ドラムを叩くブラシというもの
ドラムを叩くのは、通常は木のドラムスティックです。木以外の素材のものもありますが、特殊なものに、ブラシというものがあります。ブラシというぐらいなので、通常のドラムスティックとは違って、真ん中ぐらいから、何本も、ブラシ状になっています。素材はスチールワイヤー製のブラシや、プラスティック製のブラシもあります。ブラシ部分の長さを変えられるモデルもあります。単純に普通のスティックとは音色が全く違います。基本的に音量の小さな音楽に使用することが多いようです。価格は通常のドラムスティックより高めです。
基本は叩くことと、擦ることの2タイプがあります。特殊なものは転がすというのもありますが一般的なのは、叩くと擦るでしょう。擦る奏法はスネアドラムを時計回り反時計回りに回したり、左右に擦ったりして音を出します。ブラシの接触面積の広い狭いで音色が変わります。叩く奏法も、通常のドラムスティックはしなったりしませんが、ブラシは、しなって鞭のようにも叩くことが出来てなおかつ音色も変わります。叩いた後に少し押さえつけることでも、音色に変化が付きます。
また、ブラシができないとドラマーじゃないといった人がいるとかいないとか・・・。