タム回しの基礎

タム回しの基礎

タム回しは、ドラムの基礎練習法です。スネアドラムを中心にハイタム、ロータムフロアタムを総当たりで叩いていくものです。強力な基礎練習です。基本が詰まっています。

  • 右足はバスドラムを4分で踏みます。タンタンタンタンです。右手左手は交互に16分で叩きます。タカタカタカタカです。スネアドラムを中心に4回で他のところをたたいたらスネアに戻ります。スネア4回、ハイタムを4回、スネア4回、ロータムを4回、スネア4回、フロアタムを4回、更にスネア4回、ハイハットを4回です。最後は、右足バスドラムを踏み、右手でクラッシュシンバルを叩きます。難しく考える必要もなく、4回ずつ叩きましょうということです。
  • 次は右手左手交互に2打ずつのパターンです。右足はバスドラムを4分で踏みます。タンタンタンタンです。右手左手は8分で叩きます。スネアドラムを中心に2回で他のところをたたいたらスネアに戻ります。スネア2回、ハイタムを2回、スネア2回、ロータムを2回、スネア2回、フロアタムを2回、更にスネア2回、ハイハットを2回です。最後は、右足バスドラムを踏み、右手でクラッシュシンバルを叩きます。難しく考える必要もなく、2回ずつ叩きましょうということです。

7thコードの使い方は

7thコードの使い方は

7thコードは、トライアドにさらに7度を加えたものです。ストレートで純粋なトライアドとは違い、あやふやな感じ、おしゃれな感じ、あいまいな感じです。JAZZなどに向いています。ロックでは基本的には、ストレートな3和音、トライアドのほうが向いています。JAZZでは、7thコード更にテンションのほうが向いています。メロディーにコードを付ける場合でも、音が4つあるので、選択できる幅が増えます。コードトーンが4つあることで、メロディーに対して使えるコードが出てきます。向いている音楽ジャンルを考えて3和音と4和音を使い分けましょう。
トニックは、3和音のほうが安定します。4和音にするとあいまいさが強くなります。音が少し濁っているということです。4和音にするべきは、ドミナントのセブンスコードです。KeyCだとG7です。ドミナントは、まずセブンスコードにすることで、トライトーンを2つ含みますので、解決感が強まります。ドミナントがトニックに解決することを、ドミナントモーションと言います。トニックは、セブンスを使ってもいいのですが、解決感を強めたい場合はトライアドです。トニックの場合にセブンスコードにする場合、トライアドを使う場合とadd9を使う場合といろいろな方法があります。

JAZZジャズ、シンバルレガートドラム

JAZZジャズ、シンバルレガートドラム

  • フィルはリズムパターンの間をうずめるものです。しかし基本のリズムパターンはどうゆう風になっているのか、簡単なパターン、基本のパターンからその構成を見ていきましょう。JAZZジャズ、シンバルレガートドラムパターンです。チーチッキチーチッキチーチッキチーチッキというようなパターンです。地味に難しいパターンです。
  • バスドラムとスネアドラムの部分は、基本なので今回は省きます。ライドシンバルの刻みと、ハイハットを踏むシンプルなパターンです。バスドラムとスネアドラムを含めたものと含めないものどちらもシンバルレガートですが加えるバスドラムとスネアドラムをコンピングパターンと言います。リズムはイーブンではなくスイングです。タンタカ、タンタカではなく、タンタッカ、タンタッカです。8分3連の真ん中がないものです。音が後ろ側に移動しています。
  • ライドシンバルは、右手で刻みます。4拍で4分音符、8分音符2つ、4分音符、8分音符2つ、です。タンタッカ、タンタッカです。ハイハットは、2拍目と4拍目に左足で踏みます。ハイハットの音量が小さいですが、非常に重要なものになっています。まずは、基本のここまでです。ここから先に、バスドラムやスネアドラムが足されます。

コード表記の話

コード表記の話

コードとは和音のことです。音を2つ以上重ねて鳴らすことです。2つなら、パワーコード、3つならば、トライアドです。4つならばセブンスです。5つ以上ならば、テンションです。では、少しややこしいコードの種類についてまとめます。まず、セカンドとナインス、フォースとイレブンス、シックススとサーティーンスこれらの表記上の違いをまとめます。

  • ナインスとイレブンスとサーティーンスが表記される時は、Cで説明しますが、ドミソシ、和音のセブンスまでちゃんと使われてその上にナインスやイレブンスやサーティーンスが初めて出てきます。7度がマイナーにせよメジャーにせよ必ずあるということです。
  • ではセカンド、フォース、シックススが出てくる時は、どうなるのでしょう。音は、ナインスとイレブンスとサーティーンスと同じですが、ある条件があります。セカンド、フォース、シックススは、それぞれ、サードの代わりにセカンド。サードの代わりにフォース。セブンスの代わりにシックススを使うということです。C6は、ドミソラになります。C9とCadd9がややこしいですが、それぞれ、ドミソシフラットレとドミソレです。C2は、ドレソです。Csus4はドファソです。

ロックな8ビート2

 ロックな8ビート2

フィルはリズムパターンの間をうずめるものです。しかし基本のリズムパターンはどうゆう風になっているのか、簡単なパターン、基本のパターンからその構成を見ていきましょう。ロックな8ビートはハイハットの数を通常の8ビートとは違い4つに減らします。普通はハイハットは8つ刻みますがそこが違います。これによりスピードを上げられるようになります。まずは手順からです。

  • step4。step3より難しくなります。次は、4分で右手はハイハット4回です。右足はバスドラムを1拍と2拍の裏、8分裏で踏み3拍で踏みます。バスドラム、だけで言えばタンウタタンウンです。左手は2拍と4拍にスネアドラムをたたきます。スネアと重なっていたバスドラムは踏みません。これが第3段階です。step3のバスドラムの位置が前に出た形です。
  • step5。ここから更にややこしくなりますが、1拍目は、右手右足ハイハットとバスドラム。2拍目は、右手ハイハット左手スネアドラム。ここまではいいとして、2拍裏にバスドラムです。3拍目は右手ハイハットだけさらに3拍裏にバスドラム右足です。4拍目は、右手ハイハット、左手スネアドラムです。かなりつられる内容です。難しいでしょう。

ロックな8ビート

ロックな8ビート

フィルはリズムパターンの間をうずめるものです。しかし基本のリズムパターンはどうゆう風になっているのか、簡単なパターン、基本のパターンからその構成を見ていきましょう。ロックな8ビートはハイハットの数を通常の8ビートとは違い4つに減らします。普通はハイハットは8つ刻みますがそこが違います。これによりスピードを上げられるようになります。まずは手順からです。

  • step1。まず4分で右手はハイハット4回です。右足はバスドラムを4回踏みます。左手は2拍と4拍にスネアドラムをたたきます。まずは基本です。
  • step2。次は、4分で右手はハイハット4回です。右足はバスドラムを1拍と3拍で踏みます。左手は2拍と4拍にスネアドラムをたたきます。スネアと重なっていたバスドラムは踏みません。これが第2段階です。
  • step3。次は、4分で右手はハイハット4回です。右足はバスドラムを1拍と3拍と3拍の裏、8分裏で踏みます。バスドラム、だけで言えばタンウンタタウンです。左手は2拍と4拍にスネアドラムをたたきます。スネアと重なっていたバスドラムは踏みません。これが第3段階です。ここまでは、割と簡単なので出来るでしょう。step4、step5、に続きます。

コード進行を把握するノンダイアトニックコードが出てきたら

コード進行を把握するノンダイアトニックコードが出てきたら

コード進行を把握するには、まずコードのことが分かっていないとどうしようもないので、コードのことは基本だけでいいので理解しておきましょう。メジャー、マイナー、オーギュメント、ディミニッシュなどのコードが分かるという前提です。

次に、ダイアトニックコードのことが分かるということです。ダイアトニックコードはKey上に作られる7つのコードです。メジャーキーのKeyCの場合、ドレミファソラシドですから、この音に1つ飛ばしで音を重ねていけば、ダイアトニックコードが出来上がります。C Dm Em F G Am Bm-5です。3和音ですが、もう1つ重ねれば4和音です。C Dm Em F G Am Bm-5をそれぞれ、番号を付けると、1234567です。更にⅠ Ⅱm Ⅲm Ⅳ Ⅴ Ⅵm Ⅶm-5 になります。これはローマ数字表記です。
ではノンダイアトニックの中での重要性がある順に分けます。
1。ダイアトニックコードを少し変化させたもの。KeyCのC Dm Em F G Am Bm-5ならばC7 D7 E7 Fm Gm A7 B7とか少しだけ変化したもの。
2。マイナーキーからの借用。E♭やA♭やB♭など。Ⅲ♭Ⅵ♭Ⅶ♭など。
3。それ以外のすべて。数はたくさんありますが、上のもの以外です。

超初心者のためのエレキベースとエレキギター

超初心者のためのエレキベースとエレキギター

超初心者のためのエレキのベースとギターの違いを説明します。同じ様なギターに初心者には見えますが、全く違うものです。基本的にはギターのほうがなぜか人気がありますが、重要度から言えばベースのほうが重要です。

エレキギターは6弦です。エレキベースは4弦です。例外の弦の数もありますが、全く弦の数が違います。ベースの弦のほうが太く、低音が出ます。

  • エレキベースは真ん中より低い低音域を受け持ちます。コードの軸を受け持ちます。リズムやグルーブの中心を受け持ちます。エレキギターに比べて大きく長いのが特徴です。コードを支配して、全体に厚みを持たせる力があり、あるとないとでは大違いになります。ベースというぐらいなので、まさに土台です。スラップなどだけではなく一応コードも鳴らせます。コードの音は低音なので重くなります。バンドの中の骨組みに当たります。
  • エレキギターは真ん中の音域で、主にコード、和音を受け持ちます。アルペジオやカッティングやリフやソロなど多彩な面を持ちます。音色も様々な、エフェクターを駆使して作ることが出来ます。幅が広い特徴があります。かっこよさでは、ダントツでしょう。

リディアン♭7スケールが適応されるコード

リディアン♭7スケールが適応されるコード

リディアン♭7スケールは、KeyCのリディアン♭7スケールの場合は、ドレミファシャープソラシフラットドになります。リディアンスケールの7度がフラットしたものです。Cリディアンスケールは、CDEF#GABです。ドレミファシャープソラシドです。メジャースケールの4度のみシャープしています。ここから更に♭7ですから7度をフラットさせたものになります。

  • 適応されるコードは、ほとんどのセブンスコードに使えます。メジャーキーの場合、Ⅰ7、♭Ⅱ7、Ⅱ7、♭Ⅲ7、Ⅳ7、♭Ⅴ7、Ⅴ7、♭Ⅵ7、♭Ⅶ7です。マイナーキーのばあいには、♭Ⅲ7、Ⅳ7、♭Ⅴ7、♭Ⅶ7、♭Ⅱ7、です。使えるものが多いので使えないコードを覚えるほうが速くなります。
  • アボイドノートは、ありません。セブンスコードが適応され、使われるものには、テンションが多いので、基本敵には、ありません。
  • Ⅲ7、Ⅵ7、Ⅶ7、は、例外的に使われる場合があります。一応適応は可能です。基本的には適応されないのですが、使われています。調性外の音が出てくるので使用は難しくなります。熟練した人以外は、使用を避けておいたほうが無難でしょう。変な聞こえ方をする場合が多くなります。

HMP5スケールが適応されるコード

HMP5スケールが適応されるコード

HMP5スケール、ハーモニックマイナースケールパーフェクトフィフスビロウスケール。まずハーモニックマイナースケールのパーフェクトフィフスビロウですよということです。分かりにくいので、もう少しかみ砕いて解説すると、完全5度下のハーモニックマイナースケールの第5音から始まるスケールですよということです。Cのハーモニックマイナーパーフェクトフィフスビロウスケールの場合は、Cのハーモニックマイナースケールから見て、Cの完全5度下なので、Fのハーモニックマイナースケールということになります。ファソラフラットシフラットドレフラッドミファとなります。これをドから始めるとドレフラッドミファソラフラットシフラットドとなります。これがCのハーモニックマイナーパーフェクトフィフスビロウスケールです。

  • アボイドノートは、4度になります。
  • 適応できるコードは、メジャーキーの場合、Ⅲ7、Ⅴ7、Ⅵ7、Ⅶ7になります。マイナーキーの場合は、Ⅴ7、Ⅰ7、Ⅱ7です。
  • 注意するべきは、メジャーキーのⅤ7は、マイナーキーの♭Ⅶ7にあたりますが、マイナーキーの♭Ⅶ7は、リディアン♭7スケールとミクソリディアンスケールが適応されます。