リングモジュレーション

リングモジュレーション

リングモジュレーションとは、シンセサイザーの2つのオシレーターの音を掛け合わしたもの、足したものと、2つのオシレーターの音を高い音から低い音を引いた信号を出力する、モジュラーです。オシレーターを繋ぐ順序は、オシレーター1と2から、リングモジュレーターそしてアンプに繋ぎます。2つのオシレーターを足した音と、引いた音が同時になると人間は、高い音から低い音を引いた2つの音の差を感じる能力があります。これを差音といいます。無意識に感じています。

実際の、リングモジュレーターを通した音は、金属音、金属的な音になります。基本的には、鉄琴の音、ベルの音、鐘の音系の音色が得られます。スタートの波形を矩形波、鋸波、サイン派などに変えることでも音色が変化します。オシレーター1と2の音色を変えることでも音色が変わります。単純にオシレーター単体では得られない音色が得られます。複雑な倍音を含んだ、独特の音色が得られます。効果音を作る場合も、リングモジュレーターは、重宝されます。効果音に強いモジュラーということになります。

リングという言葉の由来は、アナログシンセサイザーの繋ぎ方が、輪っかのようにつなぐところからきているようです。

リニアPCMレコーダーとは?

リニアPCMレコーダーとは?

リニアPCMレコーダーとは、と聞かれてちょっとわかりにくさを感じるのは、私だけでしょうか。このリニアPCMレコーダー要するに、ボイスレコーダーのことです。外国では、リニアPCMレコーダーとは言いません。英語ではdigital voice recorderといいます。IC(フラッシュメモリなどに)録音します。もちろんデジタルです。Windows標準の、音楽ファイル形式、WAVファイルにも採用されています。ICレコーダーとリニアPCMレコーダーとは少しだけ違いがあって、リニアPCMレコーダーというと特に音楽用に特化したもののことを指します。音楽はどうしても音質にこだわらなくてはいけないものなので無圧縮でなければいけません。フラッシュメモリーの大容量化が進んで、無圧縮の大容量ファイルでも、録音が可能になり、尚且つ普及が進み価格がどんどん下がってきました。最近は動画制作の音取り、音質向上にも、使われているようです。

リニアPCM方式という、アナログ信号をデジタル信号に変換して、無圧縮方式で音を録音します。今までのICレコーダーは、圧縮ファイルのmp3で録音していたので、音の劣化がありました。10分の1ぐらいに圧縮されていました。