グリスアップとグリスダウンの変化形
ボーカルが使いこなす、音程装飾の種類に、グリスアップとグリスダウンがあります。簡単にまとめておきます。
- グリスアップ。目的音、ドとした場合に、1音下の、シから入るやり方。シドとなる。
- グリスダウン。グリスアップとは逆に、目的音、ドとした場合に、1音上の、レから入るやり方。レドとなる。グリスアップよりはるかに難しい。
- モルデント。目的音、ドとした場合に、目的音ドがら出発して、1音下の、シそしてドへ行く。ドシドとなる。
- プラルトリラー。モルデントとは逆に、目的音、ドとした場合に、目的音ドがら出発して、1音上の、レそしてドへ行く。ドレドとなる。
- ダブルグリスアップ。目的音、ドとした場合に、シから入るやり方を2度繰り返すやり方。シドシドとなる。
- ダブルグリスダウン。ダブルグリスアップとは逆に、目的音、ドとした場合に、レから入るやり方を2度繰り返すやり方。レドレドとなる。
- 2ステップグリスアップ。目的音、ドとした場合に、2音下の、ラから入るやり方。ラシドとなる。
- 2ステップグリスダウン。目的音、ドとした場合に、2音上の、ミから入るやり方。ミレドとなる。
グリスアップとモルデントとプラルトリラーが難易度としては、優しい。