リングモジュレーション
リングモジュレーションとは、シンセサイザーの2つのオシレーターの音を掛け合わしたもの、足したものと、2つのオシレーターの音を高い音から低い音を引いた信号を出力する、モジュラーです。オシレーターを繋ぐ順序は、オシレーター1と2から、リングモジュレーターそしてアンプに繋ぎます。2つのオシレーターを足した音と、引いた音が同時になると人間は、高い音から低い音を引いた2つの音の差を感じる能力があります。これを差音といいます。無意識に感じています。
実際の、リングモジュレーターを通した音は、金属音、金属的な音になります。基本的には、鉄琴の音、ベルの音、鐘の音系の音色が得られます。スタートの波形を矩形波、鋸波、サイン派などに変えることでも音色が変化します。オシレーター1と2の音色を変えることでも音色が変わります。単純にオシレーター単体では得られない音色が得られます。複雑な倍音を含んだ、独特の音色が得られます。効果音を作る場合も、リングモジュレーターは、重宝されます。効果音に強いモジュラーということになります。
リングという言葉の由来は、アナログシンセサイザーの繋ぎ方が、輪っかのようにつなぐところからきているようです。