この声を出しているときは、声帯はこんな感じになっています。

この声を出しているときは、声帯はこんな感じになっています。

様々な声を出しているとき、声帯はこんな状態になっています。イメージできれば、声の出し方、発声法がわかります。声帯は、2つのひだ、粘膜です。声を出すイメージは、指でチョキを作って、その内側に息を吹いて空気が通る時のようなイメージです。声帯の内側に空気が通るときひだは細かく振動して声になります。では以下の声の時、声帯はこんな感じになっています。

  • 低音域。低音域を出すときはほとんど声帯が開いている状態になっています。8割ぐらい開いている状態です。
  • 中音域。中音域を出すときは半分ぐらい声帯が閉じた状態になっています。
  • ミックスボイス。ミックスボイスを出すときは、中音域よりさらに声帯が閉じた状態になっています。8~9割ぐらい閉じた状態です。ハミングにかなり近くなります。
  • ハミング。ハミングは口を閉じて鼻に響かすように発声します。ハミングを出すとき、声帯はピッタリ閉じた状態になっています。ミックスボイスを出す時に近い形になります。
  • 裏声、ファルセット。裏声、ファルセットを出すときは、声帯は離れた状態になっています。ハミングとは、全く逆です。息が多く漏れる状態です。

音程を作る喉、声帯のしくみ

音程を作る喉、声帯のしくみ

のどのところにある声帯がどうやって音程を作り出していくのかをまとめておきます。

のどには声帯があります。声帯の周りにはいろんな筋肉があります。声帯自体は粘膜です。

楽器、特にギターの弦を思い浮かべるといいですが、ギターの弦は、強く引っ張ると高い音が出ます。弱く引っ張ると低い音が出ます。引っ張って高い音、緩めて低い音というように、音程を作り出しています。声帯も楽器の弦も仕組みは全く同じです。人間の声も1つの楽器であるとも言えます。

自分の声帯を伸びちじみさせて歌っています。音の高低をこうやってつけています。楽器も大きいもの、小さいものがあります。大きなコントラバスは低い音が出ます。小さなミニギターは高い音が出ます。声帯も声帯自体が大きければ低い音が出て、声帯自体が小さければ、高い音が出ます。声帯の大きな男性は低い音が出て、声帯の小さな女性は高い音が出ます。その声帯を伸びちじみさせて更に、音程を上げたり下げたりします。声帯に基本の大きさがあるので出せる音の限界はおのずと決まってしまいます。

男性が更に高い音が出るのかといえば、理屈でいえば更に強い力で声帯を引っ張れれば出るのでしょうが、現実は不可能です。

声帯の基本

声帯の基本

声帯(声を出す器官)の位置を把握しておきましょう。答えは、のどぼとけの奥のほうにあります。声帯と気管と肺はつながっています。声帯の周りは、声門と仮声帯と披裂軟骨と喉頭蓋結節からなります。といっても解りにくいので、解りやすく言えば、1対になった粘膜のひだです。呼吸しているときは、声帯はひらいていますが、声を出すときは、閉まって、肺からくる空気によって細かく振動します。この振動が声です。ではどう言った状態になった時にどんな声になるのかをまとめておきます。

  • 日常の使われる声域を、話声域といいます。、話声域はh上に狭い範囲しか使っていません。歌の場合は、低音域はある程度天性で決まります。高音域は、トレーニングで伸びます。
  • 大きい声は肺から押し出してくる空気の流れに対して、声帯を分厚くして、閉じた状態で、強い息を吐き出すと声は大きくなります。
  • 小さい声は大きい声とは逆に、声帯を薄くして、閉じた状態で。肺からくる空気を弱く、息を弱く吐くと、小さな声になります。
  • 低い声は声帯は閉じてはいるが、緊張せず緩めた状態で振動数が少なくなると、声は低くなります。男性の声帯は、分厚く長いので、それだけで声は低くなります。
  • 高い声は声帯が、非常にに緊張した状態で、閉じている場合、声帯の振動数が多くなると高い声が出ます。女性の声帯は、薄く、短いので、それだけで声は高くなります。