ダイアトニックコード、3コードと代理コード

ダイアトニックコード、3コードと代理コード

コード進行をダイアトニックコードの中だけで完結させることも可能です。KeyCのダイアトニックコードは、C、Dm、Em、F、G、Am、Bm-5ですが、この中でCとFとGが主要なコードです。3コードと言います。この3つでも成立します。Cはトニック、Fはサブドミナント、Gはドミナントです。落ち着き、安定のコードと中間のコードと、不安、盛り上がりのコードです。しかしこれだけでは、幅が狭いので、代理コードを探します。
Cのトニックの代理に、Amを使います。
Fの代理コードにDmを使います。
Emは安定にも不安にも使える、どっちつかずのコードです。どちらにも使えます。教科書によって、さまざまに書かれています。どちらでもいいということです。
Bm-5は不安のコードですが、あまり使われません。7のコードは、省きます。
コード進行を発展させていく場合に、同じ機能を持ったコードに差し替えていくことになります。

通常Keyが変わっても、考え方は同じです。まずはダイアトニックの1~6のコードを使って曲を作っていくのが、簡単ですし迷いません。ヒット曲の中でもこのやり方のものがたくさんあります。まず3コード、そしてダイアトニックコード内での差し替えを試しましょう。

メロディー、好まれやすいメロディー

メロディー、好まれやすいメロディー

様々な楽曲の中でメロディーにおいて好まれやすいものとそうでないものがあります。人の好まれる楽曲は、毎回毎回、小節ごとに違うメロディーではなく、繰り返しを使いシンプルで覚えてもらいやすくなっています。複雑すぎると覚えてもらえません。全く同じである必要はありませんが、いくつか違う音が含まれていても、ほぼ同じような構成のメロディーのほうが覚えやすいものです。最小単位のフレーズの繰り返し、これをモチーフの同期といいます。特にポップスなどは、顕著です。
歌ものの場合には、自分が歌えるのかということが重要です。歌えないメロディーを作る場合があるのです。ボーカロイドなどでは、普通の人が出せない音域まで出せてしまいます。歌ものでないならいいですが、歌の場合は、好まれるメロディーではなくなります。更に、ボーカロイドだとブレスなしのメロディーも出来てしまいます。人間はブレスしないと歌えません。鍵盤だけでメロディーを作っても、同じような罠にはまります。要は、休符が入るということです。
あまり同じメロディーを繰り返しすぎるのは、くどくなります。ほどほどということです。2~3回ぐらいの繰り返しが1番多いです。これをリフレインと言います。既存の有名な曲を参考にするのが1番分かりやすいと思います。迷ったら、有名な曲を聴きましょう。

シンセサイザーのトランスポーズ機能

シンセサイザーのトランスポーズ機能

鍵盤を弾く人は、ピアノなどの場合、Keyを変えて演奏する場合に、押え方、押える場所を変えて弾きます。もちろんギターなどでも、Keyが変われば、抑える場所は変わります。

しかしシンセサイザーやソフトウェアの中には、ずるいというわけではないですが、鍵盤上の音を動かす、トランスポーズの機能があります。

トランスポーズ機能にはメリットおデメリットがあります。トランスポーズ機能は、移調機能です。簡単にKeyチェンジができます。ボタンを押すだけで変えられます。±1で半音、±2で全音 (一音) です。プラス2だとドを押してもレが鳴ります。全音上がっている状態です。

トランスポーズ機能はずるいという人もいますがこれは非常に便利な機能です。なぜかというと演奏が簡単になるからです。1つの弾き方で12Keyに対応できてしまいます。

同じ考え方の道具に、ギターの人が使うカポタストがあります。移調器具といいます。カポタストを使うと、難しい押さえ方をせずに演奏が可能になります。バレーコードを多用するコード進行などで、バレーコードを使わずに済むようになります。演奏が簡単になるということです。

電子ピアノなどでは可能ですがトランスポーズ機能は、アコースティックピアノにはないのでこの機能は使えません。その点、シンセサイザーは楽です。

音痴を改善

音痴を改善

音痴を改善する方法は、最初に結論をいきなり言いますが、楽器を1つ演奏しましょう。これで音痴は改善できます。

楽器を習う、もしく葉、いきなり自分で初めてもいいですが、楽器を初めて、いくらかの期間が過ぎると、急に音程が良くなります。それはなぜなのか。

1オクターブ内に12の音がありますが、この音を音として覚えているのかということです。12音の音の高さと幅を覚えているのかということです。耳で聞き音を把握して、頭で音を選択して、実際に音を出します。
基準の真ん中のAの音、ラを基準にして、音階スキーマが頭の中に出来上がっていないと、音程が取れません。楽器を練習していれば、自然と音痴は改善されていきます。逆に言えば、楽器を弾く人の中で、音痴を探すほうが、難しいことです。
高い楽器を買わなくても、キーボードは、1万も出せば、いいものがありますので、まずは、キーボードを買うか、ほかの楽器がよければ、ハーモニカとかウクレレとかでもいいでしょう。但し、音程楽器を選びましょう。個人的には鍵盤楽器がいいと思います。ドを押さえてドと歌い、レを押さえてレと歌う、押さえた鍵盤の音に合わせて歌うということです。音程が外れているか確認したい場合チューナーを使いましょう。

無料で練習したい場合は、スマホにピアノのアプリを入れて、同じように練習しましょう。但しこちらでは、楽器の上達は望めません。

コードの転回

コードの転回

曲のコード進行がある場合に、通常コード進行が書いてある通りに解釈すると、CGFCFCGAmとなっているとき、
Cはドミソ、Gはソシレ、Fはファラド、Amはラトミですが、このまま鍵盤を演奏するとどうなるのかというと、鍵盤上を左から右へと大きく動かなくてはいけなくなります。これでも別にいけないわけではありませんが、演奏は大変忙しいということになります。ならば、何かいい方法はないかというと、ここでコードの転回という方法が出てきます。

CGFCFCGAmのコード進行を、Cはドミソ、Gはソシレ、Fはファラド、Cはドミソ、Fはファラド、Gはソシレ、Cはドミソ、Amはラトミと弾くよりも、転回させて、
CGFCFCGAmのコード進行をCはドミソ、Gはシレソ、Fはドファラ、Cはドミソ、Fはドファラ、Gはシレソ、Cはドミソ、Amはドミラ、にして弾くと、鍵盤上の左右の動きが小さく簡単になります。演奏もしやすくなります。

左右の動きが大きい弾き方は、熟練した人でも、難しいものです。左右の動きが小さい弾き方は、誰でも簡単に弾く第1歩になります。コードの転回を覚えれば、自由に音を動かして、弾きやすい形にして、どんな曲でも簡単に弾くことが出来るようになります。まずは1オクターブ内に収める弾き方を覚えましょう。

初めて見る楽譜に何を見る

初めて見る楽譜に何を見る

まず楽譜を見たときに何を見ればいいのかをまとめます。いろんな情報が書き込まれていて、なにがなんだかわかりませんが、確認しましょう。

まず3つだけは確認しましょう。

  • まず拍子を確認しましょう。この拍子を確認することにより、リズムとアクセントの付く場所が解ります。更に、1小節に音符がいくつ入るのかが解ります。4分の3、4分の4、4分の5、8分の6など様々な拍子があります。
  • 次は調性、いわゆるKeyの確認をしましょう。楽譜のト音記号やヘ音記号の横に、#、シャープや、フラット、♭が付いていますがその数で解かります。
  • 次は、テンポと構成を見ます。全体の小節数とAメロとBメロ、サビ、などの構成を把握しましょう。何小節ごとの区切りで、Aメロ、Bメロ、サビが構成されているのか把握するだけでも、曲への理解度は違ってきます。テンポは、曲の速さです。どのぐらいの速さで演奏するのかが分かります。1分間に入る音符の数です。4分の4拍子ならば4分音符が1分間にいくつ入るのかということになります。

星をたよりにの場合には、4分の4拍子で、テンポ108で、全体が169小節で、調性はkeyGとなります。まずは、曲について、このぐらいを確認しておきましょう。

ディミニッシュコードの構成音を見てみると

ディミニッシュコードの構成音を見てみると

和音はコードです。宇都を重ねて、同時に鳴らすことです。コードは、音を重ねていき重ね方がいろいろありますが、音の距離、音程の違う重ね方が様々あります。

ディミニッシュコードというコードがありますが、ルート音を基準にして、短3度、マイナーサードの音程で重ねていくコードです。

4和音において。ルートから、短3度、更に短3度、更に短3度で4つの音を重ねていきます。これがディミニッシュコードです。

  • Cディミニッシュならば、構成音は、CE♭G♭Aです。ド、ミフラット、ソフラット、ラです。
  • C#ディミニッシュならば,構成音は、ド#、ミ、ソ、ラ#。
  • Dディミニッシュならば,構成音は、レ、ファ、ソ#、シ。
  • D#ディミニッシュならば,構成音は、レ#、ファ#、ラ、ド。Cと同じ。
  • Eディミニッシュならば,構成音は、ミ、ソ、ラ#、ド#。C#と同じ。
  • Fディミニッシュならば,構成音は、ミ#、ソ#、シ、レ。Dと同じ。
  • F#ディミニッシュならば,構成音は、ファ#、ラ、ド、レ#。Cと同じ。
  • Gディミニッシュならば,構成音は、ソ、ラ#、ド#、ミ。C#と同じ。
  • G#ディミニッシュならば,構成音は、ソ#、シ、レ、ファ。Dと同じ。
  • Aディミニッシュならば,構成音は、ラ、ド、レ#、ファ#。Cと同じ。
  • A#ディミニッシュならば,構成音は、ラ#、ド#、ミ、ソ。C#と同じ。
  • Bディミニッシュならば,構成音は、シ、レ、ファ、ソ#。Dと同じ。

ここでよく構成音を見てみると、ディミニッシュコードは、たった3種類しかないことがわかります。構成音が同じということです。

ドラム、ベースの発展と役割

ドラム、ベースの発展と役割

ドラム、ベースの発展と役割について簡単にまとめます。

冠婚葬祭の時に通りを更新しながら演奏していたものが、マーチングバンドですが、室内演奏に移って、複数の打楽器が1つになり、ドラムセットが誕生します。1人でドラマーがすべてを受け持ちます。
スイングジャズからモダンジャズへ移行します。ドラムの役割は、前者はドラムでのリズムキープが役目で、後者は、聞かせるためのドラムです。

更にリズムアンドブルースに発展しますが、カントリーでは1拍、3拍目の強調から、2拍、4拍目の強調、アフタービートに代わります。バックビートと言います。4分の4拍子の曲で、2拍、4拍目の強調する演奏法です。現代では当たり前の演奏法です。
ベースは、マーチングバンドではチューバが担当です。ジャズはウッドベース、コントラバスが受け持ちます。

モダンジャズでは、ウォーキングベースがリズムキープの役目をします。ここからベースは、dance musicになくてはならない要素になります。rock、pops、R&Bの現代の音楽につながります。

昔の通奏低音の時代は、チェロ、コントラバス、チェンバロの組み合わせで、今のrock、pops、R&Bの音楽の積み重ね方の原型のような、音楽形態です。

メロディ、ハーモニー、リズムにおいても、ドラム、ベースはとても大切です。

指揮者とは

指揮者とは

指揮者は何なのかを箇条書きにまとめますと。

  • その場の状況によって、曲のスピードや音量等のバランスを考え、調整の指示をする。オーケストラと言うシステムの監視役。指揮者は、やりなおしができない。
  • オーケストラの演奏者全員の顔、そして、指等をすべて見渡せられる指揮者にしか
    オーケストラのように100人規模となると全体的にはあわせることはできない。
  • リズムをあわせるのが目的ではなく、演奏者の心をあわせるのが目的。会場にいる観客の心に訴える。舞台の演出家。
  • 演奏が崩壊しそうになる時、指揮者の出すサインによってオーケストラが立ち直ることもある。
    オーケストラ=演奏者、指揮者=リズムをとってあわせる人。
  • 指揮者はオーケストラという楽器を演奏する演奏者。どのような解釈で演奏するのかを最終的に決めるのは指揮者の役割.
  • オーケストラは楽器なので指揮者という演奏者がいなければ鳴ることはない。
    かつては指揮者がオーケストラを支配するという力関係が明確に存在した。最近では指揮者に意見するオーケストラも増えてきているよう。指揮者はつけないなんていう楽団もある。
  • 編成が大きくなり、しくみも複雑な曲になると、指揮者がいないと演奏は不可能。実際の演奏は、メトロノームのように一定ではなく、基本的には、一定のテンポで演奏しながらも、微妙なテンポの変化によって自然に、演奏するためには、ある程度、演奏する人の人数が多くなると、指揮者によるテンポの設定が必要。少人数の弦楽四重奏などは、お互いが聴き合ったり、合図を出し合うことで調整。

曲を作るときに最低3種類のコードがあれば成立する

曲を作るときに最低3種類のコードがあれば成立する

曲を作る場合に、コード進行と使うコードの種類に迷った場合には、とりあえず、3種類のコードがあれば成立します。

もっと突き詰めていけば、2種類のコード、盛り上がりのコードと、落ち着きのコードの2種類があれば、成立します。

小学校に戻って、起立、礼、着席のコード進行は、KeyCの場合は、C、G、Cです。CM7、G7、CM7でもいいですが、4和音でも3和音でも同じです。

ベートーベンの、第9は、CとGだけです。2つのコードだけでも、名曲は名曲です。複雑なコード進行にしていくのは、作り手の意図で、別に複雑にしなければならないわけではありません。ショパンの別れの曲も2つだけです。
とりあえず、1番簡単なコード進行に使う3種類のコードを覚えましょう。ダイアトニックスケールから割り出したダイアトニックコードのⅠとⅣとⅤだけを使いましょう。

KeyCの場合にⅠは、CM7です。Ⅳは、FM7です。Ⅴは、G7です。これらは、トニック、サブドミナント、ドミナントと言います。トニック波戸のコードにも進めて、ドミナントはトニックに戻りたがります。

テンションとか、代理コード、裏コードは、難しいので、後回しにしましょう。但しこの3つのコードの音を転回して組み替えて、スムーズな進行になるようにだけは、ちゃんと試みましょう。これをヴォイシングと言います。