歌の練習で気を付けましょう

歌の練習で気を付けましょう

歌を練習するときに、以下の点に気を付けましょう。基礎の基礎ですがとても大事です。

  • 鍵盤を用意して、音、音程を確認して練習しましょう。楽器を練習することも、音程がとれるようになるものです。スマホの鍵盤アプリでも問題ないです。鍵盤は音程を外しませんが人間は外すので、確認しながら練習をしましょう。
  • 自分の声を録音して聞きましょう。客観的に外から聞くと自分の声がよくわかります。第三者の観点で、聞いてみましょう。スマホでいいので録音しましょう。
  • アーティストの本物の音源を聞きこみましょう。勉強になりますし、差がよくわかります。正確で正しい発声が確認できます。上手な人の音源を、数多く聞きましょう。
  • 無理な高音や、出ないKeyはやめましょう。喉を傷めます。自分のKeyをしっかり把握しましょう。無理のないKeyの選択をしましょう。今の限界以上を出すのは、トラブルのもとになります。
  • 1番大事なのは音程よりも、実は、リズムです。音楽では、1番重要なのはリズムです。メトロノームでもいいですし、ドラムパターンでもいいですし、テンポがしっかりするようにしましょう。体にリズムが入るとそれだけでかっこよくなります。

コンビネーションオブディミニッシュスケールが適応されるコード

コンビネーションオブディミニッシュスケールが適応されるコード

HMP5スケール、MMP5スケール、オルタードスケール、コンビネーションオブディミニッシュスケールこの4つのスケールは、同じなので、まとめて覚えるといいでしょう。

コンビネーションオブディミニッシュスケールは、8音階のスケールです。KeyCでは、ドレフラットレシャープミファシャープソラシフラットです。オルタードと間違いやすいので気を付けましょう。

  • 適応されるコード。適応されるコードは「、オルタードスケール、HMP5スケール、MMP5スケールと同じです。適応できるコードは、メジャーキーの場合、Ⅲ7、Ⅴ7、Ⅵ7、Ⅶ7になります。マイナーキーの場合は、Ⅴ7、Ⅰ7、Ⅱ7です。この4つのスケールは、まとめて覚えるといいでしょう。
  • アボイドノート。アボイドノートは、ありません。テンションノート、コードトーン、セブンスコードに使用するので、ありません。
  • Ⅰ7が強進行して、Ⅳ6、Ⅳ7、Ⅳmのコードに向かう場合にMMP5スケールが適応されます。
  • 注意するべきは、メジャーキーのⅤ7は、マイナーキーの♭Ⅶ7にあたりますが、マイナーキーの♭Ⅶ7は、リディアン♭7スケールとミクソリディアンスケールが適応されます。

弾き語り、鍵盤の初歩

弾き語り、鍵盤の初歩

ソロピアノなどは、左手がコード、右手がメロディが基本ですが、鍵盤での弾き語りでは、左手はベースで右手がコードで、メロディーは声を使います。当たり前ですが歌うということです。

  • イタリア語ではドレミファソラシドですが、英語表記では、CDEFGABCです。これを踏まえて、コードネームを確認します。
  • まずコード表記されている、アルファベットがベース音です。ですからまず基本の基本は、ベース音と歌のメロディーのみで合わせます。左手ベース音とメロディーです。
  • 次は右手のコードです。左手ベースと右手コードとメロディーです。コードの、トップの音が動きすぎたり、メロディー音より高くなったりすると、メロディーを邪魔します。
  • 次はコードのトップノートが動かないように転回して、ボイシングを変えていきます。トップノートの動きをできるだけ小さくしましょう。
  • 弾き方を考える。曲にあった、リズムで、ベース、コードを弾きます。弾き方は様々です。これは自分で考えるということです。リズムが1番大切です。これが分かって入れば、曲にあった感じがさがせるでしょう。分からない場合には、いろんな曲を参考にしましょう。
  • Keyがあわない場合には、Keyを変えましょう。

鍵盤のトランスポーズ機能は…

鍵盤のトランスポーズ機能は…

アコースティック楽器のアップライトピアノやグランドピアノは、各Keyを押さえることをまなばないといけませんが、電子ピアノや電子キーボード、エレクトーンやハードシンセサイザーなどには、トランスポーズ機能があります。簡単に言えば、ギターのカポタストのようなことで、KeyCの押え方、白鍵だけの押え方で、12Key12Keyが出来てしまいます。しかしながら、演奏技法上、もし、トランスポーズ機能が壊れたり、トランスポーズ機能がそもそもない楽器、鍵盤を演奏しなければならないとき、非常に困ります。いざという時に困らないように、どの位置から始まってもドレミファソラシドが分かるようにしておきましょう。12Keyしかないのです。多いと思うのか少ないと思うかは、その人次第です。その中でもよく使うKeyも存在しますので実用に即して覚えましょう。鍵盤の押さえ方をおぼえましょう。コードの抑え方、転回系をもちろん把握します。分かりにくいときはとりあえず、コードのルート音だけ最初に押さえて見つけてしまいましょう。

Keyが分かれば、コードは、数字で覚える方法、ダイアトニックコードをローマ数字でⅠⅡⅢⅣⅤⅥⅦで把握すれば、Keyが変わっても大丈夫です。

喚声点を制する

喚声点を制する

鍵盤のメーカーの名前が書いてある真ん中のドをC4のドと言います。喚声点は、地声が裏返るところです。裏声に代わるところです。男性は、G4ぐらいのところで裏返ります。女性は、C5のところで裏返ります。ちなみにドレミファソラシドは、CDEFGABCです。半音が全音ぐらいの個人差があります。ミックスボイスは、この喚声点を消すことが出来ます。男性のミックスボイスはE4からA#4が歌うところです。女性の場合が、A#4からD#5ぐらいのところがミックスボイスで歌うところです。
喚声点の3つ前ぐらいの音からミックスさせていくといいです。喚声点で切り替えるのは、強引ですし無理があります。自分の喚声点をきっちり把握しましょう。歌のメロディーを見ていくときに何処に喚声点があるのか少しかんがえてみましょう。男性が女性のキーの歌を歌う場合に半音5つ下げるとうたいやすくなります。女性がどんな感じで歌っているのかが体感できます。逆に女性が男性の歌を歌う場合に半音5つ上げると、男性がどんな感じで歌っているのかが分かります。地声、ミックスボイス、裏声が1本につながった滑らかな発生になります。メロディー内の音のどの音が出せない、出ないを把握しておくことも大事です。

ディグリーネーム 度数表記

ディグリーネーム 度数表記

ダイアトニックコードは、スケール上に積み重ねた7つのコードです。KeyCはドレミファソラシドです。7つのダイアトニックコードは、C Dm Em F G Am Bm-5です。この7つのコードにはそれぞれ機能があります。それが安定のトニック、不安定のドミナント、中間のサブドミナントの3種類があります。Keyが変わっても、この機能は同じです。同じですがKeyGだと、G Am Bm C D Em F#m-5です。これをいちいちルート音で把握すると覚えることは大変です。ここでローマ数字表記で数字で把握します。Keyが12KeyあってもⅠⅡⅢⅣⅤⅥⅦで把握します。普通に1234567で覚えてもいいです。
コード進行を度数表記で覚えていれば、1625ならば、どのKeyでも同じです。KeyCならば。C Am Dm Gです。KeyGならば、G Em Am Dです。どちらもディグリーネーム 度数表記ならば1625です。コードが違っていても機能と役割は全く同じなのです。Keyを変える場合に極めて便利でよく考えられた方法なのです。理解するのが少し難しいですが、だんだんと便利さが理解できてくるでしょう。コードネームで覚えるのではなく機能を優先して覚える方法です。作曲編曲にも便利な方法です。ダイアトニックコードを数字で表して、機能を把握しましょう。Keyが変っても数字で把握していれば、コードの役割が分かるようになります。

MMP5スケールが適応されるコード

MMP5スケールが適応されるコード

MMP5スケール、メロディックマイナースケールパーフェクトフィフスビロウスケール。まずメロディックマイナースケールのパーフェクトフィフスビロウですよということです。分かりにくいので、もう少しかみ砕いて解説すると、完全5度下のメロディックマイナースケールの第5音から始まるスケールですよということです。Cのメロディックマイナーパーフェクトフィフスビロウスケールの場合は、Cのメロディックマイナースケールから見て、Cの完全5度下なので、Fのメロディックマイナースケールということになります。ファソラフラットシフラットドレミファとなります。これをドから始めるとドレミファソラフラットシフラットドとなります。これがCのメロディックマイナーパーフェクトフィフスビロウスケールです。

  • 基本的にHMP5スケールと全く同じです。アボイドノートは、4度になります。
  • 適応できるコードは、メジャーキーの場合、Ⅲ7、Ⅴ7、Ⅵ7、Ⅶ7になります。マイナーキーの場合は、Ⅴ7、Ⅰ7、Ⅱ7です。
  • 注意するべきは、メジャーキーのⅤ7は、マイナーキーの♭Ⅶ7にあたりますが、マイナーキーの♭Ⅶ7は、リディアン♭7スケールとミクソリディアンスケールが適応されます。

コード進行を把握するノンダイアトニックコードが出てきたら

コード進行を把握するノンダイアトニックコードが出てきたら

コード進行を把握するには、まずコードのことが分かっていないとどうしようもないので、コードのことは基本だけでいいので理解しておきましょう。メジャー、マイナー、オーギュメント、ディミニッシュなどのコードが分かるという前提です。

次に、ダイアトニックコードのことが分かるということです。ダイアトニックコードはKey上に作られる7つのコードです。メジャーキーのKeyCの場合、ドレミファソラシドですから、この音に1つ飛ばしで音を重ねていけば、ダイアトニックコードが出来上がります。C Dm Em F G Am Bm-5です。3和音ですが、もう1つ重ねれば4和音です。C Dm Em F G Am Bm-5をそれぞれ、番号を付けると、1234567です。更にⅠ Ⅱm Ⅲm Ⅳ Ⅴ Ⅵm Ⅶm-5 になります。これはローマ数字表記です。
ではノンダイアトニックの中での重要性がある順に分けます。
1。ダイアトニックコードを少し変化させたもの。KeyCのC Dm Em F G Am Bm-5ならばC7 D7 E7 Fm Gm A7 B7とか少しだけ変化したもの。
2。マイナーキーからの借用。E♭やA♭やB♭など。Ⅲ♭Ⅵ♭Ⅶ♭など。
3。それ以外のすべて。数はたくさんありますが、上のもの以外です。

リディアン♭7スケールが適応されるコード

リディアン♭7スケールが適応されるコード

リディアン♭7スケールは、KeyCのリディアン♭7スケールの場合は、ドレミファシャープソラシフラットドになります。リディアンスケールの7度がフラットしたものです。Cリディアンスケールは、CDEF#GABです。ドレミファシャープソラシドです。メジャースケールの4度のみシャープしています。ここから更に♭7ですから7度をフラットさせたものになります。

  • 適応されるコードは、ほとんどのセブンスコードに使えます。メジャーキーの場合、Ⅰ7、♭Ⅱ7、Ⅱ7、♭Ⅲ7、Ⅳ7、♭Ⅴ7、Ⅴ7、♭Ⅵ7、♭Ⅶ7です。マイナーキーのばあいには、♭Ⅲ7、Ⅳ7、♭Ⅴ7、♭Ⅶ7、♭Ⅱ7、です。使えるものが多いので使えないコードを覚えるほうが速くなります。
  • アボイドノートは、ありません。セブンスコードが適応され、使われるものには、テンションが多いので、基本敵には、ありません。
  • Ⅲ7、Ⅵ7、Ⅶ7、は、例外的に使われる場合があります。一応適応は可能です。基本的には適応されないのですが、使われています。調性外の音が出てくるので使用は難しくなります。熟練した人以外は、使用を避けておいたほうが無難でしょう。変な聞こえ方をする場合が多くなります。

コード進行を覚えるにはナッシュビルコード

コード進行を覚えるにはナッシュビルコード

コード進行を覚えるには、まずコードのことが分かっていないとどうしようもないので、コードのことは基本だけでいいので理解しておきましょう。メジャー、マイナー、オーギュメント、ディミニッシュなどのコードが分かるという前提です。

  • 次に、ダイアトニックコードのことが分かるということです。ダイアトニックコードはKey上に作られる7つのコードです。メジャーキーのKeyCの場合、ドレミファソラシドですから、この音に1つ飛ばしで音を重ねていけば、ダイアトニックコードが出来上がります。C Dm Em F G Am Bm-5です。3和音ですが、もう1つ重ねれば4和音です。C Dm Em F G Am Bm-5をそれぞれ、番号を付けると、1234567です。更にⅠ Ⅱm Ⅲm Ⅳ Ⅴ Ⅵm Ⅶm-5 になります。これはローマ数字表記です。
  • ここまでは理解できればKeyが変わっても1234567です。Ⅰ Ⅱm Ⅲm Ⅳ Ⅴ Ⅵm Ⅶm-5 は同じなのでコード進行を数字で覚えます。いちいちコードを丸覚えするのではなく数字で進行を覚えるのです。ローマ数字で表されています。これを、ナッシュビルコードと言います。ディグリーとも言います。1234567でいいと思います、別にローマ数字にする必要はないと思いますので自由に使いましょう。