ディグリーネーム 度数表記

ディグリーネーム 度数表記

ダイアトニックコードは、スケール上に積み重ねた7つのコードです。KeyCはドレミファソラシドです。7つのダイアトニックコードは、C Dm Em F G Am Bm-5です。この7つのコードにはそれぞれ機能があります。それが安定のトニック、不安定のドミナント、中間のサブドミナントの3種類があります。Keyが変わっても、この機能は同じです。同じですがKeyGだと、G Am Bm C D Em F#m-5です。これをいちいちルート音で把握すると覚えることは大変です。ここでローマ数字表記で数字で把握します。Keyが12KeyあってもⅠⅡⅢⅣⅤⅥⅦで把握します。普通に1234567で覚えてもいいです。
コード進行を度数表記で覚えていれば、1625ならば、どのKeyでも同じです。KeyCならば。C Am Dm Gです。KeyGならば、G Em Am Dです。どちらもディグリーネーム 度数表記ならば1625です。コードが違っていても機能と役割は全く同じなのです。Keyを変える場合に極めて便利でよく考えられた方法なのです。理解するのが少し難しいですが、だんだんと便利さが理解できてくるでしょう。コードネームで覚えるのではなく機能を優先して覚える方法です。作曲編曲にも便利な方法です。ダイアトニックコードを数字で表して、機能を把握しましょう。Keyが変っても数字で把握していれば、コードの役割が分かるようになります。

ダブルストローク

ダブルストローク

ドラムの叩き方で、ダブルストロークというものがあります。一振りで2回叩く叩き方です。1打目のリバウンドを活かし、2打目を打つというものです。握りこみをソフトにして、スティックの1打目の跳ね返りを抑え込むようにすると2打目が勝手に出ます。フィンガリングが強いと跳ねません。最初は、重力で2打目が自動的に出るようにゆっくり叩きましょう。フィンガリングとは親指と人差し指でもって、残りの指でスティックを操ることです。
ワンモーション(一振り)で2打叩くことがダブルストロークです。 シングルストロークで打った打面の跳ね返りを抑えて2打目を打ちます。 気を付けることは、打面の跳ね返りをうまく利用することです。基本は、オープンストローク、フルストロークで2打叩くことにあります。跳ね返りをうまく利用する感覚は、オープンストローク、フルストロークで打てるテンポ範囲を超えた時の手段と考えて下さい。スピードアップや、リズムの安定などにつながります。2打目が弱かったり、左手が弱かったり、音量が安定しない場合など、様々にダブルストロークが難しいと思います。早くする必要はないのでまずは確実に叩けるように練習、それも左右の手どちらも出来るようにしましょう。シングルストロークでは安定していてもダブルストロークだと惰性で叩きがちになります。

シェイクビートを分割練習

シェイクビートを分割練習

フィルはリズムパターンの間をうずめるものです。しかし基本のリズムパターンはどうゆう風になっているのか、簡単なパターン、基本のパターンからその構成を見ていきましょう。今回は、基本のシェイクビートです。シェイクビートは簡単に言うと基本の8ビートに16分が少し出てきます。具体的には、16分のスネアドラムが絡んできます。基本的には8ビートプラス16分のスネアドラムです。どこにどのように16分のスネアドラムが入るのかをまとめます。

右手ハイハット12345678です。右足バスドラムは、1と6です。バスドラムの数は増えてかまいません。ここだけではないということです。スネアドラムが普通は3と7に入ります。これは普通の8ビートです。ここから更にスネアドラムが2か所入ります。ハイハットの4と5の後ろに16分が入ります。よく言われる音の感じはツツタツタ ツタツタツです。口で言えれば、リズムは理解出来ているということです。更に発展するとハイハットのオープンなどが出てきます。まずはシンプルなパターンから練習しましょう。2拍目と3拍目の部分に気を付けましょう。16分のリズムを感じる練習になります。シンプルですがすごく大事です。ここまでは前回に説明しました。

  • まず、シェイクビートを分割練習。右手ハイハット3回、左手はスネアドラムをハイハット3つ目のところに1つ。どんどんぱん。バスドラムは、ハイハットの1と2の位置で踏みます。
  • 右手ハイハット3つと左手スネア2つを交互にツパツパツ。最期のハイハットの所にバスドラム。
  • 右手ハイハット2つと左手スネア1つ。ぱんツ。です。この3つを続けて叩くとシェイクビートになります。

コードを瞬時に把握する練習

コードを瞬時に把握する練習

コードは、和音のことです。音を3つ以上重ねて弾くことです。鍵盤上で、コードCならば、ドミソが構成音ですが、極端に言えば鍵盤上のドミソならどこの音を弾いてもコードCです。しかし基本的に離れ過ぎていれば、片手では届きませんし、使う音の高さもあります。ここで転回系が出てきます。ミソドとソドミです。ここで練習していく方法は、以下のようになります。

  • まずドミソ。上に上がります。次にミソド。次にソドミ。そして上のドミソ。今度は下に下がります。次にソドミ。次にミソド。ドミソに戻ります。これを繰り返します。これで転回系が把握できるようになります。違う種類のコードも同じようにして練習します。コードFならばどうなのかというと、まずファラド。上に上がります。次にラドファ。次にドファラ。そして上のファラド。今度は下に下がります。次にドファラ。次にラドファ。ファラドに戻ります。これを繰り返します。これで転回系が把握できるようになります。
  • 和音の構成音が理解できていないといけません。転回系が使えないと、移動距離が大きくなってしまいます。ルート音が1番下のもの以外にこの練習をしておけば、大体のコードは、押さえるところがすぐにわかるようになります。

パラディドル

パラディドル

パラディドルとは、ドラムの片手1打打ちと片手2打打ちが混ざっている打ち方のことです。ルーディメンツとは、基礎奏法のひとつです。なんでパラディドルというのかというと、英語圏などでこの打ち方がパラディドという音に聞こえるからです。擬音です。パラディドルが必要な理由は、片手1打打ちと片手2打打ちが混ざっている打ち方だとタムを回していくと手が交差してしまうのを防ぐことが出来ます。更に打ち方のコンビネーションとバリエーションが増えることと、スピードがアップします。片手1打打ちと片手2打打ちが混ざっている打ち方、パラディドルの種類をまとめます。基本の4種類があります。

  • ノーマルパラディドル。ノーマル   RLRR LRLL  右左右右 左右左左。
  • リバースパラディドル。リバース   RRLR LLRL 右右左右 左左右左。
  • インワードパラディドル。インワード RLLR LRRL 右左左右 左右右左。
  • ディレイドパラディドル。ディレイド RLRL LRLR  右左右左 左右左右。16分の1番目と4番目のダブルです。

以上となります。ダブルストロークが必要になります。2打打ちの部分で出てきます。パラが1打打ちの部分で、ディドがダブルストロークを指しています。2打打ちのところはシングルストロークではありません。

裏コード

裏コード

裏コードは代理コードの1つです。ドミナントセブンスの代わりをこなします。結論を先に言えば、Ⅱ度フラットセブンスのことです。正式に歯、サブシュチュエーションオブファイブセブンスコードと言います。サブファイブとも言いますが、通常裏コードと言います。これでは少し難しいので、解かりやすくまとめます。

  • KeyCの時のドミナントセブンスは、G7です。G7の代理コードは、裏コードはⅡ度フラットセブンスなので、Dフラットセブンスになります。なぜドミナントの代理が効くのか。構成音を見てみると、G7はソシレファです。D♭7は、レフラットファラフラットドフラット(シ)です。ここで分かるようにファとシのトライトーンが共通に含まれています。共通音を含み、それがトライトーンなので、解決感を作る重要な音です。ドミナントモーションを起こす要素です。セブンスコードの代理コードです。他のセブンスコードが出てきたときに、減5度上の音にセブンスをつければ、すぐに代理コードが出せます。
  • 5度兼のちょうど真裏の関係になります。G7は、3度がシで7度がファですが、D♭7は、3度がファで7度がシとちょうど逆になっています。同じ機能を持っているということです。

シェイクビート

シェイクビート

フィルはリズムパターンの間をうずめるものです。しかし基本のリズムパターンはどうゆう風になっているのか、簡単なパターン、基本のパターンからその構成を見ていきましょう。今回は、基本のシェイクビートです。シェイクビートは簡単に言うと基本の8ビートに16分が少し出てきます。具体的には、16分のスネアドラムが絡んできます。基本的には8ビートプラス16分のスネアドラムです。どこにどのように16分のスネアドラムが入るのかをまとめます。

右手ハイハット12345678です。右足バスドラムは、1と6です。バスドラムの数は増えてかまいません。ここだけではないということです。スネアドラムが普通は3と7に入ります。これは普通の8ビートです。ここから更にスネアドラムが2か所入ります。ハイハットの4と5の後ろに16分が入ります。よく言われる音の感じはツツタツタ ツタツタツです。口で言えれば、リズムは理解出来ているということです。更に発展するとハイハットのオープンなどが出てきます。まずはシンプルなパターンから練習しましょう。2拍目と3拍目の部分に気を付けましょう。16分のリズムを感じる練習になります。シンプルですがすごく大事です。

MMP5スケールが適応されるコード

MMP5スケールが適応されるコード

MMP5スケール、メロディックマイナースケールパーフェクトフィフスビロウスケール。まずメロディックマイナースケールのパーフェクトフィフスビロウですよということです。分かりにくいので、もう少しかみ砕いて解説すると、完全5度下のメロディックマイナースケールの第5音から始まるスケールですよということです。Cのメロディックマイナーパーフェクトフィフスビロウスケールの場合は、Cのメロディックマイナースケールから見て、Cの完全5度下なので、Fのメロディックマイナースケールということになります。ファソラフラットシフラットドレミファとなります。これをドから始めるとドレミファソラフラットシフラットドとなります。これがCのメロディックマイナーパーフェクトフィフスビロウスケールです。

  • 基本的にHMP5スケールと全く同じです。アボイドノートは、4度になります。
  • 適応できるコードは、メジャーキーの場合、Ⅲ7、Ⅴ7、Ⅵ7、Ⅶ7になります。マイナーキーの場合は、Ⅴ7、Ⅰ7、Ⅱ7です。
  • 注意するべきは、メジャーキーのⅤ7は、マイナーキーの♭Ⅶ7にあたりますが、マイナーキーの♭Ⅶ7は、リディアン♭7スケールとミクソリディアンスケールが適応されます。

タム回しの基礎2

タム回しの基礎2

タム回しは、ドラムの基礎練習法です。スネアドラムを中心にハイタム、ロータムフロアタムを総当たりで叩いていくものです。強力な基礎練習です。基本が詰まっています。

  • 次は片手1打ずつ右手のみのパターンです。右足はバスドラムを4分で踏みます。タンタンタンタンです。片手右手8分で叩きます。タカタカです。スネアドラムを中心に1回で他の所を叩いたらスネアに戻ります。スネア1回、ハイタムを1回、スネア1回、ロータムを1回、スネア1回、フロアタムを1回、更にスネア1回、ハイハットを1回です。最後は、右足バスドラムを踏み、右手でクラッシュシンバルを叩きます。難しく考える必要もなく、1回ずつ叩きましょうということです。
  • 次は片手1打ずつ左手のみのパターンです。右足はバスドラムを4分で踏みます。タンタンタンタンです。片手左手8分で叩きます。タカタカです。スネアドラムを中心に1回で他の所を叩いたらスネアに戻ります。スネア1回、ハイタムを1回、スネア1回、ロータムを1回、スネア1回、フロアタムを1回、更にスネア1回、ハイハットを1回です。最後は、右足バスドラムを踏み、左手でクラッシュシンバルを叩きます。難しく考える必要もなく、1回ずつ叩きましょうということです。
  • スネア中心でなくても構いません。タムを中心にしてもいいのです。フロア中心の場合、左手は距離が遠くなり難しくなります。