メロディーメイキング

メロディーメイキング

メロディーラインを作る場合のコツをまとめます。まず、Keyと拍子を把握しましょう。Keyが分かれば、使うべき音が特定出来ます。Keyの音を使用すれば、そうそう外れない、危険のないメロディーラインが出てきます。Key以外の音だと音を外した感が出ます。スケールアウトという、わざと外す場合もありますが、これは特殊なことなので後回しにします。KeyCの場合ならば、ドレミファソラシドの中から選んで弾けばいいということです。

  • 次は実音ばかりでなく休符が必要であるということです。全音符で鳴らしっぱなしでは、コードを鳴らしているようになりますし、8分で刻みっぱなしでは、ベース弾きのようになります。音の長さが同じではいけません。音の強弱のないものも問題です。音の数も少なめにすること。大きく跳躍しないことなどがメロディーラインを作るセオリーです。1番大事なことは、休符、音の鳴らない部分をいかに作るのかということです。音楽は音の鳴っている部分よりもなっていない部分のほうが重要です。
  • スケール内の音、休符を入れること、音の長さを変えること、音の強弱、音数を少なく、跳躍をしないなどのセオリーでも難しい場合、適当に言葉を入れて歌うと、言葉の中にメロディーは存在します。各国の言語で違いが出ます。

コンプレッサーの基本

コンプレッサーの基本

エフェクトの1つで分かりづらい物の1つが、コンプレッサーです。コンプレッサーは全体の音量を上げていった場合に、特定の周波数帯だけ、クリップします。要は音が割れます。これでは音は全体に上げる、持ち上げることは不可能です。クリップした帯域だけ圧縮して潰します。音をプレスするということです。コンプレッサーの基本的なつまみの意味を知っておきましょう。コンプレッサーは、ダイナミックレンジを抑えることで、ソフトな音をより大きく、大きな音をよりソフトにします。ただしかけすぎれば、音は小さく、ダイナミックレンジは失われてしまうので、調整が必要です。

  • Threshold、スレッショルドは、コンプレッサーが動作を開始するレベルを設定[-60-0db]します。かければかけるほど小さい音まで圧縮します。スレッショルドを超えた音を圧縮します。
  • Ratio、レシオは、ゲインリダクションの量を設定[1:1-8:1]します。圧縮比率です。何分の一にするのかということです。ゲインリダクションは圧縮されている数値です。どのくらい強くかかっているのかということです。
  • Attack、アタックは、スレッショルドを越えるまでの時間を設定[0.1-100ms]します。
  • Release、リリースは、ゲインがオリジナルのレベルに戻るまでの時間を設定[10-1000ms/auto]します。余韻のことです。

シンセサイザー、フィルタ

シンセサイザー、フィルタ

音楽理論や楽器の演奏に並んで難しいのが、シンセサイザーの仕組みを理解することです。
シンセサイザーのモジュールの1つにフィルタがあります。フィルタの働きや使い方をまとめます。フィルタは、オシレーターの信号の1部分を変化させて音を変えるものです。カットオフというつまみがありますが、これはフィルタの効きはじめを決めるつまみです。レゾナンスというのは、カットオフしたところを強調させるものです。キーフォローは、キーボードの弾く位置により、カットオフを変えるのかという設定です。フィルタースロープは、フィルタの効いてくる度合いを決めます。ロールオフとも言います。フィルタの種類は以下のようなものです。

  • ローパスフィルタ。1番使用されるフィルタです。カットオフ周波数より下を通して上はカットするものです。ローパスフィルタ以外のフィルタは使用頻度が低いフィルタです。
  • ハイパスフィルタ。逆に、カットオフ周波数より上を通して下はカットするものです。
  • バンドパスフィルタ。ベルフィルタと言います。カットオフ周波数付近のみを通過させます。
  • バンドリジェクトフィルタ。ノッチフィルタと言います。カットオフ周波数以外を通過させます。

シンセサイザー、オシレーター

シンセサイザー、オシレーター

シンセサイザーは音を作る機械です。当然楽器ですが電気的に合成して音を作ります。アナログシンセサイザーとデジタルシンセサイザーがあります。モジュールという機械を繋げて、モジュールの組み合わせで音を作るものです。モジュールの組み合わせや繋ぎ方で、様々な音色を作ります。モジュールの1番最初の出発点がオシレーターです。
オシレーターは、音波を作るモジュールです。音波の種類と音程を変えることもできます。オシレーターの数も1つではなく複数を重ねていけます。音波の種類は、以下のようなものがあります。

  • パルス波。矩形波に似ている。矩形波の比率を変えたものです。比率を変えるのが、パルスウィズモジュレーションと言います。
  • サイン波。倍音なしの基音のみの音。おとなしい音です。
  • ノコギリ波。ソートゥースと呼ばれるものです。波形がギザギザののこぎり状です。すべての整数倍音を持ちます。明るい音です。
  • 三角波。トライアングルです。波形が三角です。すべての帰趨倍音を持ちます。矩形波より高音成分がない。
  • 矩形波。波形が資格になっています。スクエアと言います。すべての帰趨倍音を持ちます。
  • ノイズ。音程のないすべての周波数の音を含むものです。ホワイトノイズとピンクノイズがあります。ピンクノイズは高音ほど成分が少ないものです。

ギターの歴史

ギターの歴史

ギターのもともとは弓が原型です。歴史は非常に長くて紀元前の3700年前からあります。ここから様々な形の変化を加え進化を続けます。8世紀になったころに、アコースティックギターの原型となるものが出来上がります。1833年に、創業者はドイツ人のクリスチャン・フレデリック・マーティン(Christian Frederick Martin:1796年-1867年)という人がギター製作のためにドイツからアメリカへの移住を決意。ニューヨークで楽器店を開き、同時にギター製作も始めた。有名なマーチンのギターです。

  • エレキギターは、電気信号を増幅させるギターですが、1936年に、ジャズギタリストのチャーリー、クリスチャンという人が初めて、電気的に増幅する装置を、アコースティックギターに付けました。更に、1940年頃にエレキギターが作られ始めます。1949年に商品化されたギター、フェンダーが出てきます。レオン、フェンダーという人がフェンダーエクスワイヤーというギターを初めて商品化しました。
  • エレキギターでは有名なものに、ギブソンのレスボールやフェンダーのストラトキャスター(Stratocaster)とテレキャスター(Telecaster)があります。他にも様々なギターメーカーがありますが、ギターに詳しくない人でも1度は聞いたことのある名前だと思います。

ラテンパーカッション

ラテンパーカッション

ラテン音楽は、中南米の音楽です。中南米諸国、ブラジルなどの音楽です。ラテン民族は、スペイン、ポルトガル、いたりあ、フランス系の人です。ヨーロッパのハーモニーとアフリカ系の黒人音楽のリズムと原住民のインディオのメロディが融合して生まれた音楽です。スペイン圏キューバラテンは、マンボ、ルンバ、チャチャチャです。ポルトガル圏ブラジル音楽は、サンバ、ボサノバ、などです。

ラテンパーカッションは打楽器ですが、叩いて音をだすもの、振って音をだすもの、こすって音を出すものがあります。打楽器は大きく分けて3つのカテゴリーに分かれます。

  • ポップスロックなどに使われるドラムセット。もちろんジャズなどもそうです。
  • クラッシックに使われる、パーカッション。これは主に、ティンパニーや、マリンバなどです。トライアングルやカスタネットや。タンバリンもそうです。ドラムセットが使われる場合もあります。シンバルやスネアドラムなどです。
  • ラテン系のパーカッション。トライアングルやカスタネットや。タンバリンは、ラテン系でも使われます。ドラムセットが使われる場合もあります。シンバルやスネアドラムなどです。コンガ、ボンゴ、マラカス、カホン、クラベス、シェィカー、ティンバレス、アゴゴ、ギロ、メレンゲギロ、パンデイロ、カウベルなどです。

ドラムフィルイン、簡単なものから10

ドラムフィルイン、簡単なものから10

ドラムのフィルインは、おかずとか、埋めるといったものです。曲と曲のつなぎ目を滑らかにしたり、曲の雰囲気を変えたり、盛り上げたり、盛り下げたりという、曲が次にこうゆう方向に行くよというガイドの役目もあります。ドラマーが自由に叩ける部分ですから、個性を出しやすく、ドラマーの人の癖や性格、好みなどが顕著に出ます。ある程度決まっている、リズムパターンの部分より、自由度がかなりあります。

  • 3拍と4拍にスネア2回とスネアを3回です。終わったらクラッシュシンバルとバスドラを同時に鳴らします。タンタン、タカタン、ジャーンです。だれでもどこかで必ず聞いたことのある、フィルインです。8分が2つ、16分が2つ8分が1つです。このパターンの叩く場所を変えていきます。
  • 最初の8分が、ハイハットオープンとバスドラ。次の8分がスネア。次の16分が、バスドラフラムとスネア。16分がスネア。最後の8分がバスドラです。終わったらクラッシュシンバルとバスドラを同時に鳴らします。タンタン、タカタン、ジャーンです。ハイハットが加わってきます。複雑ではないですが、音色がかなり特徴的になります。ハイハットには、オープンとクローズがあります。

ドラムフィルイン、簡単なものから9

ドラムフィルイン、簡単なものから9

ドラムのフィルインは、おかずとか、埋めるといったものです。曲と曲のつなぎ目を滑らかにしたり、曲の雰囲気を変えたり、盛り上げたり、盛り下げたりという、曲が次にこうゆう方向に行くよというガイドの役目もあります。ドラマーが自由に叩ける部分ですから、個性を出しやすく、ドラマーの人の癖や性格、好みなどが顕著に出ます。ある程度決まっている、リズムパターンの部分より、自由度がかなりあります。

  • 3拍と4拍にスネア2回とスネアを3回です。終わったらクラッシュシンバルとバスドラを同時に鳴らします。タンタン、タカタン、ジャーンです。だれでもどこかで必ず聞いたことのある、フィルインです。8分が2つ、16分が2つ8分が1つです。このパターンの叩く場所を変えていきます。
  • 最初の8分が、スネアとバスドラフラム。次の8分がハイハットオープンとバスドラ。次の16分が、バスドラフラムとスネア。16分がスネア。最後の8分がバスドラです。終わったらクラッシュシンバルとバスドラを同時に鳴らします。タンタン、タカタン、ジャーンです。ハイハットが加わってきます。複雑ではないですが、音色がかなり特徴的になります。

ベースライン、ウォーキングベース

ベースライン、ウォーキングベース

ベースラインの作り方にもいろいろあります。普通のロック系のベースは8分でコードのルート恩を弾きます。これが1番の基本です。これにオクターブを加えて弾くのが2番目、更に5度ということになります。

  • 次には、ウォーキングベースというものがあります。ウォーキングベースですから歩くように音が動きます。コードのルート音とルート音とルート音の間に、経過音、パッシングノートを加えていきます。ジャズの感じが強くなるベースラインです。色々な音が加わる、ベースラインで、ルート音とルート音の間にいろんな音が加わって複雑になっていきます。
  • クロマティックパッシングノートは、コードの半音下か半音上から入るベースです。半音上か下からルート音に向かいます。
  • スケールノートを使ったウォーキングベースは、使っているスケールの音から入るものです。スケール音から、ルート音に向かいます。
  • ルート音とルート音の間に1つ音を挟む場合は単純ですが、これが3つに増えた場合は、クロマティックの場合は半音で3つ下からもしくは上から、スケール音の場合はスケール音3つからルートへ向かいます。上からも下からも可能です。だんだん複雑になります。

雑学、お酒を飲むと声が出にくい

雑学、お酒を飲むと声が出にくい

  • お酒を飲みすぎると声は出にくくなります。アルコールは、脳を麻痺させてしまいます。通常は酔うといいますが、当然声帯の微細なコントロールも利かなくなります。アルコールは、向精神薬などに近く、農薬を薄めて飲んでいるようなものです。医学的にも声帯に良いなどということはありません。依存性も非常に強いものがあります。
  • 次は利尿作用です。お酒は水分のように思えますが、アルコールは、利尿作用があるので、尿量は増して、脱水状態になります。更に粘膜の水分も足らなくなって、通常よく言うのどがガラガラの状態になります。充分な水分が声帯にないと、声帯は十分な能力は発揮してくれません。したがって歌声もよくないということになります。のどを加湿する歌手を見たことがあると思いますが、粘膜の潤いを保つということです。寝るときにのどを冷やさないようにタオルなどを巻く人もいます。ここまで行くとさすがにプロだなと思います。
  • アルコールに限ったことではないですが、亡くなったホイットニーヒューストンは若いころの薬物使用の結果、十分な声、この場合は歌声ですが、出なくなったという話があります。(2010年 のツアーで高音が出なかった。ふたたびアルコール依存に戻る。)