タイ記号
タイ記号は音符と音符を繋いでいる線のことです。同じ高さの音符を繋ぎます。高さの違う音符を繋ぐのはタイではありません。切れ目なく演奏するための記号です。考え方として、
4分音符と4分音符がタイでつながれていた場合には、2分音符だということです。
4分音符と8分音符がタイでつながれていた場合には、付点4分音符だということです。
8分音符と16分音符がタイでつながれていた場合には、付点8分音符だということです。
8分音符と8分音符がタイでつながれていた場合には、4分音符だということです。
それでは最初から、長さを合わせた音符手書いていればいいのではと思いますが、書き方が間違いだというわけではありませんが、これでは、拍子の切れ目からはみ出て分りづらくなります。ちゃんと拍子を把握するということです。更に拍の頭が分かりやすくなります。尚且つ、曲の雰囲気を壊すことなく譜面が出来上がります。拍子がわかりやすくなります。拍子を飛び越える書き方が出来ます。このような利点がさまざまあるのです。
注意しないといけないのは、違う高さの音符を繋いでいる、スラーです。スラーは、繋いでいる後ろの音符も独立しています。別々に演奏するということです。単純に足すわけではありません。スラーは滑らかに演奏しましょうという意味です。