ギターの演奏に必要な道具

ギターの演奏に必要な道具

ギターを演奏するまでに揃えておかなければいけないものを、初歩の初歩ですがまとめておきます。最低限必要なものです。

  1. まずはギターですが、アコギ、エレキ、クラッシックギターなど様々です。サイズも様々です。ベースをやりたい人は、ベースを選択ということになります。
  2. 次に弦が絶対に必要です。減の種類も色々です。弦を切るニッパーが必要になります。ペグを回すときにストリングスワインダーがあると便利です。
  3. チューナーが必要です。4度チューニングや音叉を使ったチューニングもありますがまずは、チューナーを使ったほうがいいでしょう。チューナーにもいろいろな種類があります。チューナーアプリもあります。
  4. ピックが必要です。クラッシックギターを弾く人の場合、指弾き中心でピックを使わないのが基本になります。
  5. エレキギターの場合は、シールドとアンプとスピーカーがないと小さい音しか出ません。エフェクターも必要ですが、アンプにスピーカーが内蔵されていたり、いろいろなエフェクトが付いていたりとさまざまです。ちなみにエフェクターは、音を加工する機械です。
  6. あれば便利なものとして、ギタースタンド、ギターケース、メトロノーム、ストラップ、クロス、フィンガーイーズ、カポタストなどです。カポタストは、キーを変えるのに使います。

発声練習、エッジボイスとは?

発声練習、エッジボイスとは?

発声練習法の中にエッジボイスというものがあります。言葉で書くのは非常に説明が難しいのですが、通常のあの発音はああああああああああああああとなりますが、エッジボイスで声を出すとあ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”というようにあに点々がついた感じ、あに濁点がついた感じになります。このとき声帯は締めつけられて、のどを痛めることもなく、尚且つ声帯を動かす筋肉を効率よく鍛えることが可能です。更に声帯を動かす筋肉をうまくコントロールする練習になります。結果的に高い声を出せるようになったり、地声と裏声を混ぜるミックスボイスが出せるようになるというものです。
エッジボイスには、高い声を出す感覚や、ミックスボイスを出す感覚がつかめる力がありますが出し方の説明が意外と難しいです。あまりきれいな表現ではないですが、のどの痰を切るときのあ”を発音してみてください。なんとなく声帯の閉鎖感覚がわかるのではないでしょうか。

エッジボイスが出来るようになったら、好きな歌でいいので、1曲を通してエッジボイスだけで歌いましょう。音量が大きくないので、どこでも練習が出来ます。但しちょっと変な人だと思われるでしょうが。

アコースティックギターやエレキギターなどを弾きやすくするポイント

アコースティックギターやエレキギターなどを弾きやすくするポイント

一般的に言われるギターを弾きやすくする要素をまとめておきます。弾きにくいものよりは弾きやすいほうがいいに決まっているので、以下のポイントをチェックしましょう。
まずはギターのネックがまっすぐになっているのかということです。主にネックが指版のほうに反っている場合を順反りと言います。その逆で反対側にネックが反っている場合を逆反りと言います。これらを修正してネックをまっすぐにすることで、ギターは弾きやすくなります。これをネック調整と言います。ネック調整は、ネックの中に入っている、トラスロッドという金属の棒を回して調整します。ネックがまっすぐなほうが弾きやすくなります。
弦のサイズは、太いものより細いもののほうが弾きやすくなります。押さえる力が小さくて済むからです。しかし弦のサイズを変えることは、そのギターの弦のテンションのセッティングを根本から変えてしまうので優先順位からすれば最後ということになります。
弦高が高いものは弾きにくくなります。弦高が低ければ弾きやすくなります。押さえる力が小さくて済むからです。ネック調整をして更に弦高を調整したい場合は、サドルを調整、削って弦高を下げます。

弦の知識2

弦の知識2

ギターの減の知識のパート2をお送りします。ギターの弦は1セットで1~6弦の全部て6本で構成されていますが、エレキ1~3弦もしくは、アコギ1~2弦と4~6弦もしくは3~6弦で弦の形状が異なります。1~3弦もしくは、1~2弦をプレーン弦と言います。4~6弦もしくは3~6弦をワウンド弦と言います。ちなみに1弦のほうが細く、6弦のほうが太くなります。プレーン弦はSteelです。太さ、サイズの単位ですが、インチですので間違えないように。

プレーン弦は、巻弦ではなく表面がつるつるした弦になっています。ワウンド弦は、巻弦で芯になる弦の外側に更に巻いてある弦を言います。3弦が巻弦の場合には芯になる弦が1~2弦より細いので、1番切れやすい弦になります。

ワウンドの種類に2種類あります。ラウンドワウンドとフラットワウンドの2タイプになります。ラウンドは、巻いてあるラップ弦の断面は丸く、アコキなどはこっちになります。ピックスクラッチなどにも対応します。普通はラウンドタイプが使われるのがほとんどです。フラットは巻いてあるラップ弦の断面は平たいものになります。ジャズベースやジャズギターなどはこっちです。音が甘く、伸びがないのが特徴です。

弦高とは

弦高とは

弦高とは、ギターの指盤と弦の間の隙間の広さのことです。弦高は、指盤の12フレットのフレットの金属の頂上と弦の間の距離で判断します。弦高の違いで、弦のハリや弾き心地に影響を与えます。クラッシックギター、アコギ、エレキ、ベースなどいろいろありますが、個人によって弦高が高いほうが好きな人、低いほうが好きな人様々あり、尚且つ、奏法によっても高いほうがいい場合と低いほうがいい場合と様々です。一般的な、弦高が高い場合と低い場合の利点と欠点をまとめます。
弦高が高い、幅が広い、隙間が大きいと引きづらくなります。弦を押さえるのに力が必要になります。高い場合は低く調整が可能になります。サドルを削れば低く出来ます。低すぎた場合に高くするのは、大変です。弾き心地は、ローポジションは良くても、ハイポジションは、弾きにくくなります。しかし音量は大きくなる利点もあります。
弦高が低い場合は、単純に弾きやすくなります。弦を抑える力が小さくて済みます。しかし弦の振幅の幅が小さくなるので、音量は小さくなります。テンションが弱めになるのでコントロールが必要になります。弦がビビる場合が多くなります。このビビリ音を生かして演奏に利用します。

この音符どう読むの?

onpu, 音符
音符の組み合わせいろいろ!!。

この音符どう読むの?

この画像にある音符はどうゆう風に読めばいいのでしょうか?。初歩の初歩です。リズムにいろんなパターンがあります。これが分るとリズムが読めます。

  • まず四分音符です。タンと詠みましょう。4ビート、4つ打ちなど。
  • 八分音符2つです。タタもしくは、タカでもいいです。八分音符の連符です。繋がっているタイプです。繋がっているものを連符と言います。8ビート。
  • 三連譜です。タタタと読みましょう。3つが繋がっています。上に3と書いてあります。1拍を3つに分けたものです。これを三連譜と言います。
  • 十六分音符4つです。タタタタもしくは、タカタカでもいいです。16ビートに出てくるパターンです。
  • 四分音符と八分音符です。上に3と書いてある、シャッフルのパターンです。タンタと読みます。音の比率が2対1です。
  • 逆の八分音符と四分音符です、上に3と書いてある、シャッフルのパターンです。タタンと読みます。音の比率は1対2です。
  • 付点八分音符と十六分音符です。タアンタと読みましょう。音の比率は3対1になります。スイングのパターンです。
  • 逆に十六分音符と付点八分音符です。タタアンと読みましょう。音の比率は1対3になります。スイングのパターンです。

ハードウェアミキサー

ハードウェアミキサー

ミキサーには、ハードウェアミキサーとソフトウェアミキサーがあります。基本は同じことですが、ソフトウェアミキサーには、接続するシールドやケーブル類が必要ないという利点があります。もちろんソフトウェアですから、実機もありません。

スタジオなどにあるのはハードウェアミキサーです。ミキサーは、音を混ぜる機械です。使い方の基本を押さえておきましょう。言うまでもないですが電源を入れましょう。ここで注意ですが、マスターボリュウムフェーダーと各チャンネルの音量フェーダーを下げておかないと、マックスに上げていたりすると爆音が出ます。アンプなどでみんな1度は、経験があると思います。ヘッドフォンなどで聞いていたら耳が壊れます。注意しましょう。

  • ミキサーにはたくさんスイッチ類がありますが、縦1列がチャンネルであとは同じものがチャンネルの数だけ並んでいるだけです。ステレオとモノラルのチャンネルがあります。
  • ゲインは入力レベルを調整します。
  • キャノン端子にはマイクを繋ぎます。コンデンサーマイクを使う場合はファンタム電源を入れます。
  • LINE入力は、楽器を接続するところです。
  • イコライザーは、ハウリングする音域のカットに使います。
  • PANは、音を左右に振り分けるものです。
  • 音量フェーダーは音量の上げ下げをします。
  • ミュートは消音スイッチです。
  • 音割れの確認のピークインジケーターや外部入力のAUXや音の返しなどに使うものもありますが、このぐらい覚えていればいいでしょう。

音程を作る喉、声帯のしくみ

音程を作る喉、声帯のしくみ

のどのところにある声帯がどうやって音程を作り出していくのかをまとめておきます。

のどには声帯があります。声帯の周りにはいろんな筋肉があります。声帯自体は粘膜です。

楽器、特にギターの弦を思い浮かべるといいですが、ギターの弦は、強く引っ張ると高い音が出ます。弱く引っ張ると低い音が出ます。引っ張って高い音、緩めて低い音というように、音程を作り出しています。声帯も楽器の弦も仕組みは全く同じです。人間の声も1つの楽器であるとも言えます。

自分の声帯を伸びちじみさせて歌っています。音の高低をこうやってつけています。楽器も大きいもの、小さいものがあります。大きなコントラバスは低い音が出ます。小さなミニギターは高い音が出ます。声帯も声帯自体が大きければ低い音が出て、声帯自体が小さければ、高い音が出ます。声帯の大きな男性は低い音が出て、声帯の小さな女性は高い音が出ます。その声帯を伸びちじみさせて更に、音程を上げたり下げたりします。声帯に基本の大きさがあるので出せる音の限界はおのずと決まってしまいます。

男性が更に高い音が出るのかといえば、理屈でいえば更に強い力で声帯を引っ張れれば出るのでしょうが、現実は不可能です。

歯擦音を取り除くエフェクト、ディエッサー

歯擦音を取り除くエフェクト、ディエッサー

歯察音は、サ行に代表される、さしすせそを発音する時にシーという耳障りな音がします。サ行だけでなくタ行にも含まれます。ボーカルの発音の中の歯擦音の低減するためのエフェクトがあります。目立たなくさせるといってもよいでしょう。

一般的なイコライザーでも、歯察音が含まれている帯域が分かれば、高域にイコライザーをかけて、歯察音を取り除くことも可能です。イコライザーでも調整は可能ということになります。
歯擦音を取り除くことに能力を特化させたエフェクトが、ディエッサーです。イコライザーの能力を歯擦音に絞って作られたものなので、イコライザーの仲間というか、範疇に入るものだと思います。歯擦音を自動で検知して取り除いてくれますが、かけすぎると、ボーカリストの歌声のおいしい部分まで取り除いてしまい、大変なことになってしまうので、注意が必要になります。
耳障りな部分だけを取り除くように、マニュアルで設定して、歯擦音の鋭いところだけを取り除くようにしましょう。といってもあまり一般的には、知らない人のほうが多い特殊なエフェクトだと思います。SPITFISHやLispといったプラグインエフェクトがあります。

高い声を作ろう!!

高い声を作ろう!!

高い声を出していくときのコツとやり方をまとめておきます。

高い声は、声を上にもって行くようにします。頭のてっぺんに声を抜いていくように出していきます。地声が強い人はより意識を頭のてっぺんにもっていくようにしましょう。息が上に行くような感じです。息というか、声を当てる場所があります。軟口蓋という場所があります。軟口蓋は、口の中の奥の上側の柔らかいところです。ここに息、声を当てて高い声を作りましょう。声を抜く方向を後頭部に抜くようにもっていってもかまいません。
一番高い声は頭のてっぺんに抜きますが、ここに低い声をミックスしていきます。ミックスする場合に、低音成分をミックスしないと、頭のてっぺんから抜いた声は、裏声のパワーのない高い声になってしまいます。混ぜると強い声になります。低音を混ぜる場合には、首の後ろから声を抜く感じになります。低音は、舌の付け根に向かって出す感じです。頭のてっぺんに抜く声、後頭部に抜く声に首の後ろに抜く声を混ぜて声のパワーを強めます。2方向に声を抜く感じになります。
声は、口から前に出すようなイメージがありますが、実は頭の上や舌の付け根や後頭部、首の後ろなど、イメージとは逆の方向に声を運ぶ感じです。