鍵盤の弾き方、ベタ弾きから

鍵盤の弾き方、ベタ弾きから

鍵盤の伴奏がベタ弾きで単調で、退屈な場合には、どんな方法で単調で、退屈なパターンから抜け出すのかをまとめます。ベタ弾きだと暗い感じ、元気のない感じです。より実践的なものになっていきます。動きがないものからより動きのあるものになっていきます。既存の楽曲に参考になる物はたくさんあるので、いろんなものを聞いて取り入れましょう。

まず大事なことは、和音よりも何よりもリズムが1番大事だということです。リズムがかっこよければ、それで成立します。
最初は、ベースを動かして、滑らかにして行きます。ベースに動きとリズム感を加えます。
更にベースに加えて、当てるコード数を増やしていきます。またコードヴォイシングを変えて滑らかに流れるようにします。より複雑なコードに進化していきます。動きは加わり、音数が増え複雑化して、リズムもよくなっていきます。リズムは、ある意味音楽ジャンルがはっきりと出る部分です。
リズムを変えていく場合に、4分のリズムから、別のリズムパターンを考えましょう。そのリズムパターンで、コードをリズムに当てはめてみましょう。8分、16分などを加えていきます。
コードを派手にする方法は、装飾音を加える方法と、sus4コードを使用することと、ベース音を動かすことなどがあります。

楽器上達の秘訣は

楽器上達の秘訣は

楽器がうまくなる上達の秘訣がいろいろあります。一般的に言われることをまとめます。

自分自身の姿を客観的に外から見ることが重要なのですが、まず出来ることは、演奏する姿を鏡に映すことです。鏡に映せば悪い部分が、客観的に把握できます。鏡に映す意外にもタブレットやスマホの動画機能を使い自分撮りをすると自分の演奏スタイルが見れます。もちろんビデオカメラや、コンデジやミラーレス1眼や1眼レフを持っているなら更に、いい映像で録画出来ます。しかし今はフルハイビジョンノ映像をスマホやタブレットで撮影できるので、まずは、スマホを使いましょう。

自撮りの延長ですが2つ目には、録音してみるということです。演奏の音を録音すれば、これもまた客観的に演奏の良い悪いが解ります。音だけを聞いてみることも、上達の秘訣です。これもまずはスマホでいいでしょう。こだわりだすと、マイクがどうしたとか、オーディオインターフェイスがどうしたとかゆうことになりますので、持っている機材で録音して聞いてみましょう。
最後は、人前で演奏しましょう。大勢の前でなくてもいいので1人でも2人でも、人前で演奏しましょう。人前だとプレッシャーがかかった状態になります。このほうが上達は早まります。

他人から見て演奏や歌が上手そうに見えるためには

他人から見て演奏や歌が上手そうに見えるためには

  1. まず何より必要なもの、絶対になくてはいけないものは笑顔です。演奏や歌と直接関係ないと思われがちですが、極端に言えば演奏が下手であろうが歌が下手であろうが、笑顔はすべてをカバーしてしまうぐらいの力があります。笑顔は何より1番大切なものです。困った時こそ笑顔です。何はなくても笑顔です。楽しそうに演奏していないと、他人から見て、好ましくは映りません。宝塚の教えの中に、他のものすべて無くても、笑顔だけは絶対に必要と言われています。そのぐらい笑顔は大事だということです。
  2. 演奏については、鍵盤を見ないということです。これはギターの人でも同じことです。手元をのぞき込んで見ると、猫背になり、うまく演奏しても、余裕がないように映ります。うまく演奏しても、いっぱいいっぱいに見えます。逆にいっぱいいっぱいでも、胸を張って弾いていれば、余裕があるように感じます。
  3. 次に、力を抜くということです。力が入りすぎると、これも余裕がないように映ります。
  4. 余裕がないというのは、練習と準備不足ということですし、これは、楽器を弾く時間を増やしましょうということです。更に、あがりや緊張などは、他人の前で弾く、場数を増やしましょう。場数が増えれば、力みは解消されます。

演奏がうまくなる近道はあるのか

演奏がうまくなる近道はあるのか

最初に演奏が速く、うまくなる近道はあるのかということに対して、演奏家の人たちのほとんどの意見は、それはないということになります。慌てずに、ゆっくりと着実に練習しましょう。これでは身もふたもないので、コツ、方法、考え方をいくつかまとめると以下のようになります。

  1. 毎日少しずつでも弾き続ける人がうまくなる。週に1回まとめて練習するのは、良くない。
  2. 極端に言えば、1日10時間練習すればだれでもうまくなる。
  3. 楽器を弾いた時間が多ければ多いほどうまくなる。演奏時間と上達との関係のデータも存在します。要するに、いっぱい弾いた人がうまい人です。
  4. 人に教えると上達が速くなる。上達を速めるには、これが1番良い。人に教えるためには、努力と勉強が必要だから。ちゃんと理解していないと教えられない。
  5. 楽譜では解らないものも、Youtubeを利用すれば、弾き方が解る。たくさんの動画を上げてくれている演奏者に習いましょう。
  6. 何か他のことをしている時も、楽器を鳴らしましょう。例えば動画で映画などを観ている時でも、片手間で楽器を弾きましょう。これが意外と大事です。別のことをしながら演奏出来るようにするのは、弾き語りをする人などは、いい練習になります。

人間味あふれる演奏

人間味あふれる演奏

DTMのMIDIのマウスを使ったステップ入力では、人間味あふれる演奏というわけにはいきません。やはり機械的な演奏になってしまいます。キーボードを演奏してリアルタイムレコーディングをすればよいということですが、機械的な演奏と人間味あふれる演奏の違いは何でしょうか。
まずは、ベロシティーの調整です。ベロシティーは単に音量の大きい小さいではなく、鍵盤や、鍵盤に限ったことではないですが、楽器を強く弾いた時と弱く弾いた時の演奏情報です。これは演奏の強弱です。
次は音価、デュレーションです。音符の長さを四分音符でも八分音符でも100プラスアルファの長さまで伸ばすのか、短く演奏するのかの違いです。ピアノやシンセサイザーのサスティーンペタルは音を100%以上伸ばします。半分にするのか、それより短くするのかによっても演奏はイキイキします。
次はテンポコントロールです。人間の演奏は、テンポがもたったり、ソロの演奏やアンサンブルなどは、テンポが大きく揺れます。どんな楽器も複数の音を鳴らすときに、ぴったり同じ発音のタイミングで音はならないのです。要はずれているということです。この微妙なずれとテンポの揺れが、人間味あふれる演奏の要素です。
楽譜通りでは、人間味は出ません。

超初心者のための鍵盤の左手の練習

超初心者のための鍵盤の左手の練習

鍵盤を弾くのに、左手はベース、右手はコードとか、左手はベース、右手は、コードとメロディーとか、ベースは、ベーシストに任すとかいろいろなパターンがありますが。さあいきなり左手ベース右手コードを弾いてといっても、右手4分左手2分、右手8分左手4分、などは、リズムはあいません。4分と4分ならいいですが。

ということで、ハノンだバイエルだは、置いといて、特に不器用な左手だけ、様々なベースパターンを、つべこべ言わず、左手がゆうことを聞くまで、弾いてみましょう。4分の4拍子。

  • まず2分音符で、2小節。C  G  | A F 。これを繰り返し。
  • 次に4分音符で、2小節。CCGG | AAFF これを繰り返し。
  • 次に2分音符で、2小節。C  G  | A F 。だだし、同じ音、オクターブ上を重ねる。オクターブユニゾン。これを繰り返し。鍵盤の1オクターブの広さを手に覚えさせましょう。
  • 次に4分音符で、2小節。CCGG | AAFF 。だだし、同じ音、オクターブ上を重ねる。オクターブユニゾン。これを繰り返し。鍵盤の1オクターブの広さを手に覚えさせましょう。2番目の音をオクターブ上にして、小指と親指で交互に演奏してもいいです。
  • 次は、4分音符で、2小節。CEGA | B♭AGE 。これを繰り返し。

ベースライン構築基本

ベースライン構築基本

  1. ルートを弾く コードのルート音を弾く。
  2. オクターブと5度 オクターブまたは5度上、下を弾く。
  3. コードトーンとスケールノート 使っているコードの構成音またはそのコードに合ったスケールの構成音で弾く。

Cメジャースケール/鍵盤で弾くときの指の動き(左手)

Cメジャースケール/鍵盤で弾くときの指の動き(左手)

 親指を1、人差し指を2、中指を3、kusuri指を4、小指を5、とすると、右手とは逆に下降するとき(ド、シ、ラ、ソ、ファ、ミ、レ、ド) 1→2→3、(親指が中指の下をくぐって)、1→2→3→4→5となる。(右手の上行の動きと同じ)。左手の上行の動きは右手の下降するときと同じになる。

Cメジャースケール/鍵盤上の指使い、指の動き(右手)

Cメジャースケール/鍵盤上の指使い、指の動き(右手)

白鍵だけで弾ける  Cメジャースケール(ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド)。これを右手で弾くときの右手のゆびの動きは、親指を1、人差し指を2、中指を3、kusuri指を4、小指を5、とするとドが1、レが2、ミが3、→親指が中指の下をくぐって→ファが1、ソが2、ラが3、シが4、ドが5、となる。下降するときは小指から5-4-3-2-1→中指が親指の上を通過して→3-2-1、となる。