなければいけません。フラッシュメモリーの大容量化が進んで、無圧縮の大容量ファイルでも、録音が可能になり、尚且つ普及が進み価格がどんどん下がってきました。最近は動画制作の音取り、音質向上にも、使われているようです。

リニアPCM方式という、アナログ信号をデジタル信号に変換して、無圧縮方式で音を録音します。今までのICレコーダーは、圧縮ファイルのmp3で録音していたので、音の劣化がありました。10分の1ぐらいに圧縮されていました。

音楽の雑学

音楽の雑学

譜面台というものがありますが、当然譜面台は、演奏するときの譜面、楽譜を置くものです。その譜面台のタイプに、大きく分けて2タイプがあります。その大きな違いというか小さな違いというか、3本足のその構造に、決定的な違いがあります。

  • メーカーは、ヤマハの譜面台と、それ以外のメーカーの譜面台に2大別されます。
  • ヤマハの譜面台の足の骨組みは、3本の足の上側にそれぞれ補助する骨が付いています。したがって、どうしても譜面台に高さが必要な時に、3本足を狭めることで安定感は損なわれるが、多少高さを上げることができます。
  • それ以外のメーカーの譜面台は、譜面台の足の骨組みはヤマハの譜面台とは逆に、3本の足の下側にそれぞれ補助する骨が付いています。これは、譜面台の支柱部分の底面、3本足の幅を狭めても広げても、常に、地面に接地すれすれの状態になっているので、譜面台の高さは、3本足の幅を狭めても広げてもほとんど変わりません。したがって、このタイプの譜面台は、ちゃんと3本の足をめいっぱい広げて使うほうが、安定性を確保できます。
  • 高さは、基本的に支柱部分のスライドで、調整する。足の部分は、安定性を第一に考える。あるメーカーのモデルは、78~152cmに可変します。

DTMソフトのプラグインのファイル拡張子

DTMソフトのプラグインのファイル拡張子

DTM、DAWソフトに追加して行くプラグインのファイルの拡張子の種類を知っておきましょう。まず基本的にWindowsかMacかをちゃんと把握しておくこと。そして、OS、オペレーティングシステムがどのバージョンまで対応しているのか、更に、そのOSが64ビットなのか、32ビットなのかを確認しておくこと。更に更に、メモリがそのDTM、DAWソフトが、どのぐらいを要求するのか、尚且つ必要なCPUのスペックとHDD、SSDの容量までしっかり理解したうえで、ファイルの拡張子を見ていく。ファイルの拡張子が合っていないと、ファイルは開けず、追加音源も追加プラグインも、使うことは不可能です。

  • AU(Audio Units)はAppleのLogicに対応。Studio One(フリー版は除く)やLiveも対応している。
  • VST2/3(Virtual Studio Technology)は、MacもWindows関係なく使える。Cubase、Studio One(フリー版は除く)やLiveも対応している。
  • AAXは、Pro Toolsのバージョン11以降のファイルの拡張子。64ビットに対応している。DSPは、Pro Tools HDに対応。Nativeは、Pro Tools LE (Pro Tools 8まで)とPro Tools HD に対応。
  • RTASは、Pro Toolsのバージョン10までのファイルの拡張子。32ビット対応。

ドラムを叩くブラシというもの

ドラムを叩くブラシというもの

ドラムを叩くのは、通常は木のドラムスティックです。木以外の素材のものもありますが、特殊なものに、ブラシというものがあります。ブラシというぐらいなので、通常のドラムスティックとは違って、真ん中ぐらいから、何本も、ブラシ状になっています。素材はスチールワイヤー製のブラシや、プラスティック製のブラシもあります。ブラシ部分の長さを変えられるモデルもあります。単純に普通のスティックとは音色が全く違います。基本的に音量の小さな音楽に使用することが多いようです。価格は通常のドラムスティックより高めです。

基本は叩くことと、擦ることの2タイプがあります。特殊なものは転がすというのもありますが一般的なのは、叩くと擦るでしょう。擦る奏法はスネアドラムを時計回り反時計回りに回したり、左右に擦ったりして音を出します。ブラシの接触面積の広い狭いで音色が変わります。叩く奏法も、通常のドラムスティックはしなったりしませんが、ブラシは、しなって鞭のようにも叩くことが出来てなおかつ音色も変わります。叩いた後に少し押さえつけることでも、音色に変化が付きます。
また、ブラシができないとドラマーじゃないといった人がいるとかいないとか・・・。

ハイエンドオーディオ環境今昔

ハイエンドオーディオ環境今昔

今と昔では、ハイエンどオーディオに使うメディアが変わってきた。ハイエンドオーディオを構成する機器は、基本的に、プレーヤー、(単純に再生機器)とプリメインアンプ(プレーヤーの信号は微弱で小さいため、その信号を増幅する機器)とスピーカー(振動させて音を鳴らす)の3要素。限られたスペースにこの3要素を収めた、ラジカセとか、3要素が独立はしているものの、コンパクトに機器を小型化したミニコンポや小型携帯音楽プレーヤーなどより、1つ1つの機器が大きく単純で、高性能になっているハイエンドオーディオ環境で音楽を視聴するのは、違った高音質、大迫力を味わえる。
昔はレコードプレーヤーとアンプとスピーカーの組み合わせ。今でも聞いている人はたくさんいる。次は、CDプレーヤーとプリメインアンプとスピーカーの組み合わせ。

そして今は、ネットワーク・プレーヤーというのが出てきた。これは、どうゆう仕組みになっているのか、簡単に説明します。まずプレーヤーは、ネットワーク・プレーヤー。プリメインアンプとスピーカー。ここまではいいとして、さらに必要なものとして、ネットワーク・ハードディスク(dlnaとDTCP-IPという企画に対応していないと使えないので注意!!!)とWi-FIルーターが必要。言うまでもないが、ネットにつながないと意味はない。基本的に音源は、ネット経由で、ネットワーク・ハードディスクないに購入する、mp3やハイレゾ音源などの圧縮音楽ファイルの楽曲ということになる。