喚声点を制する

喚声点を制する

鍵盤のメーカーの名前が書いてある真ん中のドをC4のドと言います。喚声点は、地声が裏返るところです。裏声に代わるところです。男性は、G4ぐらいのところで裏返ります。女性は、C5のところで裏返ります。ちなみにドレミファソラシドは、CDEFGABCです。半音が全音ぐらいの個人差があります。ミックスボイスは、この喚声点を消すことが出来ます。男性のミックスボイスはE4からA#4が歌うところです。女性の場合が、A#4からD#5ぐらいのところがミックスボイスで歌うところです。
喚声点の3つ前ぐらいの音からミックスさせていくといいです。喚声点で切り替えるのは、強引ですし無理があります。自分の喚声点をきっちり把握しましょう。歌のメロディーを見ていくときに何処に喚声点があるのか少しかんがえてみましょう。男性が女性のキーの歌を歌う場合に半音5つ下げるとうたいやすくなります。女性がどんな感じで歌っているのかが体感できます。逆に女性が男性の歌を歌う場合に半音5つ上げると、男性がどんな感じで歌っているのかが分かります。地声、ミックスボイス、裏声が1本につながった滑らかな発生になります。メロディー内の音のどの音が出せない、出ないを把握しておくことも大事です。

ボイトレ専門用語いろいろ

ボイトレ専門用語いろいろ

分かるようで解りにくいボイトレの専門用語をいくつかまとめておきます。基本的な用語ばかりですが重要なものばかりです。知っていれば理解度は深まります。

  • ピッチ。音高です。音そのものの、音の位置です。ドはドですから、それより少しでも高かったり低かったりしてはいけません。ドの音の位置はドの音の位置だということです。
  • インターバル。2音間の音の距離です。日本語では音程といいます。ピッチが1音の点の位置に対してインターバルは2点間の距離です。
  • チェストボイス。実声。これは歌声のことです。歌声、実声には倍音がたくさん含まれています。ドを歌っても、実際は、ドソドミソシドレミソとなっています。
  • 地声。いつもしゃべっている声のことです。
  • ファルセットは息の混じった不確かな裏声です。
  • 声帯。のどぼとけのところ、咽頭の奥の2枚の弁です。これを空気で振るわせて音を出します。秒速千回以上の振動回数です。声の大本はこの振動ですがこの弁の振動だけでは、音量は小さくてどうにもなりません。そこで、増幅させる必要が出てきます。
  • 共鳴くう。振動を響かせ増幅させる空間です。主に口腔、鼻腔、胸腔になります。頭蓋骨や目の部分なども空間です。

高い声を作ろう!!

高い声を作ろう!!

高い声を出していくときのコツとやり方をまとめておきます。

高い声は、声を上にもって行くようにします。頭のてっぺんに声を抜いていくように出していきます。地声が強い人はより意識を頭のてっぺんにもっていくようにしましょう。息が上に行くような感じです。息というか、声を当てる場所があります。軟口蓋という場所があります。軟口蓋は、口の中の奥の上側の柔らかいところです。ここに息、声を当てて高い声を作りましょう。声を抜く方向を後頭部に抜くようにもっていってもかまいません。
一番高い声は頭のてっぺんに抜きますが、ここに低い声をミックスしていきます。ミックスする場合に、低音成分をミックスしないと、頭のてっぺんから抜いた声は、裏声のパワーのない高い声になってしまいます。混ぜると強い声になります。低音を混ぜる場合には、首の後ろから声を抜く感じになります。低音は、舌の付け根に向かって出す感じです。頭のてっぺんに抜く声、後頭部に抜く声に首の後ろに抜く声を混ぜて声のパワーを強めます。2方向に声を抜く感じになります。
声は、口から前に出すようなイメージがありますが、実は頭の上や舌の付け根や後頭部、首の後ろなど、イメージとは逆の方向に声を運ぶ感じです。

ミックスボイスとは

ミックスボイスとは

ミックスボイスとは何でしょうか?
ミックスボイスとは、地声と裏声が均等にミックスされたものですが、地声と裏声の音圧と音質が極めて同じレベルに等しく鍛え上げられて、ミックスされたものになります。
音階の下から上まで、滑らかにつながるので、美しく歌うことが可能になります。このためには、2つの筋肉を鍛え上げる必要があります。1つは、声帯を締める筋肉である、披裂筋と声帯を伸ばす筋肉の輪状甲状筋です。この2つの筋肉のバランスが同じでないとミックスボイスは、出せません。地声の強い男性は、披裂筋が大きく、声が高い女性は、輪状甲状筋のほうが発達しています。
音階の低いほうが地声の披裂筋の強いゾーンです。音階の高いほうが輪状甲状筋の強い裏声のゾーンです。この2つの筋肉のバランスを整えて、途中のブレイク(ブリッジ)、地声路裏声の切り替えポイントがわからないぐらいに滑らかに繋がるようにトレーニングをするのが、ボイストレーニングの1つです。
いきなり筋肉を鍛えずにミックスボイスを出そうとするのは、いきなり鍛えずに全力疾走するようなものです。歌うことは、よく言われますが、スポーツです。
ミックスボイスとは、音階の下から上までを滑らかに地声と裏声を切り替えていくためのテクニックです。