弾き語り、鍵盤の初歩

弾き語り、鍵盤の初歩

ソロピアノなどは、左手がコード、右手がメロディが基本ですが、鍵盤での弾き語りでは、左手はベースで右手がコードで、メロディーは声を使います。当たり前ですが歌うということです。

  • イタリア語ではドレミファソラシドですが、英語表記では、CDEFGABCです。これを踏まえて、コードネームを確認します。
  • まずコード表記されている、アルファベットがベース音です。ですからまず基本の基本は、ベース音と歌のメロディーのみで合わせます。左手ベース音とメロディーです。
  • 次は右手のコードです。左手ベースと右手コードとメロディーです。コードの、トップの音が動きすぎたり、メロディー音より高くなったりすると、メロディーを邪魔します。
  • 次はコードのトップノートが動かないように転回して、ボイシングを変えていきます。トップノートの動きをできるだけ小さくしましょう。
  • 弾き方を考える。曲にあった、リズムで、ベース、コードを弾きます。弾き方は様々です。これは自分で考えるということです。リズムが1番大切です。これが分かって入れば、曲にあった感じがさがせるでしょう。分からない場合には、いろんな曲を参考にしましょう。
  • Keyがあわない場合には、Keyを変えましょう。

コード伴奏の初歩の初歩

コード伴奏の初歩の初歩

基本が分かるとすべての曲の伴奏だけなら弾けるようになる便利なものです。曲のコード進行は、ネットで調べると様々なものが出てきます。但しギターのボイシングと鍵盤のボイシングの違いがありますが、基本は同じことです。ここでは鍵盤での説明です。カノン進行ならば、C G Am Em F C F Gです。
基本中の基本は、3和音のコードを右手で全音符弾くということです。1番簡単なものですが大事です。3和音のコードは、トライアドと言います。Cならば、ドミソの和音のことです。コードの仕組みがちゃんとわかるほうが、より理解度は深まるので、コードが分からない場合は、コードの項目を参照してください。次は、これを4分音符にします。1小節を1234の4回弾きます。右手で4回コードを弾きます。ここから更に左手を使います。右手はトライアドのコードを4分音符で弾きながら、左手は、全音符でコードのルート音を1オクターブから2オクターブ下で弾きます。右手がトライアドのコードを1小節に4回弾き、左手はルート音のベースを全音符で1回弾きます。コードとベースということです。ここまででもちゃんと成立します。この方法でほとんどの曲が演奏可能になります。コード伴奏の基本の基本です。

コードの仕組み、メジャーコード、マイナーコード、ディミニッシュコード、オーギュメントコード

コードの仕組み、メジャーコード、マイナーコード、ディミニッシュコード、オーギュメントコード

コードの音の響きで分ければ、4タイプしかありません。重ねる音の数でいえば、トライアド、3和音、セブンス、4和音、テンション、5,6.7和音となります。転回、ボイシングは、音の位置を組み替えることです。オープンと、クローズ、1オクターブ内、オクターブ以上となります。
メジャーコード、マイナーコード、ディミニッシュコード、オーギュメントコードの響きの違いの4タイプの音程構成が解れば、すぐにコードを作ることが出来ます。ルートが変わることはあっても、その音程構成は変わらないので、すぐに分かります。鍵盤楽器であってもギターでも基本は同じことです。

  • Cで説明します。
  1. Cメジャーコード、ルートはドです。鍵盤4つ進んで、ミです。更に鍵盤3つ進んで(合計7つ)、ソです。
  2. Cmマイナーコード、ルートはドです。鍵盤3つ進んで、ミフラット。更に鍵盤4つ進んで(合計7つ)、ソです。
  3. Cm-5ディミニッシュコード、ルートはドです。鍵盤3つ進んで、ミフラット。更に鍵盤3つ進んで(合計6つ)、ソフラットです。
  4. C+5オーギュメントコード、ルートはドです。鍵盤4つ進んで、ミです。更に鍵盤4つ進んで(合計8つ)、ソシャープです。
  5. この4タイプを覚えれば、コードは作れます。セブンスを加える場合に、同じくマイナーとメジャーの2タイプあるというだけです。

コードの押さえ方、コツ、メジャー7thコード

コードの押さえ方、コツ、メジャー7thコード

メジャー7thコードを抑える場合の考え方を示します。こうゆう風に考えるとわかりやすいと思います。ちなみにメジャー7thコードは、ルート、メジャーサード、パーフェクトフィフス、メジャーセブンスを重ねた和音です。

鍵盤を演奏する場合に、右手と左手を当然使用します。右手で4和音を弾くと考えて場合に、左手はベース音を弾いているので、ベース音、主にルート音ですが、右手のルートオンと左手のルートオンはダブるので必要ありません。ここで右手のルート音は、省略することになります。

この時、CM7の場合、左手はC、ドの音。右手は、のこりのミソシとなります。CM7は、両手で弾いた場合は、左手ルート音プラス、右手、サードから始まるマイナーコードです。

ドとEmコードです。サードの音をルートとしたマイナーコードを押さえればいいということです。
FM7の場合は、FM7の構成音、ファラドミですから、左手はFを押さえて、右手はAmを押さえます。左手ルート音プラス、右手、サードから始まるマイナーコードです。

ルート音の違う、別のメジャーセブンスコードも同じです。素早くメジャー7thコードを見つけられます、3和音をしっかりマスターしておくと転回系も分かります。CM7はC分のEmということになります。
A♭M7は、A♭プラスCmです。
E♭M7は、E♭プラスGmです。

コードのイメージ

コードのイメージ

コードの積み重ねた時のイメージ、受け取られる感じをまとめます。

コードの積み重ね方を、コードブォイシングといいますが、積み重ね方が1オクターブ以内に収まっているものを、クローズドヴォイシングと言います。1オクターブ以上になると、オープンヴォイシングと言います。

  • まず3和音ですが、トライアドと言います。トライアドは和音の基本です。すごく大事ですが、なぜか素人っぽいとか、初心者用などさんざんに言われています。広がりが足りない、簡素、などさんざんですが、和音がはっきりしていて、濁りがなく、ストレートな和音です。ファッションに例えると、靴とズボン、上着といった基本的な服装だと考えていいでしょう。
  • 次に4和音、セブンスですが、セブンスは、深みが増して、重厚な感じの和音です。ファッションに例えれば、眼鏡や帽子を加えた感じです。
  • 更にテンションですが、5和音以上になると、大人の感じとか複雑な感じの和音になります。しかし音は濁ってきて、和音の性格があいまいになってきます。ファッションに例えると、指輪やイヤリングやネックレスなどのアクセサリーを加えた状態です。
  • 最後に2和音、パワーコードですが、上半身裸の男性のイメージです。しかし2音では、音の威力が足りないので、オーバードライブ、ディストーションなど、音を歪ませて、音の迫力を足さないといけません。ファッションに例えると、金髪に染めている感じです。

drop2とdrop3、インバージョン(転回)の基本の基本

drop2とdrop3、インバージョン(転回)の基本の基本

和音、コードの積み上げ方の形のことをヴォイシングと言います。1オクターブ以内に収まっていれば、クローズドヴォイシング。1オクターブ以上であればオープンヴォイシングと言います。

  • トライアド、3和音でいえば、ルートポジションは、Cの場合は、ドミソになります。
  • 第一転回形をファーストインバージョンと言います。ミソドです。
  • 第二転回形は、セカンドインバージョンと言います。ソドミです。
  • セブンスコード、4和音でいえば、ルートポジションは、CM7の場合は、ドミソシになります。
  • 第一転回形をファーストインバージョンと言います。ミソシドです。
  • 第二転回形は、セカンドインバージョンと言います。ソシドミです。
  • 更に、セブンスコードの場合は、第三転回形、サードインバージョンがあります。シドミソになります。

ここまでを踏まえたうえで、

  1. drop2ヴォイシングとは、「4 Way Close」Voicing(コードトーンの一番高い音を決めて、その下1オクターブ以内に全てのコードトーンをおさめる。)の上から2番目の音を1オクターブ下げるヴォイシングです。
  2. drop3ヴォイシングとは、「4 Way Close」Voicingの上から3番目の音を1オクターブ下げるヴォイシングです。
  3. drop2&4ヴォイシングは、「4 Way Close」Voicingの上から2番目の音と4番目の音を1オクターブ下げるヴォイシングです。