ベースライン、ウォーキングベース

ベースライン、ウォーキングベース

ベースラインの作り方にもいろいろあります。普通のロック系のベースは8分でコードのルート恩を弾きます。これが1番の基本です。これにオクターブを加えて弾くのが2番目、更に5度ということになります。

  • 次には、ウォーキングベースというものがあります。ウォーキングベースですから歩くように音が動きます。コードのルート音とルート音とルート音の間に、経過音、パッシングノートを加えていきます。ジャズの感じが強くなるベースラインです。色々な音が加わる、ベースラインで、ルート音とルート音の間にいろんな音が加わって複雑になっていきます。
  • クロマティックパッシングノートは、コードの半音下か半音上から入るベースです。半音上か下からルート音に向かいます。
  • スケールノートを使ったウォーキングベースは、使っているスケールの音から入るものです。スケール音から、ルート音に向かいます。
  • ルート音とルート音の間に1つ音を挟む場合は単純ですが、これが3つに増えた場合は、クロマティックの場合は半音で3つ下からもしくは上から、スケール音の場合はスケール音3つからルートへ向かいます。上からも下からも可能です。だんだん複雑になります。

楽音、ノート

楽音、ノート

音は楽音と言います。noteです。音符とも言います。音にはいろいろな情報があります。

  • 楽譜では音を強く引く記号はフォルテです。音を弱く引く記号はピアノです。
  • 音高はピッチです。音の高さです。ドでも、C1C2C3C4C5と、高さで名前が付いています。
  • 音価は、音の長さのことです。全音符とか2分音符とか4分音符とか8分音符とか16分音符とか言ったものです。付点のついた場合もあります。休符も音の大事なものです。
  • 音名は、音の名前です。ドレミファソラシドのことですが、これはイタリア語です。1オクターブには音は12種類あります。CDEFGABは英語の音名です。日本語では、ハニホヘトイロです。ドイツ語では、CDEFGAHです。
  • 音量は音の大きさです。シンセサイザーなどボリュームフェーダーやつまみなどで大きくします。
  • 音色は、様々な楽器の音色のことです。シンセには1000音色を超える音色が入っています。2000とか3000音色のものもあります。
  • 音域は、音の範囲を表す言葉です。低音域はベース。中ぐらいの音域はコード、高い音域はメロディーです。
  • 音階は、音の階段です。低いほうから高いほうへ、12の音があります。これを、クロマティックスケールと言います。これは半音階と言います。

ベースライン

ベースライン

ロック系、ポップスロックなどのベースラインの基本的なものとして、8分で刻むというものがあります。タカタカタカタカと刻むだけですが、この刻む音は、なっているコードのルート音のオクターブ下です。CM7のコードが鳴っていた場合に、ドミソシが鳴っている時は、オクターブ下のドがベース音です。このストレート弾きが基本の基本です。しかしこのストレートなベースでは、単調なので、手を加えます。加えるものは以下のものです。

  1. ドラムのキック音に合わせる。ドラムのキック音はバスドラムの音です。このキック音にベースを合わせていきます。キックのパターンを強く意識して弾くということです。キックに合わせてメリハリを利かせること、アクセントを置くことです。単純にキック音のところを弾くと解釈してもいいです。
  2. 経過音、アプローチノート。経過音は、通り過ぎていく音です。次になるコードに向かって、経過音を使って繋げていくことです。メジャースケールの音で繋げていきます。メジャースケールなので綺麗に、シンプルにスムーズに繋がります。もう1つは、クロマティックに半音で繋げていくやり方です。厳密には、スケール音ではないので、音を外していることになるのですが、短い音なので、違和感より、むしろスパイス的な威力があります。

コード進行の中でオーソドックスなもの2

コード進行の中でオーソドックスなもの2

コード進行の中でも、よく使われる、多用されるコード進行があります。基本的なものではありながら、発展させていくための、土台になり、覚えていれば役に立つものです。

  • 5度進行。5度進行は、ロック系のものに限られて使われる、かなり特殊な感じのコード進行ですが、ロックでは、よくあるものです。不良的なコード進行です。よく言えばパワーのあるコード進行です。KeyCでは、E♭ B♭ F Cというようなコード進行になります。E♭ B♭はマイナーキーからの借用和音です。なぜ特殊なのかというとクラッシックの世界ではこれは禁止ですということになっているからです。使えないわけではありませんが、そうゆう決まりごとがあるということです。
  • 順次進行 上昇。これは分かりやすく、ダイアトニックコード内を順次上がっていきます。KeyCでは、C Dm  Em f G と上がっていきます。そのままです。順番に、上がっていきます。階段を上がる感じです。Dm  Em f GというパターンがJPOPで多用される、オーソドックスなものです。
    徐々に盛り上げる感じを作れる、特徴があります。もちろん全部上がるわけではなく、下がるところとの組み合わせいろいろなので、様々なパターンがあります。

オクターブトレモロとアルベルディバス

オクターブトレモロとアルベルディバス

鍵盤を演奏するための初歩の初歩のテクニックに、オクターブトレモロとアルベルディバスというものがあります。クラッシックピアノの演奏だけでなく、キーボードでもシンセサイザーでもオルガンでもエレクトーンでも、鍵盤を弾く人には、基本の奏法です。
オクターブトレモロは、左手でベースを弾くのですが、ドならば1オクターブ上のドを交互に鳴らします。小指でド、親指で1オクターブ上のドを交互に弾きます。ドー上のド ドー上のド ドー上のド ドー上のドという風に交互に弾きます。ロックなどでも疾走感のある、速いテンポの曲に向いています。右手の演奏はコードとメロディーということになります。

アルベルディバスは、ジムノペディ Gymnopedies などがわかりやすいと思いますが、左手でまずベース音を弾いてから、左手でコードを弾きます。ベース音、コード ベース音、コード ベース音、コード の繰り返しです。この時右手はメロディーを弾きます。もちろんコードも弾きます。

中級上級になるにつれて、スケールの上昇、下降が入ってきたり、コードがアルペジオ、分散和音になったりしていきます。半音階、クロマティックスケールも使用します。リズムの変化、アクセントの変化も加わります。

ハーモニックマイナースケールが適応されるコード

ハーモニックマイナースケールが適応されるコード

ハーモニックマイナースケールの音程は、P1,M2,m3,P4,P5,m6,M7,P8になります。ナチュラルマイナースケールと比較して、7度がメジャーの音程になりました。KeyがCの場合にはドレミ♭ファソラ♭シドになります。3度と6度がマイナーの音程です。7度は、メジャーセブンスになります。

これは、ナチュラルマイナースケールと違って、Ⅴm7のコードが、ドミナントの機能を持っていないので、ドミナントモーションの機能を持たせるために、7度を半音上げました。KeyCでダイアトニックコードは、 CmM7、Dm7-5、EbM7#5、Fm7、G7、AbM7、Bdim7、となります。Ⅴ7になりました。
では、ハーモニックマイナースケールのアボイドノートは、♭6になります。ナチュラルマイナースケールと同じです。ハーモニックマイナースケールがどうゆうコードに適応されるのかというと、ⅠmM7コードになります。更に3和音の場合、Ⅰmも適応されます。この場合7度がなっていないので、ナチュラルマイナースケールでも適応されますし、ハーモニックマイナースケールもいけます。4和音の時は7度が鳴っているので、制約を受けます。この場合はハーモニックマイナースケールが適応されるコードです。トライアドとセブンスでは、変わるので注意しましょう。

マイナーキーのダイアトニックコード

マイナーキーのダイアトニックコード

ドレミファソラシドがメジャーダイアトニックスケールです。ここから平行長のラシドレミファソラがAのナチュラルマイナースケールです。

更にハーモニックマイナースケールとメロディックマイナースケールがあります。

まずこの4つの音程を把握しておきましょう。

メジャースケールは、P1,M2,M3,P4,P5,M6,M7,P8です。ダイアトニックコードは、keyCで3和音/  C  Dm  Em  F  G  Am  Bm-5    4和音/  CM7  Dm7  Em7  FM7  G7  Am7  Bm7-5です。
ナチュラルマイナースケールは、P1,M2,m3,P4,P5,m6,m7,P8になります。3度6度7度がマイナーの音程です。ダイアトニックコードは、KeyCでメジャースケールとは音程の並びが違うので、当然できるコードも違ってきます。Cm7、  Dm7-5、  EbM7、  Fm7、  Gm7、  AbM7、  Bb7、となります。

ハーモニックマイナースケールの音程は、P1,M2,m3,P4,P5,m6,M7,P8になります。ナチュラルマイナースケールと比較して、7度がメジャーの音程になりました。これは、Ⅴm7のコードが、ドミナントの機能を持っていないので、ドミナントモーションの機能を持たせるために、7度を半音上げました。KeyCでダイアトニックコードは、 CmM7、Dm7-5、EbM7#5、Fm7、G7、AbM7、Bdim7、となります。Ⅴ7になりました。

メロディックマイナースケールの音程は、P1,M2,m3,P4,P5,M6,M7,P8になります。KeyCで、ダイアトニックコードは、CmM7  Dm7  EbM7♯5  F7  G7  Am7-5  Bm7-5  となります。下りはナチュラルマイナースケールと同じです。昇りのみです。

調の関係

調の関係

調、スケールの中で家族や友達や親戚といったように人間の関係と同じように、音にも関係があります。関係が近い場合に、コードの貸し借りや、転調のしやすさなど、様々な、お得な点があります。
主音はトニックと言います。サブドミナントのことを下属音と言います。ドミナントのことを属音と言います。7度、リーディングトーンのことを導音と言います。ダイアトニックスケールにおける。1度4度5度7度のことです。
ここからですが、同主調というのがあります。同じ主音、を持つスケールのことです。具体的にはCメジャーキーとCマイナーキーがその関係になります。Cが同じということです。パラレルキーと言います。同じ音を主音に持つメジャーキーとマイナーキーです。
次は平行長です。リレイティブキーと言います。CメジャーキーとAマイナーキーがその関係になります。メジャーキーの短3度下になります。同じ調号を持つメジャーキーとマイナーキーのことです。
次は属調です。CメジャーキーからみたGメジャーキーがそれに当たります。ドミナントキーと言います。あるキーの属音を主音とする同じタイプのキーです。

次は下属調です。サブドミナントキーと言います。Cメジャーキーから見てFメジャーキーがそれに当たります。あるキーの下属音を主音とする同じタイプのキーです。

メジャーダイアトニックコード

メジャーダイアトニックコード

12の音の中で7つの音を使ってスケール、音階を作ります。これをダイアトニックスケールと言います。そのダイアトニックスケールの中で、最も有名なのがメジャーダイアトニックスケールです。ドレミファソラシドのことです。メジャーダイアトニックスケールの音だけを使って構成されているコードを、ダイアトニックコードと言います。

ダイアトニックコードを覚えると作曲が楽になります。ⅠⅡⅢⅣⅤⅥⅦの7つだけでも十分成立します。

  • 3和音の場合。Ⅰ Ⅱm Ⅲm Ⅳ Ⅴ Ⅵm Ⅶm-5
  • 4和音の場合。ⅠM7 Ⅱm7 Ⅲm7 ⅣM7 Ⅴ7 Ⅵm7 Ⅶm7-5

難しそうに見えますが、スケール音をルートに1音飛ばしで重ねているだけです。そしてコード音を転回してコードのバリエーションを増やしているだけです。一般的には4和音が使われることが多いので、覚えるのは4和音のほうが実用的です。
ダイアトニックコードの持っている機能別に分けると、ⅠM7 Ⅲm7  Ⅵm7がトニックです。Ⅱm7  ⅣM7 がサブドミナントです。Ⅴ7 Ⅶm7-5がドミナントになります。それぞれが置き換えることのできる代理コードです。コードの機能でいえばたった3タイプしかありません。

コードの数は無限にあります。訳が分からなくなるので、まずダイアトニックコードを使うようにすれば、無難で、間違いがありません。

ナチュラルマイナースケールのダイアトニックコード

ナチュラルマイナースケールのダイアトニックコード

KeyCのメジャーダイアトニックコードは、CM7、Dm7、Em7、FM7、G7、Am7、Bm7-5ですが、平行調のAのナチュラルマイナースケール上のダイアトニックコードはAm7、Bm7-5、CM7、Dm7、Em7、FM7、G7で、並び替えているだけです。しかしメジャーキーとは音程が変わり、コードの役割も変わります。

メジャーダイアトニックコードの場合は、ⅠM7、Ⅱm7、Ⅲm7、ⅣM7、Ⅴ7、Ⅵm7、Ⅶm7-5ですが、ナチュラルマイナースケールのダイアトニックコードの場合は、Ⅰm7、Ⅱm7-5、♭ⅢM7、Ⅳm7、Ⅴm7、♭ⅥM7、♭Ⅶ7になります。
Ⅳm7をサブドミナントマイナーと言います。Ⅴm7をドミナントマイナーと言います。Ⅰm7をトニックマイナーと言います。Ⅱm7-5はサブドミナントマイナーです。♭ⅢM7はそのままトニックの代理です。♭ⅥM7、♭Ⅶ7は両方ともサブドミナントマイナーの代理になります。メジャーダイアトニックコードの場合の各コードの役割は、Ⅰ~Ⅶはトニック、サブドミナント、トニック(またはサブドミナント)、サブドミナント、ドミナント、トニック、ドミナントです。コードの役割がメジャーダイアトニックコードと変わっていることに注意しましょう。

Cのナチュラルマイナースケール上にできるダイアトニックコード四和音は、メジャースケールとは音程の並びが違うので、当然できるコードも違ってきます。Cm7、  Dm7-5、  EbM7、  Fm7、  Gm7、  AbM7、  Bb7、となります。ややこしいですが、コードやスケールの知識がついてくるとだんだん解ってきます。