音楽の雑学

音楽の雑学

譜面台というものがありますが、当然譜面台は、演奏するときの譜面、楽譜を置くものです。その譜面台のタイプに、大きく分けて2タイプがあります。その大きな違いというか小さな違いというか、3本足のその構造に、決定的な違いがあります。

  • メーカーは、ヤマハの譜面台と、それ以外のメーカーの譜面台に2大別されます。
  • ヤマハの譜面台の足の骨組みは、3本の足の上側にそれぞれ補助する骨が付いています。したがって、どうしても譜面台に高さが必要な時に、3本足を狭めることで安定感は損なわれるが、多少高さを上げることができます。
  • それ以外のメーカーの譜面台は、譜面台の足の骨組みはヤマハの譜面台とは逆に、3本の足の下側にそれぞれ補助する骨が付いています。これは、譜面台の支柱部分の底面、3本足の幅を狭めても広げても、常に、地面に接地すれすれの状態になっているので、譜面台の高さは、3本足の幅を狭めても広げてもほとんど変わりません。したがって、このタイプの譜面台は、ちゃんと3本の足をめいっぱい広げて使うほうが、安定性を確保できます。
  • 高さは、基本的に支柱部分のスライドで、調整する。足の部分は、安定性を第一に考える。あるメーカーのモデルは、78~152cmに可変します。