手足のコンビネーション

手足のコンビネーション

  • シンプルで、効果のある、ドラムの練習で、手足を交互に動かす練習をしましょう。手足のコンビネーションで右手ー左手ー右足の順でたたきましょう。まず右手ー左手はスネアドラムでいいでしょう。右足はバスドラムです。これをゆっくりから繰り返し叩きましょう。だんだんテンポを上げていきましょう。出来るようになったら両手をいろんなところに廻していきましょう。ハイタム、ロータム、フロアタム、スネアドラム様々なところを右手ー左手は叩きましょう。ロック系でよく使われるものです。3連です。タタタです。
  • 次は、右手ー左手ー右足ー右足です。右手ー左手はスネアドラムでいいでしょう。右足ー右足はバスドラムです。これも、ゆっくりから初めて、徐々に速くしていきましょう。出来るようになったら両手をいろんなところに廻していきましょう。ハイタム、ロータム、フロアタム、スネアドラム、ハイハットなどどこでもいいです。これは16分が4つです。タタタタです。4連です。
    次は、右手ー左手ー右手ー左手ー右足ー右足です。6連になります。タタタタタタです。3連と16分と考え方は同じです。ゆっくりから、速くしていき、両手でいろんなところに廻していきます。

ドラム、リズムパターン、レゲエの基本。

ドラム、リズムパターン、レゲエの基本。

フィルはリズムパターンの間をうずめるものです。しかし基本のリズムパターンはどうゆう風になっているのか、簡単なパターン、基本のパターンからその構成を見ていきましょう。レゲエのリズムですが、様々なパーカッションの複合体ですが、これをドラムセットで表現します。シンプルですが、さりげなく、ロックや、ポップスなどでも使われています。

  • 右手は、ハイハットを刻みます。4分音符、8分音符2つ、4分音符、8分音符2つ、です。タン タタ タン タタ です。はいはっとは、オープンハイハットであったり、クローズドハイハットであったり様々です。ライドシンバルを刻んでもいいです。
  • 右足のバスドラムに位置ですが、3拍目に1つ入れます。ウン ウン タン ウン です。ここまでが基本の部分です。
  • ここに更に加えていきます。スネアドラムを左手ですが、クローズドリムショットを入れていきます。クローズドリムショットを入れる場所はさりげなく入れましょう。普通のスネアでも構いません。自由です。
  • フィルの入れる場所ですが、小節終わりの区切りのいい場所の4泊目の位置にクラッシュシンバルをいれていくと、レゲエらしくなります。クラッシュは強めのアクセントがらしさを加えていきます。

ロックバッキング、ピアノ、オルガン

ロックバッキング、ピアノ、オルガン

ロックバッキング、ピアノ、オルガンの音色、主に電子ピアノ、キーボード、シンセサイザーでの対応方法をまとめておきますが、基本的にはギターと同じことをすればよいという結論になります。以下のようなやり方があります。
ギターのロックのひずんだ、ディストーションの音は迫力があります。ピアノやオルガンなどの鍵盤で、負けない音をだすためにはどうすればいいのでしょうか。まずピアノの音よりオルガンの音は、圧倒的に伸びます。オルガンの音色を選択することが大事です。さらにひずませるエフェクトをかければ音の強さは増します。シンセサイザーの中にはいくつものひずみ系のエフェクトが入っています。様々に音色を変えてみましょう。更にオクターブで音を重ねることやパワーコードにすることで強さ、音圧は増します。オクターブと5度を使うということを覚えておきましょう。オクターブ内の音、内声を動かすことも有効な手段です。音色はピアノとオルガンが定番でしょう。
ブルーノート、フラット3度、フラット5度、フラット7度の音を使うとロックな感じになりやすくなります。KeyCの場合には、ミフラット、ソフラット、シフラットの音です。

7thコードの使い方は

7thコードの使い方は

7thコードは、トライアドにさらに7度を加えたものです。ストレートで純粋なトライアドとは違い、あやふやな感じ、おしゃれな感じ、あいまいな感じです。JAZZなどに向いています。ロックでは基本的には、ストレートな3和音、トライアドのほうが向いています。JAZZでは、7thコード更にテンションのほうが向いています。メロディーにコードを付ける場合でも、音が4つあるので、選択できる幅が増えます。コードトーンが4つあることで、メロディーに対して使えるコードが出てきます。向いている音楽ジャンルを考えて3和音と4和音を使い分けましょう。
トニックは、3和音のほうが安定します。4和音にするとあいまいさが強くなります。音が少し濁っているということです。4和音にするべきは、ドミナントのセブンスコードです。KeyCだとG7です。ドミナントは、まずセブンスコードにすることで、トライトーンを2つ含みますので、解決感が強まります。ドミナントがトニックに解決することを、ドミナントモーションと言います。トニックは、セブンスを使ってもいいのですが、解決感を強めたい場合はトライアドです。トニックの場合にセブンスコードにする場合、トライアドを使う場合とadd9を使う場合といろいろな方法があります。

ロックな8ビート2

 ロックな8ビート2

フィルはリズムパターンの間をうずめるものです。しかし基本のリズムパターンはどうゆう風になっているのか、簡単なパターン、基本のパターンからその構成を見ていきましょう。ロックな8ビートはハイハットの数を通常の8ビートとは違い4つに減らします。普通はハイハットは8つ刻みますがそこが違います。これによりスピードを上げられるようになります。まずは手順からです。

  • step4。step3より難しくなります。次は、4分で右手はハイハット4回です。右足はバスドラムを1拍と2拍の裏、8分裏で踏み3拍で踏みます。バスドラム、だけで言えばタンウタタンウンです。左手は2拍と4拍にスネアドラムをたたきます。スネアと重なっていたバスドラムは踏みません。これが第3段階です。step3のバスドラムの位置が前に出た形です。
  • step5。ここから更にややこしくなりますが、1拍目は、右手右足ハイハットとバスドラム。2拍目は、右手ハイハット左手スネアドラム。ここまではいいとして、2拍裏にバスドラムです。3拍目は右手ハイハットだけさらに3拍裏にバスドラム右足です。4拍目は、右手ハイハット、左手スネアドラムです。かなりつられる内容です。難しいでしょう。

ドラムのスティックの持ち方

ドラムのスティックの持ち方

ドラムのスティックの握り方に大きく2つ系統の持ち方があります。

マッチドグリップは右手と左手が同じ持ち方をします。マッチドグリップの特徴は、両手が同じ持ち方なので音の粒立ちが同じになりやすいということです。マッチドグリップには主に3タイプがあります。

  • ジャーマングリップ。これが基本の基本の持ち方です。手の甲が上に向くものです。吹奏楽やクラッシックでの基本です。手の力が伝わりやすいものです。ロック系、ファンクなどで使われます。
    フレンチグリップ。親指が上向きで指が使え手細かい動きに向きます。素早い動きができる持ち方です。
    アメリカングリップ。ジャーマングリップとフレンチグリップの中間系の持ち方です。2タイプの利点を併せ持っている持ち方です。わからない場合はとりあえずこれにしておけばいいでしょう。

レギュラーグリップです。これは左手と右手の持ち方が違います。左手のスティックは逆向きに持つ形です。昔はこれがスタンダードだったのでレギュラーグリップと言われます。レギュラーグリップの特徴は、左右の持ち方が違うので、音の差が付きやすくなります。ジャズなどで用いることが多いものです。

ベースライン

ベースライン

ロック系、ポップスロックなどのベースラインの基本的なものとして、8分で刻むというものがあります。タカタカタカタカと刻むだけですが、この刻む音は、なっているコードのルート音のオクターブ下です。CM7のコードが鳴っていた場合に、ドミソシが鳴っている時は、オクターブ下のドがベース音です。このストレート弾きが基本の基本です。しかしこのストレートなベースでは、単調なので、手を加えます。加えるものは以下のものです。

  1. ドラムのキック音に合わせる。ドラムのキック音はバスドラムの音です。このキック音にベースを合わせていきます。キックのパターンを強く意識して弾くということです。キックに合わせてメリハリを利かせること、アクセントを置くことです。単純にキック音のところを弾くと解釈してもいいです。
  2. 経過音、アプローチノート。経過音は、通り過ぎていく音です。次になるコードに向かって、経過音を使って繋げていくことです。メジャースケールの音で繋げていきます。メジャースケールなので綺麗に、シンプルにスムーズに繋がります。もう1つは、クロマティックに半音で繋げていくやり方です。厳密には、スケール音ではないので、音を外していることになるのですが、短い音なので、違和感より、むしろスパイス的な威力があります。

コード進行の中でオーソドックスなもの2

コード進行の中でオーソドックスなもの2

コード進行の中でも、よく使われる、多用されるコード進行があります。基本的なものではありながら、発展させていくための、土台になり、覚えていれば役に立つものです。

  • 5度進行。5度進行は、ロック系のものに限られて使われる、かなり特殊な感じのコード進行ですが、ロックでは、よくあるものです。不良的なコード進行です。よく言えばパワーのあるコード進行です。KeyCでは、E♭ B♭ F Cというようなコード進行になります。E♭ B♭はマイナーキーからの借用和音です。なぜ特殊なのかというとクラッシックの世界ではこれは禁止ですということになっているからです。使えないわけではありませんが、そうゆう決まりごとがあるということです。
  • 順次進行 上昇。これは分かりやすく、ダイアトニックコード内を順次上がっていきます。KeyCでは、C Dm  Em f G と上がっていきます。そのままです。順番に、上がっていきます。階段を上がる感じです。Dm  Em f GというパターンがJPOPで多用される、オーソドックスなものです。
    徐々に盛り上げる感じを作れる、特徴があります。もちろん全部上がるわけではなく、下がるところとの組み合わせいろいろなので、様々なパターンがあります。

ドラム、ベースの発展と役割

ドラム、ベースの発展と役割

ドラム、ベースの発展と役割について簡単にまとめます。

冠婚葬祭の時に通りを更新しながら演奏していたものが、マーチングバンドですが、室内演奏に移って、複数の打楽器が1つになり、ドラムセットが誕生します。1人でドラマーがすべてを受け持ちます。
スイングジャズからモダンジャズへ移行します。ドラムの役割は、前者はドラムでのリズムキープが役目で、後者は、聞かせるためのドラムです。

更にリズムアンドブルースに発展しますが、カントリーでは1拍、3拍目の強調から、2拍、4拍目の強調、アフタービートに代わります。バックビートと言います。4分の4拍子の曲で、2拍、4拍目の強調する演奏法です。現代では当たり前の演奏法です。
ベースは、マーチングバンドではチューバが担当です。ジャズはウッドベース、コントラバスが受け持ちます。

モダンジャズでは、ウォーキングベースがリズムキープの役目をします。ここからベースは、dance musicになくてはならない要素になります。rock、pops、R&Bの現代の音楽につながります。

昔の通奏低音の時代は、チェロ、コントラバス、チェンバロの組み合わせで、今のrock、pops、R&Bの音楽の積み重ね方の原型のような、音楽形態です。

メロディ、ハーモニー、リズムにおいても、ドラム、ベースはとても大切です。