ボーカルエフェクター

ボーカルエフェクター

ボーカルエフェクターはエフェクターの1種です。ボーカルですから、基本的に歌声にハーモニーを自動で付けてくれるエフェクターです。単純にナレーションの声を加工するのにも使えます。ギターを繋いで、マイクを繋いで使います。ギターの演奏音からKeyを判別して声にハーモニーを付けてくれるなどかなり優秀です。演奏中に、フットスイッチがあるので踏み込んで、オンオフを切り替えます。AメロBメロはかけずに、サビだけかけるとかゆうことができます。
エコーだけをかけるものもあります。これは、ハーモニーを付けるものではありません。要はリバーブをかけるエフェクターです。ハーモニーを付けるエフェクターはピッチシフターというカテゴリーに入るエフェクターです。自分の声を基本として、上下にピッチ、音程を変えます。ユニゾンも可能ですし、上下に3度とか5度とかいろいろな組み合わせが可能になります。ハーモニーを上下に2つ組み合わせて厚みを出します。オクターブユニゾンで音を厚くすることも可能です。

リバーブなどのほかのエフェクトも入っています。ハーモニープラスリバーブで派手な感じになります。
Keyの設定は、マニュアルでの設定も可能です。エフェクターの中でもかなり面白いエフェクターだと思います。

楽器の種類⑳ クラリネット

楽器の種類⑳ クラリネット

クラリネットは、17世紀に作られた楽器です。ドイツ生まれの楽器です。クラリネットのご先祖様は、シャリュモーという楽器です。シャリュモーはフランスの古楽器で、作者も制作された年も負傷です。これもシングルリードの楽器です。クラリネットは、リコーダーのような感じですが、1本でできているのではなく、7つのパーツに分解できます。1番上だけでも音はなりますが、管が短いと音程が変わってしまいます。リコーダーは、ご存じでしょうが、3つのパーツに分解できます。
クラリネットは、種類が非常に多く、12種類のクラリネットが存在します。

  • ソプラニーノクラリネット。音域でいえば高いほうで、小さなクラリネット。
  • ソプラノクラリネット。これが、1番オーソドックスなクラリネットです。
  • アルトクラリネット。だんだん低音になってい来ます。
  • バスクラリネット。
  • コントラアルトクラリネット。
  • コントラバスクラリネット。
  • オクトコントラアルトクラリネット。
  • オクトコントラバスクラリネット。超低音のクラリネットです。音域のために管を変えたものです。

クラリネットは木管楽器の1種です。リードが1枚のシングルリードの楽器です。ソプラノクラリネット以外は、移調楽器です。

楽器の種類⑲ 尺八

楽器の種類⑲ 尺八

尺八は、邦楽の楽器です。中国から伝わった楽器です。奈良時代に伝わりました。一度人気は下火になったのですが、江戸時代に虚無僧が使用して、全国に広まりました。
素材は真竹で出来ています。ボディーの長さは、一尺八寸です。54.5cmです。名前は、ここからきています。

空いている穴は、5個と7個のものがあります。5個のものは表に4個の穴、裏に1個の穴になっています。穴が7個のものでも長さは同じです。小さな穴が2つ増えます。音域は2オクターブと半出ます。
演奏の奏法は、まずビブラート。首ふり3年ころ8年と言う有名な言葉がありますが、吹きながら首を振るとビブラートがかかります。横に首を振ります。

トリル。ころころというのがこれに当たります。右手の人差し指と薬指を交互に動かして、トリルさせます。ころころという音に聞こえるので、ころころです。

他にすりあげ、からからという奏法もあります。からからもからからという音に聞こえるのでからからです。単純ににそれだけです。
リードはありません。穴に空気を吹き込んで音を出します。音は、倍音、ノイズをたくさん含んでいる音が出ます。倍音をあまり含まない、フルートとは、真逆の音になります。

DTM/DAWを行うパソコンに最低限必要なスペック

DTM/DAWを行うパソコンに最低限必要なスペック

DTM/DAWを行うパソコンに最低限必要なスペックをまとめておきます。最低これぐらいあったほうがいいでしょう。

  • MacかWindowsのどちらが良いかということですが、どちらでもOKです。
  • デスクトップパソコンかノートパソコンかタブレットパソコンかについては、スペックが高ければ、デスクトップパソコンでもノートパソコンでもどちらでもいいです。タブレットパソコンについては、iPad Proなどの高機能なタブレットが出てきているので不可能ではないですが、デスクトップかノートにするほうが無難です。普通のスペックのタブレットパソコンは、まず無理です。
  • 32bitか64bitかは、扱えるデータ量が多いので、64bitでいいと思います。
  • CPUは、最低でも、COREi5、可能ならば、COREi7にしましょう。COREi3では、荷が重いです。ちなみにCPUは、中央処理装置、要するに、コンピューターの頭脳です。COREi3より5より7のほうが頭が良いと思ってもらって間違いないです。COREi7ならば、ディアルコアまたはクアッドコアになっているので、これを選んでおけば問題ないです。
  • メモリは、最低8ギガは必要です。それ以上あれば問題はないです。メモリは、一時的にデータを保存しておく、作業台のようなものと思ってもらえばいいです。

楽器の種類⑱ トランペット

楽器の種類⑱ トランペット

トランペットは、紀元前のエジプトで既に使われていた楽器です。3000年以上前の話です。信号、合図、に使われていたもので、現代のトランペットには、ピストンバルブが3つありますが、もともとのトランペットには、人差し指と中指とkusuri指で押す、ピストンバルブはありません。したがって出せる音は限られていました。ドミソシフラットの4音でした。いまでは、ピストンバルブが装備されて、音階がだせるようになっています。4音のトランペットをナチュラルトランペットといいます。
トランペットには、振動するリードはありません。唇を震わせて音を出して、管に共鳴させます。ピストンバルブによって管の長さが変わることで音程を変えることができます。これによって音階、スケール、ドレミファソラシドも出せます。
トランペットの音は、すごく遠くまで届きます。大体10キロ先まで届くと言われています。信号用ですから、遠くまで届くことが必須だったのでしょう。昔はこの楽器を吹けるのは、男性だけでした。
素材は、金や銀や青銅製、陶器、土器製、象牙製、貝製などがありました。トランペットといえば、金属製とゆうイメージが現代ではあります。同じ系列の楽器に、トロンボーン、チューバ、ホルンなどがあります。

楽器の種類⑰ 木琴とマリンバとバラフォン

楽器の種類⑰ 木琴とマリンバとバラフォン

木琴はみんなが知っている楽器ですが、木琴の仲間がマリンバです。木琴の御先祖様は、バラフォンという楽器です。これは木琴の下に共鳴管として、ひょうたんがくっついています。13世紀に生まれた、アフリカ生まれの楽器です。ひょうたんに3cmぐらいの穴が開いていて、その穴にクモの卵を包んでいるクモの糸を張って、共鳴する様に作られています。
木琴や鉄琴は、必ず学校に置いてあるので知らない人はいないし鳴らしたことも誰しもがあると思います。マレットというばちで叩いて演奏します。マレットは、左右の手1本ずつというわけではなく、最大3本も片手で持って演奏します。6本持って演奏もあります。指と指の間に挟んで持ちます。鳴らしたことはありませんが、要は、和音も鳴らすことが、複数のマレットを持つことで可能になります。マレットにも、いろいろな種類があって、素材は木とか、毛糸とかゴム製のものがあります。毛糸のものは、柔らかい音が鳴ります。
マリンバ、木琴の形になったのは、19世紀のことで、まだ歴史は浅いものです。木琴は、江戸時代に既に存在していました。その証拠に、葛飾北斎の浮世絵の中に、描かれています。

楽器の種類⑯ クロマチックハーモニカ

楽器の種類⑯ クロマチックハーモニカ

クロマチックハーモニカは、たくさんあるハーモニカの種類の中の1種類です。サイド部分にレバーが付いています。このレバーを押すことにより、通常のハーモニカと違って、ピアノの鍵盤の黒鍵部分の音、シャープやフラットの音が出せます。これを半音階、クロマチックスケールと言います。12半音階がすべて出せます。1つの穴で、吹く音と吸う音がハーモニカにはあるので、計4つの音が出せます。
クロマチックハーモニカは、歴史は100年ほどと、歴史の浅い楽器です。ハーモニカという楽器は、もともとはオルガンの調律をするために作られた楽器というか、調律用の道具です。これはレバーのないものです。
音域が普通のハーモニカよりも広く、4オクターブと2音出ます。ブルースハープなどよりも、カバーできる音域は、かなり広がりますし1つ持っていれば、すべてのKeyをカバー出来てしまいます。ブルースハープは、12Key出すためには、12のハーモニカを買わなくてはいけません。

クロマチックハーモニカに限らず、ハーモニカという楽器は、穴があって吹くので、管楽器かと思ってしまいますが、管楽器ではなく、リード楽器です。したがってハーモニカ君の仲間は、リード楽器のアコーディオン君などになります。

4ビートと8ビートと16ビート

4ビートと8ビートと16ビート

まず、ビートとは何なのかということを理解しておく必要があります。ビートとは、小節内の拍のことになります。

4分の4拍子ならば、1小節内に、4分音符が4つということですが、4分の4拍子において、ドラムのリズムパターンの刻んでいるハイハットシンバルの数、ビートポイントの数を見るとわかりやすいです。1小節内にハイハットシンバルを4つ刻んでいれば、4ビート。1小節内にハイハットシンバルを8つ刻んでいれば、8ビート。1小節内にハイハットシンバルを16刻んでいれば、16ビートとなります。こうゆうとわかりやすいですがしかし・・・・。

ところが、ドラムとベースとギターなどが、そろって8ビートならビートポイントを8つで合わせていればよいですが、ドラムが8ビートを刻んでいても、ベースは、16分を刻んでいたり、ベースとドラムが8ビートを刻んでいても、ギターが16分を刻んでいたりすると、厳密な8ビートとか厳密な16ビートではなくなっていきます。

単純に考えれば、4分で刻めば4ビート、8分で刻めば8ビート、16分で刻めば16ビートと理解しておけば十分ではないでしょうか。4ビート、タンタンタンタンと8ビート。タカタカタカタカと16ビート、タカタカタカタカタカタカタカタカです。

オシレーターシンクとFM,フリークエンシーモジュレーション

オシレーターシンクとFM,フリークエンシーモジュレーション

オシレーターは、シンセサイザーの音を作り出す、基本中の基本のモジュラーです。オシレーターシンクですから、オシレーターにオシレーターをシンクロさせます。オシレーターの周期を別のオシレーターの周期と同期させます。同期させることによって、強烈な音の変化が起こります。非常に特徴のある音色が得られます。PWM、パルスウィズモジュレーションやリングモジュレーションなどと並ぶ、モジュレーションの1つです。同期されるほうのオシレーターに、更に、エンベロープジェネレーターやLFO,、ローフリークエンシィーオシレーターやモジュレーションホイールやベロシティーなどのコントローラーで更に音色を変化させて、複雑な倍音を持った音色を作り出します。
FM、フリークエンシーモジュレーションは、周波数変調といいます。オシレーターの音程を別のオシレーターで変調をかけることで、音色を変化させます。やっている内容は、LFO,、ローフリークエンシィーオシレーターと同じことですが、LFOが人間の耳に聞こえない音を使っているのに対して、FM、フリークエンシーモジュレーションは人間の耳に聞こえる音を使って変調させます。デジタルシンセの登場で完成、確立した技術です。

これらで作られた音は、聞けば、あぁこの音ね!!とすぐにわかるぐらいよく使われている音ばかりなので、文章で書くと難しそうですが、すでに一般的な音になっています。

メジャーダイアトニックスケールの各構成音のファンクション(機能)について

メジャーダイアトニックスケールの各構成音のファンクション(機能)について

メジャーダイアトニックスケールの各構成音にはそれぞれに機能があります。KeyがCの場合、CDEFGABC 要は、ドレミファソラシド。

  • まずはド、Cは、トニック。この音は、日本語では主音です。1番安定感のある主役の音です。
  • レ、Dは、スーパートニック。名前は、立派ですが、際立った性質はありません。
  • ミ、Eは、メディアント。この音は、サブドミナントに近く、どこにでも行ける感じです。強い性質はありません。トニックとドミナントのちょうど中間、真ん中の性質となります。
  • ファ、Fは、サブドミナント。この音は、トニックとドミナントの中間、真ん中の性質があります。どこにでも行ける性質があります。
  • ソ、Gは、ドミナント。この音は、不安定で、落ち着きのない音の性質があります。落ち着き先を探す性質から、トニックに行きたがる性質があります。この性質は、非常に強いです。聴覚的にトニックの音をドミナントが鳴ると人間は無意識的に感じています。トニックとドミナントは、重要な音です。
  • ラ、Aは、サブメディアント。ファンクション(機能)ネームは付いていますが、これも際立った性質はありません。
  • シ、Bは、リーディングトーンです。この音は半音上のド、Cに行きたがる性質があります。日本語では、導音と呼ばれます。この音もドミナントと同じくかなり強い性質があります。聴覚的にリーディングトーンが鳴ると人間は無意識的に半音上の音を感じています。

メジャーダイアトニックコードの機能は、トニックとドミナントとサブドミナントです。メジャーダイアトニックスケールの機能は、上記のように7種類です。混同しないようにしましょう。