バンドの一体感とバッキング

バンドの一体感とバッキング

ギターやベース、キーボード、ドラムなどバンドサウンドを構成している楽器がさまざまあります。バンドのノリが合わないというのは、単に練習量の問題だけではありません。バスドラムの位置を意識することです。ドラマーはもちろんですが、ギタリストも、ベーシストもキーボーディストも、バスドラムの位置を強く意識して、そこにアクセントを持っていくと合うようになります。バスドラムの音がキーになります。メトロノームに合わせるだけでは、なぜか合わないものです。バスドラムが意識されていれば、コードを弾く鍵盤もアルペジオを弾くギタリストであっても、体の中にバスドラムが意識されていれば不思議と自然に合います。もちろん練習しなくていいわけではありません。ちゃんと楽器を毎日弾きましょう。楽器のスキルが上がれば当然有利になります。
更に、ギターや鍵盤のバッキングをどのように合せていくのかをまとめます。まずドラムのリズムパターンをよく聞きます。ドラムセットのどれかに合わせていくということです。バッキングをハイハットに合わせるのか、スネアドラムに合わせるのか、バスドラムに合わせるのか、どれかの音にあわせて、バッキングを載せていくことになります。これが初歩の初歩です。

弾き語り、鍵盤の初歩

弾き語り、鍵盤の初歩

ソロピアノなどは、左手がコード、右手がメロディが基本ですが、鍵盤での弾き語りでは、左手はベースで右手がコードで、メロディーは声を使います。当たり前ですが歌うということです。

  • イタリア語ではドレミファソラシドですが、英語表記では、CDEFGABCです。これを踏まえて、コードネームを確認します。
  • まずコード表記されている、アルファベットがベース音です。ですからまず基本の基本は、ベース音と歌のメロディーのみで合わせます。左手ベース音とメロディーです。
  • 次は右手のコードです。左手ベースと右手コードとメロディーです。コードの、トップの音が動きすぎたり、メロディー音より高くなったりすると、メロディーを邪魔します。
  • 次はコードのトップノートが動かないように転回して、ボイシングを変えていきます。トップノートの動きをできるだけ小さくしましょう。
  • 弾き方を考える。曲にあった、リズムで、ベース、コードを弾きます。弾き方は様々です。これは自分で考えるということです。リズムが1番大切です。これが分かって入れば、曲にあった感じがさがせるでしょう。分からない場合には、いろんな曲を参考にしましょう。
  • Keyがあわない場合には、Keyを変えましょう。

ベースの基礎2

ベースの基礎2

ベースは、コードの支配力を持っています。ギタリストや、キーボーディストが、どんなに頑張っても、ベースの音でコードの色が決まります。逆に言えば、ベースがしっかりしていれば、ベースというぐらいですから、土台がしっかり出来上がります。音楽においてとても大事です。コードの色を変えてしまう力があるので、コードがまちがうことより、ベースがまちがった音を鳴らした場合に、猛烈な違和感となって聞こえます。ベーシストは、支配権を持った、リーダー的な役割です。縁の下の力持ちとしてではありません。むしろ音としては、リーダーなのです。ベースの音は、全体を支配していると覚えておきましょう。聞こえづらい音のように感じますが実はそうではありません。

ベースはまず、1度5度8度を鳴らします。15851585のように弾きます。次は3度ですが、ここでマイナーとメジャーを使い分けます。メジャーコードの時はメジャサード、マイナーコードの時は、マイナーサードにしないといけません。ここをまちがうと、コードの色は変わります。ここから更に、ディミニッシュコードや、オーギュメントコードや、フラットファイブのコードに対応していくことになります。

ドロップの合わせ方

ドロップの合わせ方

バンドのノリを合わせる、ドロップの合わせ方の方法があります。

ギターやベース、キーボード、ドラムなどバンドサウンドを構成している楽器がさまざまあります。バンドのノリが合わないというのは、単に練習量の問題だけではありません。バスドラムの位置を意識することです。ドラマーはもちろんですが、ギタリストも、ベーシストもキーボーディストも、バスドラムの位置を強く意識して、そこにアクセントを持っていくと合うようになります。バスドラムの音がキーになります。メトロノームに合わせるだけでは、なぜか合わないものです。バスドラムが意識されていれば、コードを弾く鍵盤もアルペジオを弾くギタリストであっても、体の中にバスドラムが意識されていれば不思議と自然に合います。もちろん練習しなくていいわけではありません。ちゃんと楽器を毎日弾きましょう。楽器のスキルが上がれば当然有利になります。

バスドラムの、ドロップのパターンに主に3つがあります。ドロップは小節頭のバスドラムのパターンです。この3つのどれかに集約されます。ドラマーがバスドラムをこの3つの踏み方のいずれかで踏んでいるということです。ここにギターのバッキングなどを合わせるのです。
4分音符1つです。タンです。
8分音符2つです。タタです。
4分音符1つ、8分休符1つ、8分音符1つです。タンウタです。

ベースの基礎

ベースの基礎

ベースフレーズの初歩の初歩をまとめます。ベーシストは何を弾いているのでしょうか。コード進行があるときに、コードのルート音とその1オクターブ上を弾いています。オクターブですから、1度と8度を弾いているということです。1度と8度葉メジャーもマイナーも関係ない音です。メジャーマイナーに左右されない音です。2度3度6度7度はメジャーマイナーに左右されます。まずこれが基本の1番目です。

  • 1度と8度だけでは、物足りなくなるので、初歩として、5度の音を足します。1度と8度と5度がベーシストの基本の2番目です。5度の音も1度と8度と同じ、完全音程です。これは結果として、パワーコードの音です。ベーシストはまず、鳴っているコードのパワーコードの音を使う、もちろんベースですからオクターブ下の音域です。
  • 更に、コードの構成音やスケール音を使うものに進みますが、ここからは、メジャーマイナーに左右されます。C7というコードが鳴っている場合に、構成音はドミソシフラットです。1度と8度と5度は、左右されませんが、この場合、3度はメジャーですし、7度はマイナーの音程です。メジャーマイナーの音の使い分けが必要になってきます。したがってまずは、1度と8度と5度からベースフレーズを組み立てることが簡単な基本の基本です。

バンドのノリを合わせる

バンドのノリを合わせる

ギターやベース、キーボード、ドラムなどバンドサウンドを構成している楽器がさまざまあります。バンドのノリが合わないというのは、単に練習量の問題だけではありません。DTM、DAWの楽曲政策の場合でも、サウンド全体のノリ、一体感を高めるために何が必要でしょうか。

  • まず1つ目は、バスドラムの位置を意識することです。ドラマーはもちろんですが、ギタリストも、ベーシストもキーボーディストも、バスドラムの位置を強く意識して、そこにアクセントを持っていくと合うようになります。バスドラムの音がキーになります。メトロノームに合わせるだけでは、なぜか合わないものです。バスドラムが意識されていれば、コードを弾く鍵盤もアルペジオを弾くギタリストであっても、体の中にバスドラムが意識されていれば不思議と自然に合います。もちろん練習しなくていいわけではありません。ちゃんと楽器を毎日弾きましょう。楽器のスキルが上がれば当然有利になります。
  • DTM、DAWにおいては、各楽器の音量バランスや左右の音の配置、ベロシティ、各楽器の演奏技法などが複雑にからんで、グルーブ感が生まれます。バスドラムの位置を意識することももちろんですが、リズムの裏も大事です。

超初心者のためのエレキベースとエレキギター

超初心者のためのエレキベースとエレキギター

超初心者のためのエレキのベースとギターの違いを説明します。同じ様なギターに初心者には見えますが、全く違うものです。基本的にはギターのほうがなぜか人気がありますが、重要度から言えばベースのほうが重要です。

エレキギターは6弦です。エレキベースは4弦です。例外の弦の数もありますが、全く弦の数が違います。ベースの弦のほうが太く、低音が出ます。

  • エレキベースは真ん中より低い低音域を受け持ちます。コードの軸を受け持ちます。リズムやグルーブの中心を受け持ちます。エレキギターに比べて大きく長いのが特徴です。コードを支配して、全体に厚みを持たせる力があり、あるとないとでは大違いになります。ベースというぐらいなので、まさに土台です。スラップなどだけではなく一応コードも鳴らせます。コードの音は低音なので重くなります。バンドの中の骨組みに当たります。
  • エレキギターは真ん中の音域で、主にコード、和音を受け持ちます。アルペジオやカッティングやリフやソロなど多彩な面を持ちます。音色も様々な、エフェクターを駆使して作ることが出来ます。幅が広い特徴があります。かっこよさでは、ダントツでしょう。

コードにメロディーをのせる方法

コードにメロディーをのせる方法

コード進行に著作権はありません。メロディーには著作権があります。既存の曲のコード進行をそのまま使って問題はありません。ではそのコード進行にどうやってメロディーをのせていくのかをまとめます。しかしいきなりメロディーから作れる人は、それでいいと思います。リズム、ドラムパターン、ベースから作る場合もあります。

  • まずコード進行がある場合に、コードトーンのみを使います。これは失敗のない作り方ですが、音が限定されているので、いいメロディーを作ろうとすると、なかなか出てきません。コードトーンでないものを使うと特に、コードトーンの半音上を使うと、気持ち悪い音になります。半音上を、拍の頭に鳴らすと特に気持ち悪くなります。長く弾くと特に気持ち悪くなります。短く、素早くほかの音に逃げると何とかなります。
  • コートトーンとコードトーンをつなぐのに用いられるのが、経過音です。ノンコードトーンでつなぎます。刺繍音というのは、コードトーンのいったん隣の音に行って戻ります。上から下へ行ったり、下から上に行ったりさまざまです。倚音というのは半音隣からコードトーンに入るやり方です。短く使わないといけません。掛留音は前のコードトーンの音が次のところまで残っているものを言います。逸音というのは、3度以上跳んだものを言います。次のコードトーンを先取りして使うものを、先取音といいます。ノンコードトーンをメロディーに使う場合、長く引っ張ることはだめです。半音上は気を付けましょう。連続して鳴らしたりするのも危険です。

コード伴奏のバリエーション、右手

コード伴奏のバリエーション、右手

コード伴奏の初歩の初歩から、カノン進行ならば、C G Am Em F C F Gです。
 基本中の基本は、3和音のコードを右手で全音符弾くということです。1番簡単なものですが大事です。3和音のコードは、トライアドと言います。Cならば、ドミソの和音のことです。コードの仕組みがちゃんとわかるほうが、より理解度は深まるので、コードが分からない場合は、コードの項目を参照してください。次は、これを4分音符にします。1小節を1234の4回弾きます。右手で4回コードを弾きます。ここから更に左手を使います。右手はトライアドのコードを4分音符で弾きながら、左手は、全音符でコードのルート音を1オクターブから2オクターブ下で弾きます。右手がトライアドのコードを1小節に4回弾き、左手はルート音のベースを全音符で1回弾きます。コードとベースということです。ここまででもちゃんと成立します。この方法でほとんどの曲が演奏可能になります。コード伴奏の基本の基本です。

今度は右手のコードのバリエーションを増やします。コードを分散和音にしてばらして弾きます。ルート音を裏で弾きます。ドミソの和音を4拍弾いていたのを、8分裏にルート音を鳴らして、ミソ、ド、ミソ、ド、ミソ、ド、ミソ、ドにします。更にオクターブユニゾンでルート音を重ねて音を分厚くします。盛り上がりを表現出来ます。

コード伴奏のバリエーション、左手

コード伴奏のバリエーション、左手

コード伴奏の初歩の初歩から、カノン進行ならば、C G Am Em F C F Gです。
 基本中の基本は、3和音のコードを右手で全音符弾くということです。1番簡単なものですが大事です。3和音のコードは、トライアドと言います。Cならば、ドミソの和音のことです。コードの仕組みがちゃんとわかるほうが、より理解度は深まるので、コードが分からない場合は、コードの項目を参照してください。次は、これを4分音符にします。1小節を1234の4回弾きます。右手で4回コードを弾きます。ここから更に左手を使います。右手はトライアドのコードを4分音符で弾きながら、左手は、全音符でコードのルート音を1オクターブから2オクターブ下で弾きます。右手がトライアドのコードを1小節に4回弾き、左手はルート音のベースを全音符で1回弾きます。コードとベースということです。ここまででもちゃんと成立します。この方法でほとんどの曲が演奏可能になります。コード伴奏の基本の基本です。
ここから、左手のベースのバリエーションを増やします。2拍か4拍目の裏、8分裏に5度の音を入れます。5度から弾くのではなく、間に5度の音を少し入れていくということです。タンタカタンタンとかタンタンタンタカになります。ベース音をルート音と5度に増やしていきます。ベースの初歩の初歩です。さらにルート音のオクターブ上を重ねる、オクターブユニゾンで音を分厚くします。