音圧のアップ
ミキシングにおいて、音圧のアップのためにフェーダーのバランスをとりましょう。effectに頼るという考え方ではなく、元の音がしっかりしていることが大前提。低音域と高音域が持ち上がって中音域がやや抑えられた状態にします。ドラムとボーカルを中心に、音程楽器が周りを囲みます。
- バスドラムのボリュームをマイナス8~10デシベルぐらいで調整する。ここを基準にする。スネアドラムとハイハットはバスドラムよりほんの少し小さくする。クラッシュシンバルは、ハイハットより大きくする。ハイタム、ロータム、フロアタムは、スネアドラムとほぼ同じくらいか少し小さいぐらいにしましょう。
- パーカッションの類は、スネアドラムやタㇺよりもやや小さくしましょう。色んなパーカッションの種類によって、ハイハットより少し上また少し下のときもあります。
- ボーカルは、スネアドラムとバスドラムの間になります。ハモリのコーラス部分は、ボーカルの80~50%にします。
- ベースは、大きいと全体が崩壊しますので、バスドラムより小さく、スネアドラムと同じくらいにします。
- うわもの類は、ボーカルに負けるように入れましょう。エレキギター>ピアノ>アコギ>オルガンぐらいの感じで、目だたさせたい順で。
- 更に、シンセサイザー、空間系エフェクト、マスターエフェクトなどが追加されていく。