曲を作るときに最低3種類のコードがあれば成立する

曲を作るときに最低3種類のコードがあれば成立する

曲を作る場合に、コード進行と使うコードの種類に迷った場合には、とりあえず、3種類のコードがあれば成立します。

もっと突き詰めていけば、2種類のコード、盛り上がりのコードと、落ち着きのコードの2種類があれば、成立します。

小学校に戻って、起立、礼、着席のコード進行は、KeyCの場合は、C、G、Cです。CM7、G7、CM7でもいいですが、4和音でも3和音でも同じです。

ベートーベンの、第9は、CとGだけです。2つのコードだけでも、名曲は名曲です。複雑なコード進行にしていくのは、作り手の意図で、別に複雑にしなければならないわけではありません。ショパンの別れの曲も2つだけです。
とりあえず、1番簡単なコード進行に使う3種類のコードを覚えましょう。ダイアトニックスケールから割り出したダイアトニックコードのⅠとⅣとⅤだけを使いましょう。

KeyCの場合にⅠは、CM7です。Ⅳは、FM7です。Ⅴは、G7です。これらは、トニック、サブドミナント、ドミナントと言います。トニック波戸のコードにも進めて、ドミナントはトニックに戻りたがります。

テンションとか、代理コード、裏コードは、難しいので、後回しにしましょう。但しこの3つのコードの音を転回して組み替えて、スムーズな進行になるようにだけは、ちゃんと試みましょう。これをヴォイシングと言います。

ベース、メロディアス、ルート弾き、リズム

ベース、メロディアス、ルート弾き、リズム

ベースのアレンジにおいての基本の基本をまとめておきます。

ベースを構築する場合の大切なことは、まずリズムが大切であるということです。リズムを作る土台はドラムの人と、ベースの人が土台を作りますので、ベースは打楽器に合わせないといけません、ベース音は、特にバスドラムの音と合わせましょう。リズムが狂ってしまえば、もともこもありません。
これを踏まえたうえで、1番安定するベースは、コードのルート音を弾く方法です。単純な方法ですが、安全で、コードのハーモニーが安定します。単純に8分刻みでも、16分刻みでもいいですが、コードが鳴っている場合。そのコードのルート音のみ弾きます。もちろん4分でも構いません。これが基本中の基本です。

ロックなどでは、ルート弾きが多く用いられています。ストレートで、パワフルなベースラインが作れます。コードが変わる部分でルート音が鳴っていると、安定して聞こえます。

次はコードのルート音と5度と、オクターブの音を使ってベースを構築します。これも単純ですが安全な方法です。

次はスケールを理解して、メロディのようにベースをアレンジしていきますが、スケールへの理解がないと解らなくなります。ところどころ、しっかりとしたルート音を入れていかないといけません。
ベーシストの人は更に、この土台の上に、スラップなどの奏法が加わり、広がっていきます。

ベースの耳コピ

ベースの耳コピ

耳コピというのは、楽譜やタブ譜などに頼ることなく耳だけで曲を聴いて、音を探して、曲をコピーすることです。

歌を歌っているのもメロディを耳で聞いてコピーしていることなので、同じことです。コードでもベースでも、リズムパターンでも同じことです。耳コピは、音の高い低いの判断がつけば、音を探せます。一般的に言われていることは、ベースの音をとることは難しいです。もちろんコード、和音をとるのも難しいです。

まず聞こえにくいのが低音域です。聞こえにくいので、DAWソフトなどで、イコライザーをかけて高音域を除いて、低音域を聞こえやすくしたり、ベースを1オクターブ上げて聞こえやすくしたりするテクニックがありますが、普通、ここまでする人はいないでしょう。

とりあえず耳で聞いて、口に出して音が歌えれば、音が取れているということです。もしくは楽器を弾いて、同じ音を探ります。

Windowsのパソコンに、最初から入っている、Windows medeia playerの再生ボタンを右クリックすると、曲の再生をスローもしくはファーストに出来るので、スローにして聞いてみれば、音を格段に探しやすくなります。

耳コピという技術は、結局のところ、音が高いか低いかを判断していく技術です。

ヘッドフォン

ヘッドフォン

ヘッドフォンには大きく分けて2種類あります。開放型のヘッドフォンと密閉型のヘッドフォンがあります。

まず密閉型のヘッドフォンは、閉塞型、クローズタイプとも言いますが、音が漏れない仕組みになっていますので、周りに迷惑もかけませんし、何より音楽制作時のモニタリングように適しています。モニターヘッドフォンはこのタイプです。ただし音が漏れないので、音が正確に取れる代わりに使用時間が長いと疲れます。ボ-カル録りやレコーディングスタジオなどでは、このタイプのものを使います。

開放型のヘッドフォンは、オープンタイプと言います。音が漏れます。但し広い空間で聞いているように感じます。長時間の使用でも疲れにくい特徴があります。
インピーダンスと感度があります。インピーダンスは簡単に言いますと、ノイズを抑えることのできる力だと理解しておけばいいです。 Wikipediaには、電気回路におけるインピーダンスは、交流回路におけるフェーザ表示された電圧と電流の比である。 直流におけるオームの法則の電気抵抗(レジスタンス)の概念を複素数に拡張し、交流に適用したものであり、単位としてはオーム …とか書いていますが、これでは難しくてわかりません。感度は音の出力です。インピーダンスが高ければ高いほどノイズは低減されますが、音の出力は小さくなり、音は小さく感じられます。

完全5度、パーフェクトフィフス

完全5度、パーフェクトフィフス

完全5度、パーフェクトフィフスはギターなどにおいて、重要な役割を果たします。

完全5度は、ロックなコードを生み出します。パワーコードと呼ばれるものです。サードの音を省いている、完全1度、ルートと完全5度、パーフェクトフィフスで構成されています。サードの音を省いているので、メジャーかマイナーかわからないサウンドになります。完全音程のサウンドになります。
完全5度の音を下のほうに置くと、サウンドが重厚なサウンドになります。どちらがいい悪いではなく、転回したものと通常のコードの適材適所の使い分けが必要になります。1度3度5度7度よりも1度5度7度3度のほうが重厚なサウンドになります。よりルートに近い低音域に5度を置くとボトムがしっかりします。

また通常の和音においては、メジャー、マイナーを決める音ではないので、4和音や5和音などでは、5度の音は省くこともできますが。3和音においては、5度の音は和音の厚みを増す効果があります、3和音では省きません。1度と3度でメジャーマイナーのコードの響きは成立しますが、5度がないとパワーがありません。

オクターブの音のちょうど真ん中の周波数が、完全5度です。

音感トレーニング

音感トレーニング

音感を鍛えるトレーニング法があります。非常に簡単なことです。まず音程を理解します。2音間の音程です。

同じ音はユニゾンです。
基準の音から鍵盤1つ進んだところ、隣の鍵盤が短2度です。マイナーセカンドです。
基準の音から鍵盤2つ進んだところ、長2度です。メジャーセカンドです。
基準の音から鍵盤3つ進んだところ、短3度です。マイナーサードです。
基準の音から鍵盤4つ進んだところ、長3度です。メジャーサードです。
基準の音から鍵盤5つ進んだところ、完全4度です。パーフェクトフォースです。
基準の音から鍵盤6つ進んだところ、増4度、減5度です。オーギュメントフォース、デミニッシュフィフスです。

基準の音から鍵盤7つ進んだところ、完全5度です。パーフェクトフィフスです。
基準の音から鍵盤8つ進んだところ、短6度です。マイナーシックススです。
基準の音から鍵盤9つ進んだところ、長6度です。メジャーシックススです。
基準の音から鍵盤10進んだところ、短7度です。マイナーセブンスです。
基準の音から鍵盤11進んだところ、長7度です。メジャーセブンスです。
基準の音から鍵盤12進んだところ、完全8度です。オクターブです。
これを踏まえたうえで、メロディックインターバル、要は2音をバラバラに弾いて音程を判断していく方法。ドを弾いてレを弾いて、長2度、メジャーセカンドだとわかるように聞いて耳を鍛えます。

ハーモニックインターバルは2音同時に鳴らして音程を判断します。ドとミを鳴らして、長3度、メジャーサードだとわかるように耳を鍛えます。

当然、音、基準の音は、さまざま変わるので、いろいろな2音間の音程が判断できないといけません。

音域

音域

シンセサイザーや電子ピアノなどの鍵盤楽器には、最大88鍵盤の音域があります。低い音から高い音までさまざまな音域の音が出ます。音域は、音の高さの範囲を表します。楽器により音域は様々です。鍵盤数の少ないものもありますが基本、オクターブキーというのが付いていて、音域を変えることができるので、すべての音域を出すことができます。

オルガンやエレクトーンなどは2段の鍵盤になっています。

低い音域と真ん中の音域と高い音域で、その音域が受け持つ役割があります。

  • 真ん中より低い音域は、ベースの役割をしています。ベースは音楽の土台で、音楽を下から支える重要な役割です。和音の音を支配してしまうぐらい力を持っています。ベースの音で全体の厚みが増しますし、音圧も増します。ベース抜きでは、音楽は成り立ちません。メロディーを支える音域です。ハーモニーの1番下の音を支えます。エレクトーンなどはペダルを足で踏んで、ベース部分の音域を担当します。
  • 真ん中より上の音域はメロディーを担当します。メロディーを演奏すると高い音域なので目立ちます。エレクトーンでは上の段の鍵盤です。
  • 真ん中の音域はコード、和音を担当します。真ん中の音域で和音を演奏すると、気持ちの良いサウンドになります。和音は複数の音を同時に鳴らすことです。エレクトーンでは下の段の鍵盤です。

平行調、マイナーキーを見極めるには

平行調、マイナーキーを見極めるには

メジャーキーには必ず対となるマイナーキーが存在します。KeyCのメジャースケールはドレミファソラシドですが、並行長は、KeyAのナチュラルマイナースケール、ラシドレミファソラがそれに当たります。使われている音は全く同じです。同じ音を使っているにもかかわらず、Keyの音と音階の並び方音程の違いで、全く違う響きの音階になります。平行調の関係は、メジャースケールの短3度下がナチュラルマイナースケールのトニックです。逆に言えば、ナチュラルマイナースケールの短3度上がメジャースケールのトニックです。

メジャーキーとマイナーキーが曲には存在し、同じ音を使い、同じ調合を共有しています。丁寧にマイナーキーと書いてくれていればいいですが、なかなかそうゆうことはありません。同じ音を使っていても旋律が違います。

では五線譜に書かれた場合に、リレイティブキーは同じ調合ですから見分けがつきません。パッと見たときに、メジャーキーかマイナーキーなのかは、曲を見ないと解りません。使われているコードを見てナチュラルマイナースケール上のコードが、配置されているのかを判断しないといけません。もちろん曲調がマイナーの感じなのかを判断する手もあります。

近親調と遠隔調について、マイナーキーの場合。

近親調と遠隔調について、マイナーキーの場合。

Ⅰm、KeyCmが、転調する先の調が近い関係か遠い関係かによって、転調感が変わります。
まず同主調のCですが、ここは近親調ではなく遠隔調になります。注意しましょう。コードを借りる借用の場合は、借りてくることは、同主なので容易です。転調した場合は、強い転調感になります。パラレルキーと言います。
近親調は、以下の通りです。気が付くと思いますが、KeyCmのダイアトニックコードの関係と同じになっています。

  • 平行調。KeyE♭です。リレイティブキーと言います。
  • 属調。KeyGmです。5度マイナーになります。ドミナントマイナーキーです。
  • 属調の平行調。KeyB♭です。ドミナントマイナーキーのリレイティブキーになります。
  • 下属調。KeyFmです。サブドミナントマイナーキーです。
  • 下属調の平行調。KeyA♭です。サブドミナントマイナーキーのリレイティブキーになります。

この5つ以外はすべて遠隔調です。近親調というのは、強くKeyが変わった感じがありません。遠隔調は、強い転調感が得られます。転調を使いこなす場合に知っておくと、転調のコントロールがしやすくなります。
Ⅰm度から見てⅡm-5、Ⅲ、Ⅳm、Ⅴm、Ⅵ、Ⅶという関係になっています。ダイアトニックコードが分かっていれば、転調先の感じがつかめます。
マイナーキーもメジャーキーと基本は同じことです。

近親調と遠隔調について

近親調と遠隔調について

KeyCが転調する先の調が近い関係か遠い関係かによって、転調感が変わります。
まず同主調のCmですが、ここは近親調ではなく遠隔調になります。注意しましょう。コードを借りる借用の場合は、借りてくることは、同主なので容易です。転調した場合は、強い転調感になります。パラレルキーと言います。
近親調は、以下の通りです。気が付くと思いますが、KeyCのダイアトニックコードの関係と同じになっています。

  • 平行調。KeyAmです。リレイティブキーと言います。
  • 属調。KeyGです。ドミナントキーと言います。
  • 属調の平行調。KeyEmです。ドミナントキーのリレイティブキーになります。
  • 下属調。KeyFです。サブドミナントキーと言います。
  • 下属調の平行調。KeyDmです。サブドミナントキーのリレイティブキーになります。

この5つ以外はすべて遠隔調です。近親調というのは、強くKeyが変わった感じがありません。遠隔調は、強い転調感が得られます。転調を使いこなす場合に知っておくと、転調のコントロールがしやすくなります。
Ⅰ度から見てⅡm、Ⅲm、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵmという関係になっています。ダイアトニックコードが分かっていれば、転調先の感じがつかめます。
これを踏まえたうえで、マイナーキーの場合に続きます。