オーケストラサウンドの雑学

オーケストラサウンドの雑学

オーケストラサウンドについての豆知識です。オーケストラサウンドを作る場合には知っておく必要があります。

オーケストラのサウンドで弦楽器は重要です。ストリングスと言います。コード、和音を演奏するのに、第1バイオリン、第2バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスを分けて演奏して和音を作ります。チェロとコントラバスは1オクターブ違いのオクターブユニゾンで、ルート音、ベース音を鳴らします。
弦楽4重奏は、第1バイオリン、第2バイオリン、ビオラ、チェロで、コントラバスを抜いた形です。
コードチェンジのタイミングは、JPOPの場合は、1小節に1回か2回か決まったところで変わりますが、オーケストラの場合は、メロディーに合わせて何回でも変わります。

音域と配置。音域は中央のドを基準に。

  • 第1バイオリン。第2バイオリン。音域は中央のドより1つ下のソから3オクターブ上のドです。ステージの位置は指揮者から見て、左手前と左奥です。
  • ビオラ。1オクターブ下のドから、1オクターブ上のラ。ステージの位置は指揮者から見て、右奥です。
  • チェロ。2オクターブ下のドから、1オクターブ上のミ。ステージの位置は指揮者から見て、右手前です。
  • コントラバス。3オクターブ下のミから中央のレまでです。ステージの位置は指揮者から見て、右側です。

指揮者とは

指揮者とは

指揮者は何なのかを箇条書きにまとめますと。

  • その場の状況によって、曲のスピードや音量等のバランスを考え、調整の指示をする。オーケストラと言うシステムの監視役。指揮者は、やりなおしができない。
  • オーケストラの演奏者全員の顔、そして、指等をすべて見渡せられる指揮者にしか
    オーケストラのように100人規模となると全体的にはあわせることはできない。
  • リズムをあわせるのが目的ではなく、演奏者の心をあわせるのが目的。会場にいる観客の心に訴える。舞台の演出家。
  • 演奏が崩壊しそうになる時、指揮者の出すサインによってオーケストラが立ち直ることもある。
    オーケストラ=演奏者、指揮者=リズムをとってあわせる人。
  • 指揮者はオーケストラという楽器を演奏する演奏者。どのような解釈で演奏するのかを最終的に決めるのは指揮者の役割.
  • オーケストラは楽器なので指揮者という演奏者がいなければ鳴ることはない。
    かつては指揮者がオーケストラを支配するという力関係が明確に存在した。最近では指揮者に意見するオーケストラも増えてきているよう。指揮者はつけないなんていう楽団もある。
  • 編成が大きくなり、しくみも複雑な曲になると、指揮者がいないと演奏は不可能。実際の演奏は、メトロノームのように一定ではなく、基本的には、一定のテンポで演奏しながらも、微妙なテンポの変化によって自然に、演奏するためには、ある程度、演奏する人の人数が多くなると、指揮者によるテンポの設定が必要。少人数の弦楽四重奏などは、お互いが聴き合ったり、合図を出し合うことで調整。

楽器の種類㉓トロンボーン

楽器の種類㉓トロンボーン

トロンボーンは、金管楽器の一種です。細長くて管が伸び縮みします。チューバやトランペットやホルンと同じ仲間です。その当時、この楽器は協会のサポート楽器で、このころのヨーロッパでは、協会内に楽器は持ち込めないということになっていましたが、オルガンとトロンボーンは、讃美歌のサポート楽器として、中に入ることが許されていました。通称、神の楽器と言われています。

トロンボーンは人間の声に近い楽器と言われています。音域は中低音です。ピアノの鍵盤の位置関係としては、中央のドから下に1オクターブ半、中央のドから上に1オクターブぐらいです。
トロンボーンにも種類があります。高い音域のほうから、ソプラノトロンボーン、アルトトロンボーン、テナートロンボーン、テナーバストロンボーン、バストロンボーン、コントラバストロンボーン、といろいろあります。
テナートロンボーン、テナーバストロンボーン、バストロンボーン、の3種がよく使われるトロンボーンです。

テナートロンボーンは、ジャズやポップスでも多く使われるものです

テナーバストロンボーンは、オーケストラ、吹奏楽は、これが使われます。
オーケストラの初期のころには、トロンボーンは、使われていません。モーツァルト、ベートーベンの初期の頃には、トロンボーンは入っていません。ベートーベンの運命にはトロンボーンが使われています。

オーケストラの構成

オーケストラの構成

オーケストラに使われている、楽器の種類と構成、配置について、ごく基本的な部分だけまとめて見ました。例外もあります。

楽器の種類は弦楽器と木管楽器と金管楽器と打楽器です。オーケストラはこの4種類で構成されています。

コントラバス(ダブルベース、ウッドベース)、チェロ、ビオラ、第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、フルート、ピッコロ。クラリネット、ファゴット(バスーン)、オーボエ、トランペット、トロンボーン、ホルン、チューバ、シンバル、ティンパニー、トライアングル、タンバリン、カスタネット、小太鼓、大太鼓。

配置のルールは、音の小さい楽器が前、音の大きな楽器が後ろ。音の高い低い、高温楽器が左、低音楽器が右。楽器の種類では、1番前が弦楽器その後ろに木管楽器さらにその後ろに金管楽器と打楽器となります。
客席から見ると左から第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ビオラ、チェロ、少し後ろにコントラバスが配置されます。後ろに木管楽器さらにその後ろに金管楽器と打楽器がずらりと並びます。これだけ楽器が並ぶと壮観です。

話は少し逸れますが、世界最古のオーケストラは雅楽です。ただし、西洋のオーケストラのように、中央に指揮者はいません。