タムを使ったフィルイン

タムを使ったフィルイン

フィルはドラムのリズムパターンの間をうずめるおかずです。基本のビートの間に入れます。盛り上げたり盛り下げたり様々な方向性を加えるものです。フィルの基礎の基礎、1拍のフィルインです。4分の4拍子でタンタンタンタンで4拍です。この1拍タンの部分に4分音符なら1つ、8分音符なら2つ16分音符ならば4つです。16分音符4つ、タカタカをフィルにします。表拍が右手裏拍が左手です。
3拍まではリズムパターンで、4拍目がフィルです。この4拍目を様々に叩きます。
16分音符4つ、タカタカです。4つすべて叩きます。
?16分音符1つ、16分休符1つ、16分音符2つです。タウタタです。
16分音符2つ、16分休符1つ、16分音符1つです。タタウタです。
16分音符3つ、16分休符1つです。タタタウです。
16分休符1つ、16分音符3つです。ウタタタです。頭が休符の場合は変則的です。
16分音符1つ、16分休符1つ、16分音符1つ、16分休符1つです。タウタウです。
16分休符1つ、16分音符1つ、16分休符1つ、16分音符1つです。ウタウタです。
16分音符1つ、16分休符1つ、16分休符1つ、16分音符1つ、です。タウウタです。
これだけでもかなりのパターンがあります。
1拍フィルインの叩く場所を、スネアだけでなく、フロアタム、ハイタム、ロータム、様々なところを自由にたたき分けます。スネア、タム、どこでもいいということです。ただし、フィルの後は、クラッシュシンバルを入れたほうがいいです。

ドラムのフィルインの注意点

ドラムのフィルインの注意点

ドラムのフィルはおかずです。フィルの種類は無限にあります。セクションの変わり目や曲の頭やさびの前などの盛り上げに入れるものです。リズムパターンの間に入れていきます。気を付けるべきポイントがいくつかあります。以下のことに気を付けましょう。主に3つのことが重要です。

  • テンポが狂う。リズムパターンは同じことを繰り返すので、テンポがあいますが、フィルは手順が複雑なために、テンポが、走ったり、もたったり、必ずします。フィルの部分の、テンポが狂わないように、メトロノームで練習しましょう。
  • 1番大事なことですが、フィルの手順、右手左手の順番を、決めましょう。毎回叩く手順が違う場合には、上達が、遅れていきます。かならず、手順をきめましょう。叩く順番を決めているほうが、最初のころは、上達が早くなります。手順をしっかり把握しているほうが、上達の近道になります。
  • はっきり音を出しましょう。手順が複雑になると、なんとなく叩いてしまい、音の粒がそろわず、音が弱いことがあります。弱い部分やリズムの拠れる部分がはっきりわかります。はっきり叩いたほうが上達には、プラスです。しっかり音を出して、叩きましょう。