メジャースケールからコードを作る,ドレミファソラシドからコードを作る

メジャースケールからコードを作る,ドレミファソラシドからコードを作る

メジャースケールからコードを作る,ドレミファソラシドからコードを作るというと何をどうすればいいのかわからなくなります。1番わかりやすいのは、鍵盤があればわかりやすいのです。白鍵、白い鍵盤のドレミファソラシドがわかる人は、ドから初めて1つ飛ばしで白鍵をおせばコードです。コードCは、トミソです。この3つ、3和音を指をそのまま押してずらしていけば、ダイアトニックコードの完成です。もう1つ音を増やせば、CM7になります。ドミソシです。
KeyCのダイアトニックコードは、C Dm Em F G Am Bm-6です。鍵盤白鍵をずらしたさけですが、メジャーコードとマイナーコードとマイナーフラット5の3種類のコードが出来上がります。これはインターバルが違うからです。響きが変わります。
ここにセブンスが足されると更に複雑な音の響きになってきます。セブンスにもメジャーな響きとマイナーな響きがあります。これも音の距離の違い、インターバルの違いでそうなります。とりあえず、鍵盤があると音の距離がわかりやすいですし、鍵盤はなくても、スマホに鍵盤アプリを入れてみると音の距離がわかりやすいです。

コンビネーションオブディミニッシュスケールが適応されるコード

コンビネーションオブディミニッシュスケールが適応されるコード

HMP5スケール、MMP5スケール、オルタードスケール、コンビネーションオブディミニッシュスケールこの4つのスケールは、同じなので、まとめて覚えるといいでしょう。

コンビネーションオブディミニッシュスケールは、8音階のスケールです。KeyCでは、ドレフラットレシャープミファシャープソラシフラットです。オルタードと間違いやすいので気を付けましょう。

  • 適応されるコード。適応されるコードは「、オルタードスケール、HMP5スケール、MMP5スケールと同じです。適応できるコードは、メジャーキーの場合、Ⅲ7、Ⅴ7、Ⅵ7、Ⅶ7になります。マイナーキーの場合は、Ⅴ7、Ⅰ7、Ⅱ7です。この4つのスケールは、まとめて覚えるといいでしょう。
  • アボイドノート。アボイドノートは、ありません。テンションノート、コードトーン、セブンスコードに使用するので、ありません。
  • Ⅰ7が強進行して、Ⅳ6、Ⅳ7、Ⅳmのコードに向かう場合にMMP5スケールが適応されます。
  • 注意するべきは、メジャーキーのⅤ7は、マイナーキーの♭Ⅶ7にあたりますが、マイナーキーの♭Ⅶ7は、リディアン♭7スケールとミクソリディアンスケールが適応されます。

ベースの基礎

ベースの基礎

ベースフレーズの初歩の初歩をまとめます。ベーシストは何を弾いているのでしょうか。コード進行があるときに、コードのルート音とその1オクターブ上を弾いています。オクターブですから、1度と8度を弾いているということです。1度と8度葉メジャーもマイナーも関係ない音です。メジャーマイナーに左右されない音です。2度3度6度7度はメジャーマイナーに左右されます。まずこれが基本の1番目です。

  • 1度と8度だけでは、物足りなくなるので、初歩として、5度の音を足します。1度と8度と5度がベーシストの基本の2番目です。5度の音も1度と8度と同じ、完全音程です。これは結果として、パワーコードの音です。ベーシストはまず、鳴っているコードのパワーコードの音を使う、もちろんベースですからオクターブ下の音域です。
  • 更に、コードの構成音やスケール音を使うものに進みますが、ここからは、メジャーマイナーに左右されます。C7というコードが鳴っている場合に、構成音はドミソシフラットです。1度と8度と5度は、左右されませんが、この場合、3度はメジャーですし、7度はマイナーの音程です。メジャーマイナーの音の使い分けが必要になってきます。したがってまずは、1度と8度と5度からベースフレーズを組み立てることが簡単な基本の基本です。

オルタードスケールが適応されるコード

オルタードスケールが適応されるコード

一番難しいスケールです。オルタードスケールは、4度がありません。5度はフラットしています。不安定な音が多く、テンションノートが多いです。ドレフラットレシャープミソフラットラフラットシフラットドです。かなりややこしいスケールです。KeyCの場合です。

  • 適応されるコード。HMP5スケール、MMP5スケールと同じです。適応できるコードは、メジャーキーの場合、Ⅲ7、Ⅴ7、Ⅵ7、Ⅶ7になります。マイナーキーの場合は、Ⅴ7、Ⅰ7、Ⅱ7です。
  • アボイドノートは、ありません。この点はいいと思います。使いやすくはなります。
  • Ⅰ7が強進行して、Ⅳ6、Ⅳ7、Ⅳmのコードに向かう場合にオルタードスケールが適応されます。
  • 注意するべきは、メジャーキーのⅤ7は、マイナーキーの♭Ⅶ7にあたりますが、マイナーキーの♭Ⅶ7は、リディアン♭7スケールとミクソリディアンスケールが適応されます。
  • 5度がフラットしているので、そのままセブンスコードを使うと音がぶつかります。この場合に、5度セブンスフラットファイブにする必要があります。5度のぶつかりを回避します。5度セブンスフラットファイブが出てきた場合にオルタードスケールの可能性が強まります。

ストラトとレスポールの比較

ストラトとレスポールの比較

エレキギターの主な種類にストラトキャスターとレスボールタイプがあります。主な違いをまとめます。個体によりさまざまなので一般的なものです。

  • ストラトキャスター。
  • 重さは、レスボールタイプより軽めです。3,7キロ前後です。
    レスボールタイプよりボディーもネックも薄めです。
    ネックの長さは、スケールといいますが、ナットからブリッジまでの長さです。648ミリぐらいです。これをロングスケールとかフェンダースケールと言います。長いほうがテンションは強くなります。
    弦と弦の幅は、11,3ミリぐらいです。
    シングルコイルピックアップです。煌びやかです。ノイズは乗りやすいです。
    木材は、アッシュ、アルダー、バスウッド、メイプル、ローズウッドなどです。
  • レスボールタイプ。
  • 重さは、ストラトキャスターより重めです。4,2キロ前後です。
    ストラトキャスターよりネックは厚めです。
    ナット幅は42ミリ、43ミリです。
    ネックの長さは、スケールといいますが、ナットからブリッジまでの長さです。628ミリぐらいです。ミディアムスケールとかギブソンスケールと言います。テンションやわらかめです。
    弦と弦の幅は、10、5ミリぐらいです。
    ハムバッキングピックアップです。力強いです。ノイズが乗りにくいです。
    木材は、メイプルとマホガニーです。

MMP5スケールが適応されるコード

MMP5スケールが適応されるコード

MMP5スケール、メロディックマイナースケールパーフェクトフィフスビロウスケール。まずメロディックマイナースケールのパーフェクトフィフスビロウですよということです。分かりにくいので、もう少しかみ砕いて解説すると、完全5度下のメロディックマイナースケールの第5音から始まるスケールですよということです。Cのメロディックマイナーパーフェクトフィフスビロウスケールの場合は、Cのメロディックマイナースケールから見て、Cの完全5度下なので、Fのメロディックマイナースケールということになります。ファソラフラットシフラットドレミファとなります。これをドから始めるとドレミファソラフラットシフラットドとなります。これがCのメロディックマイナーパーフェクトフィフスビロウスケールです。

  • 基本的にHMP5スケールと全く同じです。アボイドノートは、4度になります。
  • 適応できるコードは、メジャーキーの場合、Ⅲ7、Ⅴ7、Ⅵ7、Ⅶ7になります。マイナーキーの場合は、Ⅴ7、Ⅰ7、Ⅱ7です。
  • 注意するべきは、メジャーキーのⅤ7は、マイナーキーの♭Ⅶ7にあたりますが、マイナーキーの♭Ⅶ7は、リディアン♭7スケールとミクソリディアンスケールが適応されます。

HMP5スケールが適応されるコード

HMP5スケールが適応されるコード

HMP5スケール、ハーモニックマイナースケールパーフェクトフィフスビロウスケール。まずハーモニックマイナースケールのパーフェクトフィフスビロウですよということです。分かりにくいので、もう少しかみ砕いて解説すると、完全5度下のハーモニックマイナースケールの第5音から始まるスケールですよということです。Cのハーモニックマイナーパーフェクトフィフスビロウスケールの場合は、Cのハーモニックマイナースケールから見て、Cの完全5度下なので、Fのハーモニックマイナースケールということになります。ファソラフラットシフラットドレフラッドミファとなります。これをドから始めるとドレフラッドミファソラフラットシフラットドとなります。これがCのハーモニックマイナーパーフェクトフィフスビロウスケールです。

  • アボイドノートは、4度になります。
  • 適応できるコードは、メジャーキーの場合、Ⅲ7、Ⅴ7、Ⅵ7、Ⅶ7になります。マイナーキーの場合は、Ⅴ7、Ⅰ7、Ⅱ7です。
  • 注意するべきは、メジャーキーのⅤ7は、マイナーキーの♭Ⅶ7にあたりますが、マイナーキーの♭Ⅶ7は、リディアン♭7スケールとミクソリディアンスケールが適応されます。

リアルメロディックマイナースケールが適応されるコード

リアルメロディックマイナースケールが適応されるコード

リアルメロディックマイナースケールはまずどんなスケールなのかを理解しないといけません。ナチュラルマイナースケールは、3度と6度と7度がフラットしているスケールです。基準のメジャースケールの音から見てということです。ドレミファソラシドこれはKeyCのメジャースケールですが、これの3度と6度と7度がフラットしているスケールが、ナチュラルマイナースケールです。ドレミフラットファソラフラットシフラットドです。ここから更に変化して、リアルメロディックマイナースケールは3度のみフラットします。したがって、ドレミフラットファソラシドです。これをふまえて、リアルメロディックマイナースケールが適応されるコードは以下のようになります。マイナーキーとメジャーキーの場合があります。

  • マイナーキーの場合は、適応されるコードは、Ⅰm6とⅣm6になります。
  • メジャーキーの場合は、適応されるコードは、Ⅳm6とⅤm6になります。

7度がメジャーになっているので、マイナーメジャーセブンスコードにも使えます。トライアド、3和音にもリアルメロディックマイナースケールが使えます。かなり限定的なものなので、覚えてしまいましょう。

メロディにコードをつける3コードとダイアトニックコード

メロディにコードをつける3コードとダイアトニックコード

コードをメロディにつける場合にまず3コードでつけられるようにしましょう。これが基本の基本です。ダイアトニックコード葉スケール上にできるコードです。KeyCならば、ドレミファソラシドです。ここに和音を積み重ねて、C Dm Em F G Am Bm-5のコードが出来上がります。まずこのダイアトニックコードを使えば、おかしなことにはなりません。このダイアトニックコードのⅠとⅣとⅤの3つが3コードです。この3種類をまず使いましょう。

  • ではメロディにつけていく場合の大事な点は、1から7のコードディグリーを理解しているかということです。これがわからないと付けようがないので、ブログのコードのところを読み直してください。次にメロディとコードがあっているのかということ、コードチェンジの頻度、回数、場所が適切に行われているのかということです。
  • メロディがコードトーンと同じ音なのですがメロディが進むとコードトーンとは違う音が出できます。そのコードが支配する時間のうち半分以上がコード構成音の時違和感は出ません。違和感が出る前にコードチェンジだということです。コードチェンジの頻度ですが、長すぎるのも、音符ごとに区切るのも細かすぎますので、1小節に1~4個が適当な数字です。

メロディーメイキング

メロディーメイキング

メロディーラインを作る場合のコツをまとめます。まず、Keyと拍子を把握しましょう。Keyが分かれば、使うべき音が特定出来ます。Keyの音を使用すれば、そうそう外れない、危険のないメロディーラインが出てきます。Key以外の音だと音を外した感が出ます。スケールアウトという、わざと外す場合もありますが、これは特殊なことなので後回しにします。KeyCの場合ならば、ドレミファソラシドの中から選んで弾けばいいということです。

  • 次は実音ばかりでなく休符が必要であるということです。全音符で鳴らしっぱなしでは、コードを鳴らしているようになりますし、8分で刻みっぱなしでは、ベース弾きのようになります。音の長さが同じではいけません。音の強弱のないものも問題です。音の数も少なめにすること。大きく跳躍しないことなどがメロディーラインを作るセオリーです。1番大事なことは、休符、音の鳴らない部分をいかに作るのかということです。音楽は音の鳴っている部分よりもなっていない部分のほうが重要です。
  • スケール内の音、休符を入れること、音の長さを変えること、音の強弱、音数を少なく、跳躍をしないなどのセオリーでも難しい場合、適当に言葉を入れて歌うと、言葉の中にメロディーは存在します。各国の言語で違いが出ます。