ドラムのスティックのあれこれ

ドラムのスティックのあれこれ

ドラムを叩く、ドラムのスティックの細かい内容をまとめます。

軸の太いものや細いものなどいろいろあります。塗装されているものもあります。様々な色があります。
まずは、素材の違いです。スティックの素材としては木製とカーボンとアルミなどのものがありますが、主なものは、木製では、メイプル、オーク、ヒッコリーなどがあります。この3種類がポピュラーなものです。

  1. メイプル。軽さが特徴です。音が美しいのですが、耐久性に難ありです。メイプルシロップの木です。野球のバットなどにも使われています。
  2. オーク。1番耐久力があり丈夫です。パワーがあります。しかし1番重い材質です。折れにくいのが特徴です。
  3. ヒッコリー。標準的で重くもなく、耐久力も音の力も標準です。バランスが良いとされています。耐久力もあります。1番扱いやすいものです。無難で、これを選ぶと間違いないです。

先端の叩く場所の形、チップの形状が違います。当たるところの面積で音が変わります。

  1. トゥルーラウンド、ボール。真円で接地面積がどこも同じなので、音が平均的です。
  2. スクエア。俵形です。接地面に変化があり、音が変わります。
  3. ティアドロップ。当てる部分により、かなり接地面積が変わります。
  4. ダイアモンド型チップ。強い音が出ます。 以上。

drop2とdrop3、インバージョン(転回)の基本の基本

drop2とdrop3、インバージョン(転回)の基本の基本

和音、コードの積み上げ方の形のことをヴォイシングと言います。1オクターブ以内に収まっていれば、クローズドヴォイシング。1オクターブ以上であればオープンヴォイシングと言います。

  • トライアド、3和音でいえば、ルートポジションは、Cの場合は、ドミソになります。
  • 第一転回形をファーストインバージョンと言います。ミソドです。
  • 第二転回形は、セカンドインバージョンと言います。ソドミです。
  • セブンスコード、4和音でいえば、ルートポジションは、CM7の場合は、ドミソシになります。
  • 第一転回形をファーストインバージョンと言います。ミソシドです。
  • 第二転回形は、セカンドインバージョンと言います。ソシドミです。
  • 更に、セブンスコードの場合は、第三転回形、サードインバージョンがあります。シドミソになります。

ここまでを踏まえたうえで、

  1. drop2ヴォイシングとは、「4 Way Close」Voicing(コードトーンの一番高い音を決めて、その下1オクターブ以内に全てのコードトーンをおさめる。)の上から2番目の音を1オクターブ下げるヴォイシングです。
  2. drop3ヴォイシングとは、「4 Way Close」Voicingの上から3番目の音を1オクターブ下げるヴォイシングです。
  3. drop2&4ヴォイシングは、「4 Way Close」Voicingの上から2番目の音と4番目の音を1オクターブ下げるヴォイシングです。

シンセサイザーの音色カテゴリー

シンセサイザーの音色カテゴリー

シンセサイザーに入っているプリセットの音色のカテゴリーをまとめます。
生音に音階をつけるPCM音源と波形から音を作っていくパターンがあります。パルス、スクエア、サイン、ソートゥース、トライアングル、ノイズなどの波形です。

  • ピアノはグランドピアノやアップライトピアノなどです。
  • キーボードは、エレクトリックピアノ、クラビネットなどです。
  • オルガンは、オルガンやパイプオルガンやアコーディオンなどです。
  • ギターはエレキやアコギなどです。
  • ベースはコントラバスやエレクトリックベースなどです。
  • ストリングスは、バイオリンやビオラなどです。
  • ブラスは、トランペットやトロンボーンなどです。
  • サックスは、アルトサックスやテナーサックスなどです。
  • シンセリードは、引っ張っていく音です。単音向きの音でフレーズや、アルペジオなどに向いていて、アクセントの強い音です。ソフトなものとハードなものがあります。
  • シンセパッドは、包むような音です。単音も行けますが、和音向きです。ベースを支えたりバラードに使ったりします。きらびやかなものとソフトがあります。
  • シンセコンプは、音の切れる感じです。和音単音どちらもいいです。トリッキーできらびやかで音が伸びないものが多いです。
  • 更にパーカッションや特殊効果音などがあります。数が多すぎて解らなくなるぐらいの音色があります。

楽音の基本の基本

楽音の基本の基本

シンセサイザーは、音を自分で作って、その音で演奏する楽器です。最近は大量のプリセットの出来上がった音源が入っているので、たいていほしい音は探せばありますが、やはり自分だけの音、少しでも人と違う音を作るのが基本です。まずシンセに必要な基本の知識からまとめます。
楽音は、音ですが、音波です。音波は、気圧の乱れが一定の振動になって、空気などにより伝わるものです。

音は音の高さ、音程と音色と音量の3つの要素からなっています。音の波 の形で音色が変わります。波の周期の速い遅いが音程です、音量は、波の振り幅の大きさです。

音の波の特定のパターンを繰り返すのが楽音であり、このパターンのことを波形と言います。

但し、特定のパターンを持たないものが、ノイズと言いますノイズは雑音と言われますが、音程がありません。ドラムなどの打楽器の仲間は、ノイズをたくさん含んでいます。ノイズにはホワイトノイズやピンクノイズなどの種類があります。

音波の波の周期のことを周波数と言います。単位はHz,ヘルツで表します。人間がとらえられるのは 20HZ~22kHz22kHzまでの音域です。この範囲外の音は、耳ではとらえられませんが、人間は、聞こえない音も感じているといわれています。mp3などはこの聞こえない音をカットしていますが、アナログレコードは、この音も含まれていて、レコードの音のほうがいいと、人は感じます。
音色は、基音と基音の整数倍の倍音の組み合わせで作ることが出来ます。

オーディオのループ素材を使うときのテクニック

オーディオのループ素材を使うときのテクニック

SONYのアシッドで有名になった、オーディオのループ素材を貼り付けていくだけで楽に作曲ができます。MIDIの細かい打ち込みもいりません。音がエフェエクト込みで出来上がっています。但し、そのジャンルのものはそのジャンルしか作れませんし、テンポやピッチは変えづらいし、フレーズは決まっていますので変更は限られます。

オーディオのループ素材を使うときのちょっとした工夫をまとめます。今は大体どんなDAWソフトでも、オーディオのループ素材は使えます。ループ素材の加工は以下の通りです。使用方法は、ソフトサンプラー、オーディオトラック、MIDIトラック、ループプレイバッカー、波形編集ソフトなどです。

  1. イコライザーを使う。シンセサイザーのフィルターを使った音色変化の効果をイコライザーを使って同じような効果を作ります。
  2. ディレイを使う。ディレイをかけることで、繋がりのスムーズさを作り出します。突然音が切れたようなオーディオ素材の悪い部分をごまかします。
  3. オートメーションを使う。オートメーションで音の変化が作れます。
  4. 同じ素材を重ねる。素材を重ねると音の厚みは増します。
  5. MIDIデータを使うとフレーズが変化できます。フレーズの変更のしづらいオーディオの弱点を補います。

インターバル

インターバル

インターバルという言葉の説明を忘れていました。
インターバルとは、音程のことです。なんだ、

音程のことかでは終わってしまうので、おさらいを兼ねてもう1度説明します。音程とは2音間の距離です。2つの音の差のことですが、音楽においてこれがわかっていないと、どうにもならないぐらい大事です。これを覚えていないと後の理論は全部わからなくなりますので丸覚えしましょう。インターバルは音楽の基本中の基本です。

完全1度は、ファースト、またはユニゾンです。鍵盤で同じところです。ドをスタート地点だとするとドです。

短2度はマイナーセカンドです。鍵盤1つ進んだところです。ドとド#。
長2度はメジャーセカンドです。鍵盤2つ進んだところです。ドとレ。
短3度はマイナーサードです。鍵盤3つ進んだところです。ドとレ#。
長3度はメジャーサードです。鍵盤4つ進んだところです。ドとミ。
完全4度はパーフェクトフォースです。鍵盤5つ進んだところです。ドとファ。
増4度または減5度はオーギュメントフォースまたはディミニツシュフィフスです。鍵盤6つ進んだところです。ドとファ#。
完全5度はパーフエクトフィフスです。鍵盤7つ進んだところです。ドとソ。
短6度はマイナーシックススです。鍵盤8つ進んだところです。ドとソ#。
長6度はメジャーシックススです。鍵盤9つ進んだところです。ドとラ。
短7度はマイナーセブンスです。鍵盤10個進んだところです。ドとラ#。
長7度はメジャーセブンスです。鍵盤11個進んだところです。ドとシ。
完全8度はオクターブで巣。鍵盤12個進んだところです。ドと1オクターブ上のド。

音楽を伝える形態の変化

音楽を伝える形態の変化

各年代における、音楽を伝えていく形態の変化をまとめます。

  1. まずは、アーティストとレコードレーベルとプロモーション会社とレコード販売店を基本構成にして、ラジオで伝えていた時代があります。レコードの時代です。
  2. 次はテレビが加わります。基本は同じで、アーティストとレコードレーベルとプロモーション会社とレコード販売店を基本構成にして、ラジオに更にテレビが媒体として加わります。レコードとテープの時代です。
  3. 更に時代が進むとCDが登場してきます。これはフィリップスとSONYによって開発されました。
  4. 更に時代が進むとインターネットが登場してきます。
  5. 更に2000年を超えるとAppleによるmp3のダウンロードが始まります。
  6. そして現在は、スマートフォン、パソコン、タブレットなどのITデバイスが中心です。アーティストとファンが直接、交流できる時代です。インターネットとITデバイスと交流用のSNS、主にTwitter、Facebook、インスタグラムとアーティストのコンテンツ、主にHP、ブログ、メルマガ、LINE、Youtube、Soundcloudなどを使ってのセルフプロデュースになります。インターネットは中抜きになりダイレクトにファンとアーティストが交流出来るのが、今の時代ですが、これから先も新しいデバイスの登場で形態は変わるでしょう。

ピアノ、キーボード、シンセ、鍵盤どれを選ぶ

ピアノ、キーボード、シンセ、鍵盤どれを選ぶ

本格的にピアノをやりたい人は、グランドピアノやアップライトピアノを買おうといっても金額の問題、場所の問題、重さの問題、防音の問題があるので、やはり気楽に始めるには敷居が高いのでまずはいくつかの種類の鍵盤の中から選ぶということになります

  1. まず電子ピアノ。これは音源の入ったデジタルピアノです。これがピアノをやりたい人はいいでしょう。鍵盤数はフルの88鍵盤。ピアノの場合は鍵盤が重く作られています。木だったり鉄板が入っていたり様々ですが、重い鍵盤ということ覚えておきましょう。それからタッチレスポンスに対応しているものを選びましょう。アコースティックピアノのように強く押したときは強く、弱く押したときは弱く音が鳴ります。
  2. 一般にキーボードタイプは、電子キーボードです。キーボードは鍵盤が軽いです。樹脂製でできた鍵盤は軽いので引き心地が違います。鍵盤は重いものを選びましょう。タッチレスポンスは必ず必要です。電子ピアノより気楽に始められます。
  3. シンセサイザーは、基本的に様々な音を作る機械です。音源も様々入っています。鍵盤も、本格的なピアノ対応の鍵盤から軽量樹脂鍵盤まであります。音楽制作に使います。もちろんピアノにも対応しています。鍵盤数は49~88まで用途に合わせて選びましょう。基本的にスピーカーとシールドもしくはヘッドフォンがないと音が聞けません。スピーカー内蔵のモデルもたまにあります。私の場合はシンセ派なので、いろいろ、なんでもトライしたい人は、シンセサイザーを選びましょう。
  4. キーボードタイプの場合、キーボードスタンドとサスティーンペダルが必要になります。サスティーンペダルは、足で押し込んだ時に音を伸ばすことができます。この押し込む段階が何段階にもなっているのがサスティーンペダルです。四角いフットペダルもあります。これもサスティーンペダルと同じことができますがオンオフの2段階です。基本はサスティーンペダルを選びましょう。

コードの連結

コードの連結

コード進行においてどうやって滑らかにつなげて行くのかということを学びます。

本気で学びたい人はクラッシックの和声学を勉強しないといけませんが、ここでは簡単に、ごく基本だけ説明します。あくまで初歩の初歩です。別にこの通り絶対に守らなければいけないわけではないので、あくまで昔の人が作った都合ですのであまり気にせず自由に作りましょう。
方法論としては、いくつかありますがコードを繋げるときの方法は以下の4つがあります。コード進行、CFGCを例にすると。ベースはドファソドと動きます。

  1. コード進行において連続する、2つのコードがあるときにその共通音を置きましょう。例えば、ドミソの和音の後にファラドではなくドファラにしましょう。
  2. コード進行において連続する、2つのコードがあるときに、共通音がないときはベースの動きに逆行しましょう。ベースの音が下がれば、上げ、ベースの音が上がれば下げましょう。逆の動きをしましょう。ベースがファからソに動いたら、コードはドファラからソシレではなくシレソにしましょう。
  3. なるべく近くの音に移動しましょう。あまりにも離れている音には行かない。近い音に移動しておけば、まず安心。このやり方が簡単です。ドファラからG7だとシファソに進みます。レは省略。
  4. 限定進行する音に従う。限定進行音は完全4度と長7度になります。Cメジャースケール、ドレミファソラシドでは、ファの音はミに進行したがります。シの音は半音上のドに進行したがります。これが限定進行音です。これに従います。シファソからドミソに進みます。

録音した声に違和感があるのはなぜ

録音した声に違和感があるのはなぜ

録音した自分の声を初めて聴いたときに、大抵の人は、自分の声と違うという違和感を感じます。まして歌っている歌声は、音程があったり裏声だったり、更にミックスされていたり、通常の話し声とは全く違う違和感があります。なぜ自分の声と違うと感じるのかをまとめます。

普通、声を出すと人間の体の中、頭蓋骨の中に音が響いています。この内耳に響いている声がまず自分が聞いている音です。更に声が外に出て、その外に出た声、音が、外耳から聞こえてきます。この体の中に聞こえる声と外から聞こえる声が、ミックスされた声を、自分だけが聞いています。他人はこのミックスされた声は知りません。

他人は、外から聞こえる声しか聞いていません。録音した声が他人の聞いている、自分の本当の声です。自分だけが、自分の本当の声を、録音しない限り知らないということになります。自分の声がへんてこに聞こえるのは、こうゆう理由があります。大体の人が自分の声が好ましくは感じません。

録音したものを何回も聞いていると、不思議なことにこの違和感が取れてくるといわれています。自分に対するイメージも変わりますので、自分の声を積極的に聞いてみましょう。