演奏を録音して上達を早めましょう。

演奏を録音して上達を早めましょう。

楽器の演奏を効率よく上達させるのに、自分の演奏を録音して聞きましょう。メトロノームとあっているのか確認しましょう。スマホのカメラとか、タブレットのカメラで撮影してしまうのが手っ取り早いでしょう。コンデジでもミラーレスでもいいですし1眼レフを持っている人はそれでもいいですし、ビデオカメラでもいいです。とにかく録音、録画してみることが上達の近道です。

  • 電子ドラムを持っている人、ギターやベースの場合はオーディオインターフェースを通してパソコンに繋ぎます。電子ピアノもパソコンにつなげます。USB接続して、DAW上に録音して聞く方法があります。ピアノロール上で目で見てずれが確認できます。走っているのか、もたっているのか、ばらばらにリズムが寄れているのかが一目瞭然です。
  • MACの人は最初から、ガレージバンドが入っています。iOSのガレージバンドも接続できます。YAMAHA USB-MIDIインターフェース UX-16やYAMAHAのMD-BT01およびUD-BT01を組み合わせてBlue ToothでiOSに電子ドラムやキーボードなどを接続で来ます。これで録音して聞いてみましょう。とりあえずガレージバンドが導入障壁が低く使いやすいDAWです。もちろん私も使っています。非常に便利です。

バッキングの考え方

バッキングの考え方

バッキングは一言で言うと伴奏です。コードバッキングが出来る楽器はギターやピアノのような和音が出せる楽器です。和音が出せるものならばいいということです。シンセサイザーやエレクトーン、その他たくさんあります。目立ちすぎないように、確実なコード進行とリズムを刻む必要があります。

バッキングパターンの基礎の基礎です。もっとも簡単なバッキングの種類です。この3つが基本です。

  • 伸ばすバターン。4分音符1つならば1つ分伸ばすパターンです。8分なら8分なりに伸ばすパターンです。
  • 短く切るパターン。刻むというか、要はスタッカートです。スタッカートは、音を切り離して 一般に音価の半分の長さ鳴らすと説明されますが、実際には、時と場合によってこれより長くなることも、短くなることもあります。状況により、様々だということです。
  • アルペジオです。これは分散和音です。コードの構成音をばらばらに、順番に鳴らしていくものです。アルペジオのパターンはいろいろあります。シンセサイザーなどには、アルペジエイターがあるので、様々なパターンを聞いてみるほうが早いでしょう。ソフトシンセにも付いています。伸ばすバターンや短く切るパターンより高度になります。

弾き語り、鍵盤の初歩

弾き語り、鍵盤の初歩

ソロピアノなどは、左手がコード、右手がメロディが基本ですが、鍵盤での弾き語りでは、左手はベースで右手がコードで、メロディーは声を使います。当たり前ですが歌うということです。

  • イタリア語ではドレミファソラシドですが、英語表記では、CDEFGABCです。これを踏まえて、コードネームを確認します。
  • まずコード表記されている、アルファベットがベース音です。ですからまず基本の基本は、ベース音と歌のメロディーのみで合わせます。左手ベース音とメロディーです。
  • 次は右手のコードです。左手ベースと右手コードとメロディーです。コードの、トップの音が動きすぎたり、メロディー音より高くなったりすると、メロディーを邪魔します。
  • 次はコードのトップノートが動かないように転回して、ボイシングを変えていきます。トップノートの動きをできるだけ小さくしましょう。
  • 弾き方を考える。曲にあった、リズムで、ベース、コードを弾きます。弾き方は様々です。これは自分で考えるということです。リズムが1番大切です。これが分かって入れば、曲にあった感じがさがせるでしょう。分からない場合には、いろんな曲を参考にしましょう。
  • Keyがあわない場合には、Keyを変えましょう。

鍵盤のトランスポーズ機能は…

鍵盤のトランスポーズ機能は…

アコースティック楽器のアップライトピアノやグランドピアノは、各Keyを押さえることをまなばないといけませんが、電子ピアノや電子キーボード、エレクトーンやハードシンセサイザーなどには、トランスポーズ機能があります。簡単に言えば、ギターのカポタストのようなことで、KeyCの押え方、白鍵だけの押え方で、12Key12Keyが出来てしまいます。しかしながら、演奏技法上、もし、トランスポーズ機能が壊れたり、トランスポーズ機能がそもそもない楽器、鍵盤を演奏しなければならないとき、非常に困ります。いざという時に困らないように、どの位置から始まってもドレミファソラシドが分かるようにしておきましょう。12Keyしかないのです。多いと思うのか少ないと思うかは、その人次第です。その中でもよく使うKeyも存在しますので実用に即して覚えましょう。鍵盤の押さえ方をおぼえましょう。コードの抑え方、転回系をもちろん把握します。分かりにくいときはとりあえず、コードのルート音だけ最初に押さえて見つけてしまいましょう。

Keyが分かれば、コードは、数字で覚える方法、ダイアトニックコードをローマ数字でⅠⅡⅢⅣⅤⅥⅦで把握すれば、Keyが変わっても大丈夫です。

ロックバッキング、ピアノ、オルガン

ロックバッキング、ピアノ、オルガン

ロックバッキング、ピアノ、オルガンの音色、主に電子ピアノ、キーボード、シンセサイザーでの対応方法をまとめておきますが、基本的にはギターと同じことをすればよいという結論になります。以下のようなやり方があります。
ギターのロックのひずんだ、ディストーションの音は迫力があります。ピアノやオルガンなどの鍵盤で、負けない音をだすためにはどうすればいいのでしょうか。まずピアノの音よりオルガンの音は、圧倒的に伸びます。オルガンの音色を選択することが大事です。さらにひずませるエフェクトをかければ音の強さは増します。シンセサイザーの中にはいくつものひずみ系のエフェクトが入っています。様々に音色を変えてみましょう。更にオクターブで音を重ねることやパワーコードにすることで強さ、音圧は増します。オクターブと5度を使うということを覚えておきましょう。オクターブ内の音、内声を動かすことも有効な手段です。音色はピアノとオルガンが定番でしょう。
ブルーノート、フラット3度、フラット5度、フラット7度の音を使うとロックな感じになりやすくなります。KeyCの場合には、ミフラット、ソフラット、シフラットの音です。

MIDIキーボード

MIDIキーボード

dtmで使用する、演奏データ、MIDIデータの打ち込みに使う、鍵盤です。これ自体に音源は入っていません。パソコンに接続してDAWソフト上のソフトシンセを音源として鳴らします。ゲームのコントローラーなどとおなじで、インプット情報のみです。MIDIキーボードをしようしない場合、ハードシンセは、シンセサイザーとしても使えますし、DAW用の音源としても使えますし、MIDIキーボードとしてもローカルのオフで使えます。単純なMIDIキーボードのほうが操作に迷わないと思います。最初に買うべきMIDIキーボードの内容は以下に示します。

  • 鍵盤数。少ないものは携帯性には優れますが、25鍵盤などでは、やはり鍵盤数が足りなくなります。最低でも49鍵盤、一般的には61鍵盤がスタンダードです。低音から高音まで使えます。鍵盤数の少ないものには、オクターブキーで切り替えます。
  • ピッチベンドホイールがあるもの。音のピッチを動かすものです。
  • USB端子と、MIDI端子が両方あるもの。
  • ピアノの必要性からサスティーンペダルを接続可能なもの。ピアノ重視の場合には、88鍵盤で、鍵盤の重いものが向いています。
  • Windows、Mac、iosなど、どのデバイスに対応しているのか確認しましょう。ドライバーを導入する必要があります。

エンベロープジェネレーター、シンセサイザー

エンベロープジェネレーター、シンセサイザー

シンセサイザーの基本の基本にエンベロープジェネレーターがあります。オシレーターは音波を作り出す、モジュールです。フィルターは、特定の音域だけに絞るものです。更に、ローフリークエンシーオシレーターとエンベロープジェネレーターは音に変化をつけていくも二になります。様々なパラメーター、つまみを、自動でコントロールするモジュールです。パラメーターの動きをオートメーション化して、人がいちいち動かさなくてもいいようにします。エンベロープジェネレーターの4つの大事な要素があります。この4つはシンセサイザーでは頻繁に出てくるものです。どんなシンセでも付いているつまみです。音の時間的変化を作り出します。

  • アタック。音の立ち上がるスピードの速さです。速ければ鍵盤を押したらすぐに鳴ります。ゆるければ、ゆっくり音が鳴ります。
  • ディケイ。おとのおおきいところから、サスティーンの音域までの減衰の度合いを決めます。
  • サスティーン。音を伸ばす量です。ピアノのサスティーンペダルと同じことです。
  • リリース。これは余韻のことで、鍵盤を離してから音が消えるまでの余韻の音です。余韻0のばあい、音が急に終わる感じになります。余韻が長ければ、聞こえるか聞こえないかのような音が減衰して消えていきます。

USB端子とは何でしょうか

USB端子とは何でしょうか

アコースティック楽器と違い電子楽器にはいろいろな端子類がついています。MIDI端子とUSB端子が電子楽器にはついています。電子ピアノやシンセサイザーや電子ドラムについている外部端子は様々なものがあります。ラインイン・アウトやヘッドホン端子は一般的なものですが、MIDI端子という聞きなれないものや、PCなどで耳にするUSB端子などを備えています。

  • USB端子はパソコンについているものと同じです。ケーブル一本でキーボードやマウス、1眼レフデジカメやスマホまで接続できてしまう簡単で汎用的な規格です。「USB to DEVICE」と「USB to HOST」という端子が付いています。
  • 「USB to DEVICE」は主にUSBメモリを接続します。
    USBメモリに入っているMIDIデータやオーディオデータを再生したり、曲を録音してメモリに保存することもできます。「USB to HOST」は主にパソコンなどと接続します。
  • パソコンにあるMIDIデータを再生したり、逆にシンセをMIDIキーボードとして使用することもできます。DTM,DAWにおいてパソコンのDAWソフトを使用するためには、欠かせないものになります。もちろんUSBホストケーブルは必要です。楽器側の端子の形が違うので注意しましょう。MIDI端子より今は、USB端子のほうが使用されています。

MIDI端子とは何でしょうか

MIDI端子とは何でしょうか

アコースティック楽器と違い電子楽器にはいろいろな端子類がついています。MIDI端子とUSB端子が電子楽器にはついています。電子ピアノやシンセサイザーや電子ドラムについている外部端子は様々なものがあります。ラインイン・アウトやヘッドホン端子は一般的なものですが、MIDI端子という聞きなれないものや、PCなどで耳にするUSB端子などを備えています。

  • MIDI端子。MIDIとはMusical Instrument Digital Interfaceの略で、直訳すると「電子楽器デジタルインタフェース」です。1982年に共通規格として定められた規格です。MIDIデータを電子楽器間でやり取りするためのMIDIケーブルを差し込む端子です。インプット用のMIDI IN端子とアウトプット用のMIDI OUT端子があります。他の電子楽器からデータを受け取って音を鳴らす場合はMIDI IN端子へ接続します。逆に他の電子機器の音源を鳴らす場合などはMIDI OUT端子へ接続することになります。接続には、MIDIケーブルが必要になります。
  • 簡単に扱えるUSB端子とUSBメモリの普及により、MIDI端子利用は減少傾向です。しかしMIDIデータは演奏情報のみで軽いので、DTM,DAWでは欠かせないでデータ方式です。音楽制作をする人には、一般的なものです。MIDI端子は、フォンと違ってキャノンのように丸いのですぐに分かります。

楽音、ノート

楽音、ノート

音は楽音と言います。noteです。音符とも言います。音にはいろいろな情報があります。

  • 楽譜では音を強く引く記号はフォルテです。音を弱く引く記号はピアノです。
  • 音高はピッチです。音の高さです。ドでも、C1C2C3C4C5と、高さで名前が付いています。
  • 音価は、音の長さのことです。全音符とか2分音符とか4分音符とか8分音符とか16分音符とか言ったものです。付点のついた場合もあります。休符も音の大事なものです。
  • 音名は、音の名前です。ドレミファソラシドのことですが、これはイタリア語です。1オクターブには音は12種類あります。CDEFGABは英語の音名です。日本語では、ハニホヘトイロです。ドイツ語では、CDEFGAHです。
  • 音量は音の大きさです。シンセサイザーなどボリュームフェーダーやつまみなどで大きくします。
  • 音色は、様々な楽器の音色のことです。シンセには1000音色を超える音色が入っています。2000とか3000音色のものもあります。
  • 音域は、音の範囲を表す言葉です。低音域はベース。中ぐらいの音域はコード、高い音域はメロディーです。
  • 音階は、音の階段です。低いほうから高いほうへ、12の音があります。これを、クロマティックスケールと言います。これは半音階と言います。